【ビジネスマン】1分で話せ!!
今回はお気に入りの本について紹介していきます。この本書の結論としてはプレゼンは「相手を行動させてなんぼ」という内容となっており、そこに至るまでのエッセンスが詰まってる本になってます。
■相手を動かせてなんぼ
クオリティの高い資料の作成や流暢なトークができると言っても、人は相手の話を80%は聞いていません。パソコンを開いて、何か違う作業をしている人、眠い、退屈と思っている人、いろんなことを考えています。
そんな人がほとんどの中、有効な方法が「1分で話せるように、話を組み立て伝える」ということです。
その為に、必要なことを順にお伝えします。
まず、プレゼンは殆どの場合で「どこで」→「誰に」→「何を」→「どうしてもらいたい」という構造になっていて、この「誰に」という部分をイメージしながらプレゼンを作っていきます。
作成時に抑える部分が下記の通りです。
■1:相手を意識する事(相手をよく知る事)
・どんな立場の人・何に興味があるのか・どのくらいの知識があるのか等、分析した上で、プレゼンもカスタマイズする。
■2:ゴールの設定
聞き手をどういう状態に持っていくのか整理し、どう行動してもらえたら最高なのか。そうなるように何を伝えたら良いか、逆算して動いていく。
■3:「根拠」「結論」「具体例」の三段ピラミッドという骨組みを作る。
■4:プレゼン時は相手の「左脳」と「右脳」に働きかける事を意識する事が重要。
人は「左脳」で理解し「右脳」で感じてようやく動いてくれますので、ロジカルに伝えること、そして情熱的なマインドが非常に大切になってきます。
基本この4点を抑えプレゼンに挑むわけですが、次に大事になってくるのが
「リトルホンダ」です。
ん?となってしまう内容ですが。。。笑
こちらはサッカーの元日本代表、本田圭佑選手がイタリアの名門ACミランに移籍した際の会見で発した名言になります。
記者:ACミランを選んだ理由は?
本田選手:心の中のリトルホンダに聞くとACミランでプレーしたいと言われました。
このように自分を俯瞰するというのはプレゼンをしていく上で大切の要素になってきます。
これは多少経験値も求められてきますが、自分が話す内容を客観的に分析するという事です。(どういう風に見えているのか。どう自分の声が聞こえているのか)
簡単に実践できる内容としては、プレゼン前に相手の席に座って、自分の話している姿をイメージし、修正をくわえるのが良いとされています。
主観の自分を意識していくことをメタ認知と言い、優れたビジネスパーソンは皆「メタ認知力」が優れています。普段から意識し、自分自身を修正する能力を磨いていきましょう。
その積み重ねが、人を動かすプレゼンにつながっていきます。
□メタ認知とそのはたらき
メタ認知の「メタ」とは「高次の」という意味です。つまり、認知(知覚、記憶、学習、言語、思考など)することを、より高い視点から認知するということです。メタ認知は、何かを実行している自分に頭の中で働く「もう一人の自分」と言われたり、認知についての認知といわれることがあります。
本日は以上です。
ご覧頂きありがとうございました。
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