#41 わたしはHSPのふどうさんやさん 〜HSS型HSP 生きづらさを軽くするための格闘記〜

■HSP(HSS型HSP)のわたしが読書をするワケ Vol.6

●本屋さん(書店)で楽しむ
「BRAIN TRIVEN(ブレイン トリブン)パフォーマンスが高まる脳の状態とは」(青砥瑞人著・ディスカヴァー・トゥエンティワン)は、ネットやビジネス系の記事などである程度の内容は知っていたつもりで、書店に行っても手にすることはなかったのです。
当時、今知りたい、欲しているテーマとは違うなっていう感じから・・・
HSPのメカニズムを知っていきたい!何が軽くできる術はないのか?が大前提であったので・・・

実は、書店に行く前に別の本を購入予定で候補が2冊(近いテーマでした)あったのです。この2冊もネットやビジネス系の記事で読んでみたいと思って書店に向かったのですが、手に取ってさっと目を通したところ、今の自分ではちょっと入ってこないように感じになり、候補にしていた2冊は見送ることに。

せっかく本屋さんに来たのに!

ちょっと時間があったので、その候補2冊の周辺の本棚を眺めて手に取って購入したのがこの本でした。書店(本屋さん)を楽しむひとつではないかと思います。
ネットショップも便利ですし、電子書籍もありますし、わたしも利用したこともありますが、なんか本屋さんで探すのが好きなんですね。
あと、忘れたくらいのときにでも読み返すことができますし、手に取って“なんか違う”と思ったときに違う本に出会うこともできますし・・・

●わたし自身のストレス反応を紐解いていく
今あるHSP(HSS型HSP)をわたし自身知りながら、いい意味で付き合っていかなくてはいけない・・・
・ストレスの原理を知る
・ストレスを分解して考える
・ストレスを確認する
・成功の前にあるストレスをパターン学習する
・ストレスが起きたときの脳内の反応(を確認する)
・適切なストレス(を確認する)
・避けた方がいいストレス(を確認する)
・慢性的なストレス(を意識する)
・ストレスとうまく付き合う
といったことがテーマに分けてあり、わたしにとってヒントという架け橋がとにかくいっぱい!
今現在わたし自身が探し求めていたことが満載でした!

ケガの功名?なのかもしれませんが、これこそ本屋さんに行くことのメリットではないでしょうか?

●書籍を拝読して
「自分がある刺激を受けても感じないからといって、他人に同じことを押しつけてはいけない」
「逆に自分にとっては大きなストレスでも、他人にとって大したストレスではない」
特に昨今のいろいろなハラスメントがはびこるこの日本社会には、自分の中の“理屈”だけを押し通して正当化しようとする傾向が強いのではないかと思っています。

人間はストレスを抱えると、脳の中で「闘争」か「逃走」の選択を自動的に行ってしまうようです。
そもそもHSP気質の人たちは、「闘争」を好まない傾向にあるため、「逃走」を選んでしまいように思えます。
「闘争」本能が出てしまうこと、それに根拠のない正義感や人よりも上に見られたい、または会社の中での地位が「俯瞰視点」を阻害させることが、いわゆる「老害」といわれるものを生み出してしまっているのではないか?
最近、中間管理職はいらない系の書籍が多くなってきたように思えますが、会社を良くしていく視点での管理職は必要だと思いますが、居場所を保持するための管理職は必要ないのではないか?と思っています。
この肩書がリタイア後の幻想を増長と恐怖心を引き起こす一因になっているのかも?

誹謗中傷扱いされてしまうと嫌なのですが、
上級国民なるものがマスコミなどで騒がれていますが、現役時代はそのコミュニティ(事業体)の中で立派な実績を上げていたのかもしれませんが、リタイア後に生活するコミュニティでは肩書は通用しないのです。維持したければ死ぬまでそのコミュニティ(事業体)の中だけで生きていけばいい・・・
自分の知らない社会でもその地位が保てると思い込んでいる、保てないとわかっていても自分を落とすことができないから自己保身に走る、それがストレスとなって「闘争」を生み出し攻撃性が強くなってしまうのではないか?

「逃走」は逃げることではなく、争いを避ける意味だと思っています。
HSPは、社会の中で厄介者扱いされてしまうことが多々あります。

気合いだ!根性だ!とかいまだにそのような考え方を推奨している人たち、HSPを厄介者と思っている人たちにはわからない、わかろうともしない、わかったとしても認めたくない・・・
これから先、そのような人たちがリタイア後の厄介者になっていく予備軍になっていくことを肝に銘じてもらいたいですね。
そういう人たちこそ、本を読んでもらいたい・・・

参考書籍
BRAIN TRIVEN(ブレイン トリブン)パフォーマンスが高まる脳の状態とは(青砥瑞人著・ディスカヴァー・トゥエンティワン)
あなたの脳のしつけ方 目からウロコの「実践脳科学」(中野信子著・青春出版社)
脳からストレスを消す技術(有田秀穂著・サンマーク出版)
ストレスに強い脳、弱い脳 そのカギはセロトニンが握っていた!(有田秀穂著・青春出版社)


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