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社会の絶対的存在!黄金バッテリー健在?!主人公型「建築」と女房役「土木」について

突然ですが、みなさんは
「建設」「建築」「土木」
それぞれの違いについてご存じですか?

「土木」は土に関連することだろうなぁと漢字を見れば大体想像がつくかと思いますが、
「建設と建築の違いを説明してください。」
と言われると、ちょっと怪しい方いませんか??
私も最近まで、「建築」と「建設」はほとんど同じ意味で、呼び方はどっちでもいいのかなと思っていました。

今回は、建設業の基本的な知識を深堀りしていこうと思います!




建設とは

建設とは、建築と土木を含めた総称のことを指します。
簡単に図で表すと以下のようになります↓

建設=建築+土木

建設・建築・土木の関係性を方程式にすると
「建設=建築+土木」
とあらわすこともできます。

では、建設と建築の違いが分かったところで、建築・土木についてもそれぞれ説明していきます!



建築とは

建築とは、人間が活動するための空間を内部に持った構造物を計画・設計・施工、そして使用するに至るまでのことを指します。

つまり、一般的な一戸建てから大規模な商業施設まで、建物に関する工事はすべて建築工事に分類されます。
例えば、下記が建築工事に該当します。

・家
・アパート
・マンション
・ビル
・商業施設 など



土木とは

土木とは、社会基盤を設計・建設・維持する技術分野のことです。

文字通り「土」が入っていますので、基本的に地面の工事のことを指します。

例えば、下記が土木工事に該当します。

・トンネルを掘る
・橋をかける
・道路を造る・舗装する
・ダム工事
・下水道工事
・河川・海岸工事 など


橋の工事も土木に分類されるんです!
皆さんはご存じでしたか??
橋の工事が土木に分類されることもそうですが、そもそも土木業界は悲しいことに知名度が低く、ネガティブなイメージを抱かれがちです。

土木業界には、まだまだ3Kと呼ばれる、
キツイ・汚い・危険
のイメージが残っています。

また、土木の工事現場は【地面の下の見えない工事】であることに加えて、
工事現場は壁に囲まれており、私たちが日常生活で土木の工事現場を目にすることがほとんどありません。

そのため、この業界は知ってもらうきっかけが少なく、悪いイメージが自然と膨らんでしまっていることがこれらの理由の一つだと思います。

しかし、今の土木業界ではそんな悪いイメージを払拭すべく、様々な取組みが進められています!
もちろん私たち豊開発も同じです。

残土の可能性を広げるため、残土の採取へ。


土木はすごく奥の深い分野であり、魅力的だと私は思います。豊開発で働く身として、土木の魅力を一人でも多くの人に伝えていくことが一つの使命だと思っておりますので、今後は「土木」について深堀りしていきます!



建築と土木は野球でいうバッテリー??

私は、「建設=建築+土木」の関係を見た時にパッと思いついた例えが、野球でいう
バッテリー=ピッチャー+キャッチャー
でした(笑)。

ピッチャーは、野球の中心的存在。
一番目立つ立場であり、主役です。
建築も同じで、完成後はもちろん、工事中でも人々の注目を浴びる
常にスポットライトが当たるような主人公的存在と言えます。

キャッチャーは、ピッチャーの女房役と言われるほど
【助ける・支える】
という言葉がぴったりなポジションです。

ピッチャーの活躍の背景には必ず、キャッチャーの見えない活躍があります。
「キャッチャーの能力が高いチームは強い」
といわれるほど、すごく重要な役割を担う存在だと言われています。

土木も同じではないでしょうか。
立派な強い建物を建てるには、土台がしっかりしていないと成り立ちません。
地面の中の見えない仕事のため、人々が日常で目にすることは少なく、
どのような工事が行われているかも知らない方がほとんどだと思います。

しかし、人々が安心安全に暮らせる街をつくるためには基礎工事は絶対に必要な工事で、社会にとってなくてはならないものなのです!


まとめ

結論、「建設」「建築」「土木」の関係性を図で表すと以下のようになります。

「建設」というグループの中に「建築」と「土木」が存在します。

建築は、ビルやマンションなど普段皆さんもよく利用する建物のことで、土木は、道路やトンネルなど地面に関係するものを言います。

人々が当たり前に安心して過ごせる街をつくるには、「建築」「土木」どちらもなくてはならない存在です。

さらに土木は、社会の基礎・土台となる部分なので私たちの暮らしに、
最も重要な役割を担っていると言えます。

私たち豊開発は、土木工事に携わる者として日々責任感と使命感を持って業務に取り組んでいます。
人々に密接していることや、社会に大きく貢献できるこの仕事はすごく魅力的でやりがいのあるお仕事だと私は日を重ねるごとに感じています。

今後は、豊開発が担う「土木」に重点を置き、さらに深く掘り下げてたくさんの魅力をお伝えしていきますので【YUTAKAの音色(おと)】に遊びに来てください!

深掘りはつづく…

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