緊張しない方法より、楽しむ方法を考える

好きな人とのデートや人前でプレゼンするなど、何かをやるとき、緊張はつきものだ。慣れれば緊張しなくなるという人もいるが、それは同じことを繰り返し取り組めるからであって、新しいことにチャレンジする時はやはり緊張する。そういった場面では、緊張を無理に抑えようとするよりいかにその状況を楽しむかというマインドセットが大切だ。楽しむことができれば、普段よりいいパフォーマンスを発揮する可能性さえある。

私はなかなかの緊張しいである。緊張すると声が震えるし、耳が赤くなるので周りの人にも緊張しているのがバレる。あ、緊張してるのバレてるんだろうなと思うとさらに緊張し声が震え、耳が赤くなる。このような悪循環に陥ってしまう。

対策として、緊張することをある程度予測し、プレッシャーのかかった環境に置かれていることを楽しめるマインドセットが有効である。個人的楽しむコツとして２つ紹介する。

ひとつは他人事のように考えることだ。自分の挑戦ややることをさも他人がやっているかのようにイメージする。そうすることで、あれ？、実際他人から見たらそんなに緊張することでもないなーとか、自分が妙にこだわってしまっていることに気付きやすい。俯瞰で見ることで過剰に意識をすることを防げる。

もうひとつは取り組んでいることをやり終えた未来を想像することだ。成功や失敗は関係なく、とりあえず取り組んでいることが終わった時の自分を想像する。おそらく、解放感に満ち溢れており、ひとつ新しいことに挑戦したことで自信もついているだろうなどと想像する。少し先の未来の自分を想像することはモチベになる。

他人事のように考え、少し先の未来を想像する。私はこうすることで緊張を感じにくくし、より楽しめるようになった。

このマインドセットを持つようになってからは、プレゼンなどをする時に褒められることが増えた気がする。なんとなくだけど。

新しいことをやる時は絶対に戸惑う。その時に感じる不安をどう処理するかで発揮できる力が大きく変わってくるだろう。

どんな時も楽しむという気持ちは忘れずにいたいものだ。