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上手に伝えるトレーニング 普段の雑談も練習になる

 普段の何気ない世間話も意識すれば、伝え方のトレーニングになり得る。文章を書くにしても、プレゼンをするにしても、上手く伝える技術というのは大切だ。人前で頻繁にする人以外は、伝える技術を磨く機会はあまりないように思える。しかし、意識すれば、日常的に伝え方を鍛えることができる。具体的にどのような意識で鍛えられるのかを紹介する。

私は伝える技術を鍛える場面は、プレゼンの時や卒論やレポートなどを書く時しかないと思い込んでいた。しかし、日常生活の中でも意識するだけで伝えるトレーニングになる機会は沢山ある。

日常生活の中で伝える技術を磨きたいなら、雑談を積極的にすると良い。普段の何気ない会話でも、伝える技術は活きる。短く返事をするけど、分かりやすい人がいる一方、ダラダラ話している割に何が言いたいのか全く分からない人もいる。私は最近、日常会話でも短く端的に返答することを心掛けている。

長く話すのは自己満足にすぎず、聞き手には大きなストレスを与えてしまう。話し方がロジカルな人は大抵、結論を頭に持ってくる。それから補足情報という形で付け加える。頭で分かっていても実際にやろうとすると結構難しい。強く意識しないと、前提情報やその行動に至った経緯などどうでもいいことから話し始めてしまう。

自分からなかなか話しかけられないという人は他人の会話を盗み聞きするのもいいだろう。悪趣味と思われるかもしれないがこれが結構面白い。電車で隣の人たちの会話を聞いていると、結局お前は何が言いたかったんだよ!、それ会話になってなくないか?と思わずツッコミを入れたくなるときもある。

相手に何か聞かれたらまず一文で簡潔に答える。これは雑談やプレゼンだけでなく、noteや文章を書く時にも大切なことだ。

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