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『カエルの楽園』(著:百田尚樹)を読んで

先日、『カエルの楽園』を読みました。

大学に入ってから読んだ本で、ベスト3に入るくらいの衝撃を受けました。

多くの方に読んでもらいたいのでまとめておきます。

あらすじ

国を奪われたアマガエルたちが、住みやすい土地を求めて旅に出るお話です。

厳しい旅の途中でだんだんと仲間たちが減ってしまいますが、最終的に二匹のアマガエルが争いのない国に到着します。

果たしてこの国はカエルにとって楽園なのか、という話です。

気に入った理由

このお話は人間界をカエルの世界に例えたものであり、日本や中国に当たる国も出てきます。

『カエルの楽園』を読むと、普段日本の中からしか見られない世界を俯瞰的に見つめることができ、世界における日本の立ち位置を客観的に捉えることができます。

日本がこのままだとどうなってしまうのか、日本はどういう道を進むべきか、考え直させられる一冊です。

どんな人に読んでほしいか?

日本の経済に興味はあるけど、ニュースを見ないし何から始めればいいかわからない、という人にこそ読んでほしいと思います。(もちろん勉強している人にも読んでほしい!)

人間界をカエルの世界に置き換えているので本当に読みやすいし、専門的な知識は何もいりません。ニュースを見ても世界の細部しかわかりませんが、この本で世界全体を大局的に捉える視点が養えます。

中学校や高校の教科書に載せてもいいんじゃないかな?笑

もっと早くに読んでおきたかった本です。

ぜひ書店で見かけたら手にとってみてください!

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