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ハイレベル算数・数学の臥龍庵のスタンス

このnoteをお読みいただき、ありがとうございます。

筆者の田中善将です。

このnoteでは筆者の個人事業「ハイレベル算数・数学 臥龍庵」のスタンスを説明するnoteです。

教育現場における数学学習の課題

読者の皆さんが、必ず義務教育で学んでいる数学。

得意・不得意が別れ、理系が少なくなる大きなファクターが数学の学習にあると筆者は考える。

その論点とは何か。

筆者は10年間学校現場で数学科の教員として鞭を執ってたどり着いた一つの答えがある。

それが「難しい問題に触れるチャンスは均等ではない」ことだ。

難問へのアクセスに関する課題

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ギガスクール構想により教育現場にICT端末が入る。これにより、教育活動内の情報密度が上がってゆく未来は想像できる。

筆者の経営するスクールエージェント株式会社で、ICTを活用し、良い学び場への変容をサポートしているので、この未来に関してはすでに動いている。

ICT端末が入れば、それに伴って、基本的な知識技能の習得を助ける様々な学習ツールが低価格で普及し、多くの生徒が恩恵を受ける。

この未来も間違いないものとなった。

ではいよいよ、深い問題に触れ、学び合いの中で思考を練磨していく時間の最大化に向かうチャンスが訪れたということだ。

探究学習がじわじわと導入され、組み上がって行っている。

これは喜ばしい現実だ。

探究や深い思考を生む問題に取り組ませる時間の増加に関して議論の余地はなく、このレベルアップを望まない教員がいたとすれば偽物である。

子どもたちの能力開発を願っている教員ならば誰もがここにいずれたどり着く。

では、難問へのアクセスはどうか。

現在では、進学塾のトップオブトップの学生たちが学んでいるような、本当に深い思考力を練磨する教材は、実は書店に行けば販売されてはいるが、いったいどれがそのレベルに該当するかはなかなか見抜けない。

仮に教材をゲットできても、そこに向かう思考の礎を習得するには、まだまだ公教育に公開されていない至高のノウハウがある。

現在の進学塾に通う子どもたちは、そのノウハウを高額な学費を払って享受しに行っているのだ。

つまり、金銭的余裕がなく、でもより高いレベルの学習をしたい子どもたちは伸び悩んでいるのだ。

さてそろそろ臥龍庵が目指すゴールを述べよう。

日本の教育の大望

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筆者が目指す姿はここだ。

「この子の学力はこのくらいだから」

と教育者が蓋をして、永遠に難問に触れられない学生を量産する時代は終わりにしよう。

本人が望むようにモティベイトし、無料で難問にアクセス、さらにはその解説、思考の礎を享受できる未来を創ろうではありませんか。

わざわざ基本的な教材で一人で習得できるレベルのものに、学校での多くの時間を割くのではなく、思い切った改革で難問にアクセスできるビジョンを描きましょう。

臥龍庵のソリューション

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臥龍庵は入会時のみ登録料をいただき、そのあとは授業料など一切かかりません。夏期講習・冬期講習・春期講習も行いますが、授業料は無料です。

ただし、手元に教材があることだけは死守したい。

レベルアップに応じて教材を購入していただきますが、かなり難易度の高い問題が解けるようになる問題集を購入していただき、あとはYoutube Live、noteでのハイレベル教材と解説を無償で提供しています。

定期にLiveで配信することで、習慣化を目指します。

ただし、「教材があるだけでは子どもたちはやらない」のも事実。

その習慣化を一人でできない子向けに第二の矢として、Google Classroomで課題や進捗管理を行っています。

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さらに質問対応や定期的なモティベイト・質問対応を望まれる場合は、月に5000円(税込)で完全オンラインコーチングを担当する。

これは数に限りがあるが、現在5名が利用している。

空いた時間、目一杯予約を取ってくれ、定期的にハイレベルな数学をトレーニングする子どもたち。

深い思考力を最大多数の子どもたちへ

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ついに、教育が一段レベルアップするステージが来た。

筆者は中高数学の教員免許を持ち、現役の中高一貫校で数学の鞭を執っている。

故に、この授業は学校での利用もしていただけるように、配慮を弁えている。

仮に学校に通いにくい生徒さんがいても、Classroomで教材を割り当てれば、遠隔で学習していただける。

教材だけ用いて、学校の先生方が遠隔フォローをするのも良いだろう。

既存の教材や授業があるからこそこのパラダイムが可能になってくる。

全ての点が線となって、子どもが教材やメンターを選べる時代となってゆくのだ。

今こそ旧来型の仕組みや「〜ねばならない」に囚われることなく、柔軟に子どもたちに深い思考のチャンスを届けよう。

公平最適な教育現場へ

個別最適化の先、それは公平最適な教育現場だ。

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これは東京都杉並区の議会でも挙げていただいた筆者が作成した図だ。

多くの学校でコロナ禍で得たノウハウを咀嚼して活用されている。

個別最適化に向かっているのだ。

さらにその先、教育のニューノーマルとは。

それは、生まれや収入によらず、どんな子どもたちでも深い思考力を享受できる「公平最適」だと筆者は考える。

このパラダイムに移行するには国家戦略が必要だ。

教育のステークホルダーが既存の仕組みを脱することができれば、物理的に可能で、自然林のようにスクスク芽が育つ教育現場となるだろう。

大きな話は別のnoteで紹介している。

さて長文にお付き合いいただいた、読者の諸兄らに感謝の意を表したい。

これらの未来を呼び込むためには多くの先生方に賛同いただき、参入いただくことが必須となる。

筆者とコラボレーションをし、多くの子どもたちが「深い思考力」を無償で習得できる未来の実現を目指そうではありませんか。

いつも応援してくださる皆様に田中GT善将は支えられ、幸せ者です。ありがとうございます!