個人事業主として開業するためにやったこと7(肩書について)
今回は、個人事業主となったときの肩書について、自分はどう考えてどう決めたのかお話したいと思います。
1.肩書はなんのためにつけるのか
個人事業主をしている人は、大なり小なり自分のプロフィールを書く機会が出てくると思います。
私の場合、SNSのプロフィールですね。
屋号は確かに「タカハマプロジェクト」という名前にしたけど、自分の肩書をどうするか、考えていませんでした。
それに、名刺作成するときにも肩書は絶対に必要ですね。
ただでさえ一人でやっていくのに、物怖じするわけにはいきません。せめて肩書くらいは立派なものにしておきたいですよね。
ということで、自分の肩書を考えることにしました。
2.肩書によってなにを伝えるのか
そもそも肩書によって何を伝えたいのかというと、こんなことかなと思っています。
・自分がどんな仕事のプロなのかを伝える
・自分に決定権があるかどうかを伝える
会社とかであれば、会社の役職とその人の専門性がわかるような肩書だったりしますね。前職時代はたとえば「ネットワークコンサルティングエンジニア」「プロジェクトマネージャー」のような感じでした。
前々職の時は、部門の役柄でしたね。「エンジニアリング課課長代理」みたいな感じでした。
2.個人事業主はどんな肩書が使えるのか
基本、個人事業主はどんな肩書をつけても構いません。自由なのですね。
ただし、「取締役」という肩書は使えません。これは会社法という法律に記載があるんですって。
取締役は取締役会を結成した法人の役員に当たる人達を表す肩書なので、個人事業主では使えないようです。
3.具体的に肩書を検討する
ネットや本等で調べた感じでは、個人事業主のトップに当たる人を表す肩書はこんな感じでした。
社長、マネージャー、CEO、代表、店長、所長、総帥(?)
それ以外には、自分の仕事内容のリーダーというような書き方もあるっぽいです。私はプロジェクトマネージャーなので、
チーフプロジェクトマネージャー、主席プロジェクトマネージャ
といった感じです。
私自身は、自分ひとりでビジネスを行っていくので、士業のようなイメージで「xx士」のような名前をつけるのもありかな、と思ったり、オリジナルの肩書を作るというのもありだな、と思ったりしました。
あれこれ悩みましたが、最終的には
代表
でいくことにしました。
仕事内容を肩書にしてしまうと、それで色がついてしまいそうな気がしました。そこは純粋に業務内容で表現すればいいことだし、代表ならいろんな含みを持たせられるかなと思った次第です。
4.肩書の英語表記
さて、肩書は「代表」としたのですが、私はLinkedInというビジネス用SNSに英語のプロフィールを書いています。
少なからず英語でプロフィールを説明する必要があることもあります。
そこで「代表」にあたる英語を検索したところ、、、
これ!というのがないんです。
結局、その人がどんなことをやっているかによって変わってくるのです。
あれこれ悩んだのですが、
Founder / Chief Project Manager / Training Facilitator
というふうにしました。
Founderは「創始者」、「創設者」という意味で事業を最初に作り上げた人みたいな大仰なニュアンスになってしまうのですが、日本感覚で謙遜していると自信のないやつとなめられてしまうんです。
なので大きく出ることにしました(笑)
5.本日のまとめ
私のようにひとりで個人事業主として開業する場合、肩書は「取締役」以外ならなんでも構わないと思います。
何かの仕事に特化する場合には、その仕事が連想できるような肩書にするのもありです。
ただ、肩書に色を付けず、決定権をもっていることを伝えたいならば
「代表」
が無難だと思います。
それではまた!
日々感謝 m(_ _)m
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