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プロジェクトあるある(98)

本日のプロジェクトあるある:

「プロジェクトマネージャー」という仕事は世間から見たらマイナーな仕事である


ここまで「プロジェクト」という切り口で実に97個のあるあるを書いてきました。

ここまで長年経験してきたプロジェクト、そしてプロジェクトマネージャーという仕事についてがんばってきましたが、最近、

「プロマネというお仕事は、世の中に認知されてないよなぁ」

と思いいたるようになってきました。

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自分自身はプロマネとして長年仕事をしてきたので、その役割の重要さはよくわかっています。

ただ、このお仕事、世の中的にみると、知られていない仕事なんだとすごく感じるようになってきました。

テレビドラマなんかでも、リアルなビジネスシーンを盛り込んだドラマというものがかなり出てきましたよね。

でもプロジェクトマネージャーが登場し、その姿が描かれるドラマってあまり見たことがありません。

あ、そういえば逃げ恥スペシャルでプロジェクトマネージャー出てきてたっけwただ、出てきたプロマネは、どちらかというと組織の上司かな、という位の印象にしか見えませんでした。

これは仕方ありません。エンジニアのようにプログラムをガシガシ書くような、「プロマネってxxxな人」といった、典型的な姿がプロマネには存在しませんからね。

雑誌でもそうです。

プロジェクト管理に関する記事が定期的に掲載されている雑誌を私は見つけられていません。

あの日経の雑誌の中にでさえ見つけられていないです。

ググってみたら、はるか昔、PM Magazineという雑誌があったようですが、今は存在してないっぽいです。

クラブハウスに参加して自己紹介をするとき、自分の仕事が「プロジェクトマネージャーやってます」と言っても、「???」が空間に飛び交っているのがヒシヒシと伝わってきます。

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仕事に食いついてくるってことは皆無ですね。

世の中の圧倒的大多数の人からしたら、名前の雰囲気からせいぜい会社の課長や部長みたいな役職とそんなに変わらないくらいにとられているんだろうなぁ、と思ったのでした。

こうやって考えると、少なくとも日本においては

プロジェクトマネージャーはマイナーな仕事

と認知するに至りました。

考えてみると、中小企業で何かのプロジェクトを行うにしても、わざわざ専任のプロマネを立てるのって、コストがかかって難しいですよね。

なので今でもプロマネのタスクを分散して誰かが(無意識に)やっているんだと思います。

専任プロマネはある程度プロジェクトの規模が大きくならないと出番がないのが正直なところです。

日本においてプロマネという仕事がもっと認知され、例えばパイロットのようにあこがれの職業みたいになることってあるのでしょうか。

まあ、それは我々の世代ががんばって、若い世代のあこがれになるような仕事っぷりをみせていくしかないんだよな。

ちなみに、私はプロマネってどんな仕事ですか?と聞かれたら、

段取り屋のプロ

とか

仕切り屋のプロ

って言ってます(笑)


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プロジェクトマネージャーというお仕事がもっと世の中に認知されるように微力ながら自分も頑張ろうと思ったのでした。

それではまた!

日々感謝 m(_ _)m






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