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個人事業主として開業してからの経験を書いておく32(コワーキングスペースについて)

今回は、私のビジネススタイルでなくてはならないコワーキングオフィスについて書いてみたいと思います。

1.ルーツは前職時代の「サテライトオフィス」だった

前職時代、それこそ15年くらい前だったと思うのですが、大宮に「サテライトオフィス」なるものを開設したのです。

これは、北関東方面を担当している営業チームメンバーがわざわざ会社に戻って業務に戻るのはたいへんなのでオフィスの機能(ネットワーク、電話、FAX、打ち合わせスペースなど)を持つ拠点を用意しようというものでした。

基本、社員であればだれでも使えます。

メール、チャット、電話が使え、座席は空いていればどこでも使えるという物でした。

これ、コワーキングスペースの先駆けみたいなものですよね。

私としては、会社よりもサテライトオフィスの方が断然近いので、めちゃくちゃ活用していました。

人もそれほどこないし、静かな環境で快適に仕事できるし、私としては最高の環境でした。

ただ、稼働率があまりよくないということで2年くらいでこのオフィスは閉鎖されてしまいました。

こちらが大宮オフィスでした。すごくシンプルで使いやすいオフィスだったなぁ。

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2.コワーキングオフィスの存在を知ったのは最初は友人からのチャット

時は流れ、2017年。当時、あるプロジェクトでメンタルを結構やられ、リモートワーク気味だった時期がありました。

自宅での仕事がメインだったのですが、ある日、神田で飲みの約束がありました。

その時、「神田ラウンジって場所があるよ」と連絡してくれたのでした。

訪れてみると、そこは自分にとって理想のラウンジでした。

会員になる必要があるのかと思いきや、特にそういう縛りはなく、料金はドロップイン。空いていれば好きな席を利用できます。

WiFiも完備、自動販売機があるのですが、ぜんぶ無料なのです!

会議室が1つ、打ち合わせスペースが2つあって、事前予約さえすれば、無料で利用できます。

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その雰囲気、使い勝手、すべてが自分にしっくりくるぞ!

一発でこのスペースが大好きになってしまいました。

そこからこのオフィスのヘビーユーザーとなり、前職を卒業し、独立してからもこのオフィスは本当にお世話になりました。

タカハマプロジェクトが誕生したのも、神田ラウンジでした。

残念ながら神田ラウンジは2019年11月末をもって閉店してしまいました。

私にとっては、本当にお世話になった、最初のコワーキングスペースでした。

3.コワーキングオフィスの利用方法にはいろんなタイプがある

当時は自分がいいな、と思う条件に合うコワーキングスペースがなかなかありませんでした。

コワーキングスペースといっても、いろいろあります。ただ、大きくは以下の3タイプがあるのかなと思います。

タイプ①:会員登録し、月額料金を支払う必要があるタイプ
タイプ②:会員登録は必要だがドロップインできるタイプ
タイプ③:当日だけ利用できるドロップインのタイプ

神田ラウンジはタイプ③でした。

個人事業主になってわかったのですが、どうも私は1か所のオフィスに通い続けるというのがなじまないのですよね。

なのでコワーキングスペースでも、今日はここに行ってみよう、今日はこっちかな、というように、違った場所を使って仕事をしたい人なのです。

そうなると、タイプ①のような契約はあまり望ましくなくって、できるだけタイプ③、妥協してタイプ②にしたいのです。

昔はドロップインで利用できるコワーキングスペースがなかなか見つけられなかったのですが、今はかなり増えてきましたね。

4.私が使っているドロップイン利用可能なコワーキングオフィス

今現在、私がよく利用しているコワーキングオフィスで、タイプ③、タイプ②のものをいくつかご紹介しておきますね。

・ビズコンフォート(タイプ①、②、③)

ビズコンフォートは、東京を中心に主要な都市にコワーキングスペースを展開しています。

ビズコンフォートの良いところは、24時間365日利用可能なこととオフィスの多さですね。

ただ、駅からはやや歩くかな、という立地が多いイメージがあります。

神田など、一部のオフィスではドロップインに対応しています。私は月2200円のライトプランというプランに加入しています。

これは、2200円までならどのオフィスでも利用可能になります。オフィスは、1日1000円のタイプと2000円のタイプがあり、そのままだと月1回か2回だけ使えます。

もしもそれ以上利用したいときでも、使えますが利用した分だけ請求されるというものになります。

終日いつでもどのオフィスでも使い放題というプランもありますが、そこまで毎日利用するわけでもないので、私にとっては理想のプランでした。

私が比較的使う場所は、神田、秋葉原、川口あたりですね。大阪に出張したとき、江戸堀を使ったこともあります。

・ビジネスエアポート(タイプ①、②)

東京都内の大きな駅にコワーキングスペースを提供してくれています。

内装がかなり豪華で、ちょっとリッチな気分で仕事ができます。

会員登録は必要ですが、都度ドロップインでの利用が可能です。ただし、こちらは利用料が1日3000円とお高めになっています。

ちょっと気分を変えたい時、たまに使っています。

これまでは、六本木、恵比寿、新橋、神田、品川を使ったことがあります。

とても快適に仕事できますよ。

・リブポート(タイプ①、タイプ③)

浜松町と品川の2か所しかありませんが、ドロップインの可能なコワーキングスペースです。

私は浜松町しかつかったことありませんが、広々としたスペースでゆったりと仕事ができます。利用料は1時間550円、3時間1100円、1日2200円。別フロアに貸しオフィスのスペースがあるのですが、空きがあれば、そこをドロップインで使用することもできます。

・コタイム(タイプ①、タイプ③)

浦和駅西口にあるこじんまりとしたコワーキングスペースです。

ここは、ビルの4階にあるのですが、階段しかないのでそれが苦にならなければすごくリーズナブルなスペースです。

1日1000円とお得。モニターも3台ですが無料で貸し出ししてくれています。

電話できるスペースが打ち合わせスペースに限定されているので、どちらかというと学生さんやノマドワーカー向けかもしれません。

・コワーキングスペース7F(タイプ①、タイプ③)

大宮駅東口、大宮よしもとの真向かいのビル7階にあるコワーキングスペースです。

朝8時から利用が可能です。比較的広いスペースで、席数は結構多いです。電話を使う人用に仕切られた部屋があり、基本Web会議などが必要な人はその部屋で仕事をします。なので私は割とこの部屋にいますかね。

1日1000円とかなりお得です。うれしいのは、無料で使えるモニターが豊富に用意されていることですね。

集中して資料作成したいような時には割と活用します。

・ioffice吉祥寺

鍼治療のため定期的に吉祥寺へ通っているのですが、吉祥寺で仕事するときにはこちらを使っています。

一応会員登録が必要ですが、ドロップインの利用が可能です。1日2200円の利用となります。こじんまりとしたスペースで、全フロアでWeb会議可能です。

5.今回のまとめ

コワーキングオフィスの使い方は人によってまちまちだと思いますが、私の場合は特定の場所、特定の会社に縛られたくないのでドロップイン利用の可能な場所を活用しています。

いろんな場所でいろんなコワーキングスペースを知っていると、どこに行っても仕事場になりますし、カフェで長時間居座るよりは精神衛生上良いかな(笑)、と思っています。

これって、タカハマプロジェクトのサテライトオフィスが全国にあるようなものなんですよね。

本当に、個人事業主にとっては働きやすい時代になったものですね。

それではまた!

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日々感謝 m(_ _)m


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