加速するサウナブーム!発展する嬉しさと反面、「サウナ好き」って言うのが恥ずかしくなってきた話
サウナブームが加速する昨今ではサウナ専門番組やサウナ専門誌が登場し、サウナ情報を発信するサウナメディアも登場し、ますますサウナカルチャーは爆発し続けています。
スマートニュースもサウナチャンネルが登場したことでサウナに関する情報を集めやすくなり、サウナ好きだけでなくサウナに関心がある人やまだサウナに目覚めていない人にもサウナ情報が届くようになりました。
サウナブームにより「サウナ×〇〇」という括りで様々なサウナエンターテインメントが登場することになり、例えば「サウナ×アート」として今年の3月から8月にかけてチームラボによるアートサウナが行われます。
サウナブームの爆発は止まらずテレビ番組でもサウナについての話題が当たり前のように流れ、多くの著名人がサウナについて語る場面も多く見られるようになりました。
サウナについてテレビやラジオ、雑誌、メディアサイトなど様々な場面で情報が露出し、それに対してSNSを通じて著名人やインフルエンサーによって拡散されることで爆発的に広まり、ブームが促進されていきます。
また、玄人好みのサウナコンテンツも同時に進化しており、アウフグースやウィスキングを中心としたイベントも多く開催されるようになり、特にアウフグースは熱波師の熱心な活動もあり、開催頻度が増加傾向にあります。
テントサウナを体験できる施設や、テントサウナを購入できる場も増え、アウトドアサウナへの需要も増加し、玄人サウナーも新しいサウナ体験を求めて活動範囲が拡大している傾向にあります。
2019年のドラマ サ道の爆発的ヒットでサウナ好きが一気に増加し、2020年は新型コロナウイルスの流行にも負けずにブームは続いていきました。
サウナブームを俯瞰して見ると、一般層へ完全に広まったのは2019年以降であるため今後もサウナブームは続いていくと考えられます。
サウナは生活に直結することや健康面や精神面でも大きな効果が得られるので一貫性のブームとして終わらず、行く頻度は減ったとしても「サウナに行かなくなる」ことは少ないのではないかと思っており、サウナカルチャーは発展し続けるはずです。
今後も「サウナ」は多くの媒体で語られることだと思います。そしてそれが広がれば広がるほど嬉しい反面、ある矛盾した感情が湧き上がります。
それは「サウナが好きだと言うのが恥ずかしい」という感情です。
自身の考え方やサウナ歴は関係なく、ブームに乗ったミーハー感やマイノリティ側に自身がいるという感覚が恥ずかしくなり、サウナが好きであることを公言すること自体がナンセンスであるという感情が次第に心を占めていきます。
私自身、現在「サウナ好き」と言うのをやめました。
サウナの話をすることも減り、サウナの話をするのはSNSやnoteのみになりました。
私の知人にも似たような感じでサウナについて公言しなくなった人を多く見かけます。もちろんみんなサウナには通っているのですが、サウナについて語ることはほとんどなくなっています。話を聞いてみると私と同じで「サウナ好きと語ることが恥ずかしくなった」とのこと。
特に「ととのう」と言う言葉が恥ずかしさを加速させています。
これは「ととのう」と言う言葉がサウナブームの加速を促していることもあり、一般層にも広まったことで「サウナ好き」と言うと必ず「ととのう」について聞かれることにうんざりしている部分も少なからずあると推測しています。
サウナカルチャーが発展することは非常に喜ばしいことで、サウナによって経済が活性化し、地域の発展やサウナ施設の更なる発展など多くのメリットがあります。
しかし、矛盾した感情として流行れば流行るほど人の出入りが増加することで通っていたサウナの良さが失われることも可能性としてあります。
※現にいくつかのサウナは「聖地」となり、連日満員で混雑しており、モラルの低下も見られ、ゆっくりとサウナに入れないこともしばしばあります。施設が繁盛するのは嬉しいのですが、混雑とモラルの低下はやはり悲しいです…
サウナブームとうまく付き合っていくことで、変化に順応し、メリットを自身に還元していくことが大切です。
サウナ好きと語るのが恥ずかしくなっても、サウナが好きなことに変化はありません。それは多くのサウナーが同じ感情を抱いていると思います。
ブームに流されず、あまり無理せず無茶せず、自身にとって楽しいサウナライフを過ごしていきましょう。
【パーソナル】
名前:Uto a.k.a. ペイントペインゆらめき
職業:Webマーケティングコンサルタント/ライター
趣味:サウナ、アート鑑賞、一人旅、音楽Dig
特技:和太鼓、フットワークの軽さ
【連絡先】
メールアドレス:yy.edih.xx@gmail.com
Twitter:@hd2OimM
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