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いつかの死にたかった自分へ。

24歳の私へ。
死にたくてどうしようもない不安と苦痛と戦い
毎日のようにリストカットをして過食して
なんのために生きているか分からなかった。

あれから私は28歳になったよ。
よく生き延びたね、とても頑張ったね。

今も辛いことが楽しいことや幸せより多いけれど
なんとか周りの力を借りながら生きているよ。

毎日色んなもどかしさに疲れてしまうけど
あの時のように猛烈に死にたくなってしまうことは
本当に少なくなったよ。
たまにもう1人の私が現れて死にたくなるけどね。

今はやりたくなかったカウンセリングも受けて
過去の重しを乗せていた嫌な記憶を開けて
少しずつ自分を宥めてあげる時間を作っているよ。

その時間は本当に辛くて涙が止まらないけど
こうやって少しづつ癒しを与えてあげれば
いつかは「大丈夫」だと思えてくる日がくるよ。

ただまだまだ道のりは険しくて
記憶はとても鋭い棘のように刺してきて
私を辛くする。

でもね、これができるようになるまで
心の準備の時間が必要だったんだよね。

他人なんて分かってくれないと思ってて
話なんてしてなんの解決になるのか分からなくて
だから死にたくなってさ。
何種類もある薬を毎日飲んでも効かなくて。

でも病院の先生が話を汲み取ってくれて
心理士の先生が一緒に涙を流してくれて
とても理解のある家族や友達がいて
とても愛するワンコもいて
これはとっても幸せなことだよね。

毎日思うの。
人間はいつも孤独で生まれた時も死ぬ時も
いつでも独りなんだ。と。

これって生きている人みんなに通づることで
当たり前のことをなんだよね。

だから悲しみに押しつぶされそうになっても
「結局人間みんな独りだ」って思うと
少しは楽になれるよ。

悲しくなったら、苦しくなったら、辛くなったら
どんどん泣いて泣いて泣きまくれ。
きっと私は人一倍泣いている時間がとても多くて
死にたくなっちゃうけどそれは普通のことって
先生も言ってくれたでしょう。

いいんだよ、泣いて叫んで喚いても。
いいんだよ、悲しくても辛くても苦しくても。
いいんだよ、生きてても死にたくなっても。

最後は息をして生きていたら良いんだから。
それだけで満点はなまるです。

嫌になったら逃げてもいいんだよ。
辛くなったら逃げてもいいんだよ。

自分を大切にできるのは自分しかいないから。
きっと大丈夫大丈夫大丈夫だ。
これまで生きてきたんだからそれに比べたら
私はとても強くなったんだって唱えてみてね。

今も目に見えないものを追いかけているけど
いつかそれも無理に追いかける必要のない
今の自分には必要のない物だと気づけるから。

思い描いていた20代ではないけれど
ドン底まで落ちて死ぬ一歩手前までいったけど
私を救い上げてくれる人がいるから。
そんな人たちを大切にしてね。

今日も生きていて偉い。
それだけで十分だから。


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