Ch.5~面倒くさがり屋、炸裂!
都内某所。
駅から歩いて数分の小綺麗なビル。
ここに到着までの道すがら、
〝なんかヤバい感じだったら・・・〟
心の中でそう考えながらも、
身長183cm / 体重は❎kgの私を、
押さえ込もうとする勇者は、
そういないと思うので大丈夫か、と思う。
到着後、妻が、
“オートロックだから、着いたら電話を
することになってる”と。
“そのあと、下まで迎えにきてくれるって”
“そうなんだね”
その後まもなく、
“こんにちは。先日はありがとうございました”
“今日はお待ちしておりまし