Webライターの辛いところ7選
Twitterでは「Webライターに俺は(わたしは)なる!」みたいな人がたくさんいらっしゃいますよね。その夢を壊そうとか否定しようとかそういうことは思っていないのですが、今月から実際にWebライターへ本格転身して感じたことを書いていきます。
とまあ、ほとんどぼやきなのでネガティブなことばかりになると思いますが、参考程度に2分ほどお付き合いください。早く寝たいので、端的にまとめます。
(弱小)Webライターの辛いところ
先に言っておきます。あくまでわたしは弱小Webライターなので、ライティングを主として食べている方々からすると「この程度しか書けないくせにライターなんて名乗るな」と激怒される可能性もあるかと存じます。
稼ごうと思えば月に30万円以上稼いでいる方も普通にいらっしゃる世界ですからね。何事も無理ということはありません。ただ、想像より生半可なものではないですよ。
【Webライターの辛いところ】
書かないとお金にならない
書けるジャンルが少ないと仕事探しが大変
誰でも書けるジャンルは単価が低い
時間・タスクの管理が大変
いつまで仕事を貰えるかわからない
いつまでたっても直接的な資産にはならない
休日も休んだ気にならない
3分ほど考えたところではこんな感じですね。ザックリいきましょう。
書かないとお金にならない(時給制ではない)
当然です。書かなければお金をいただけません。会社員やアルバイトと違って時給制ではないため、何時間かけて書こうと基本的に記事単価・文字単価でお金をいただきます。
わたしも1記事4,000円に対して10時間かかってしまったときもありました。時給換算400円。ひどいですよね。でも、自業自得なので仕方ありません。
得意分野ではないジャンルの記事を書くと、リサーチにかなりの時間を吸い取られるため、最低賃金以下現象が起こりやすくなります。
書けるジャンルが少ないと仕事探しが大変
基本的に誰でも書けるジャンルの記事、生活家電系や生活全般に関する内容・旅行系は単価が低い傾向にありますし、ライター側の仕事の奪い合いも激しいです。
前職や趣味などで多彩なものごとに詳しい方なら単価の高いニッチなジャンルにも対応できるかもしれませんが、大半の方はそうではないでしょう。
ライティングのために多彩なジャンルのことに詳しくなるのが本当のプロだと何かの本で読んだ気がします。ただ書くだけがライターの仕事ではありません。それよりも調べている時間の方が長いのです。
誰でも書けるジャンルは単価が低い
先ほどの書けるジャンルの件にも関係してきますが、誰でも書けるジャンルは単価が低い傾向にあります。1文字高くても1.2円くらいでしょうか。
このnoteのように、ただ自分のことを書くだけであれば5,000文字1時間くらいで書けますが、外注記事はそうもいきません。リサーチや校正など時間がかかります。
仮に0.8円(優良価格です)で5,000文字の案件があったとしましょう。リサーチに2時間・執筆に2時間・校正に1時間かかったら時給800円です。田舎在住ライターならギリギリセーフといったところでしょう。
実際はもっと時間がかかることも多いので、単価は重要。とはいっても、高単価案件はジャンル的にきつい。それが本音です。
時間・タスクの管理が大変
Webライター一筋で食べていくなら、いくつかの企業に継続して仕事をいただく形になることが多いでしょう。そうなると案件ごとの時間・タスク管理が難しくなります。
基本的に継続案件をいただける企業は切羽詰まった締め切りを提示することは少ないと思いますが、仕事を増やせば増やすほどこちら側でしっかりタスク管理しておかなければなりません。企業さんはこちら側のタスクに関してなんの関係ありませんからね。
安易に仕事を増やすのはやめた方がいい。だけど、仕事をこなさなければ稼げない。葛藤。
いつまで仕事を貰えるかわからない
ちょっとしたミスで首を切られるかもしれませんし、メディア主側の業績が悪化して首を切られるかもしれません。ある意味、派遣社員よりも圧倒的に首を切りやすい立場にいるのですから。
実際、わたしがライターをしていたメディアもGoogleアップデートに被弾したようで案件が緊急全停止になりました。未だに復活していません。おそらく、外注する余裕がないのでしょう。
自力で稼いでいるように見えても、実際は稼いでいるメディアに雇われてお金をいただいている弱い立場であることを肝に銘じておかなければなりません。
休日も休んだ気にならない
「書けば書くほどお金になる」という言葉は一見素晴らしいことのようで、地獄でもあります。
一番最初に言ったように、書かなければお金になりません。休日=お金が発生しない日ということになります。要は単なるサボりです。
わたしの場合、「よし!今日は休日だ!」と決めても罪悪感があるんですよね。タスクに余裕があっても別の単発案件をこなせますし、稼げるうちに稼いでおかないと何が起こるかわかりませんから。
休日も休んだ気にならない現象、けっこう辛いですよ。
いつまでたっても直接的な資産にはならない
ここまでの辛い部分を総称すると「直接的な資産にはならない」のひとことになります。ライティング力の向上という意味では技術的な資産にはなっているため、直接的という表現にしました。
自分のメディアであれば、上手く軌道に乗ると一時的とはいえ不労所得になります。もっともっと稼いで大きくすれば記事を外注する側になれるかもしれません。
しかし、Webライターのままではいつまで経っても記事単価で生活するだけです。確かに能力によっては編集者として時給制で雇ってもらえたり、1文字3円くらいの高額単価案件がくるかもしれません。それでも常に仕事をしなければお金を貰えないのは一緒ですが。
とはいっても、最初から自分の資産を作るのは大変です。リスクも大きいです。センスや現時点での能力も問われる世界ですからね。
だから、Webライターをしながら少しずつでもいいので自分の資産になるようなことをしよう。Twitterなどでもよく言われているありがちなことですが、これは大切なことだと思いますよ。わたしも頑張ります!
最後に
2分だけと言いましたが、2,600文字超えてしまいました。ごめんなさい。
偉そうにすみませんでした。異論は認めますが、反論は受け付けていません。あと、noteとTwitterのフォローをしていただけると大変喜びます。
いつもありがとうございます。 また読みにきてくださいね(^^)