日誌「手作りのピロシキを持ってきてくれた」 #295
2月24日、木曜日。どれだけデジタル技術が進んでも、人間が犠牲になる戦争というものは無くならないんだなと思う。当然、それは分かっていたことでもあるのだけれど。ただただ2022年に起きていることなのかと驚き、落胆した。そして、いつもそこには犠牲となる民間人がいる。どの国であろうと。
父親の友人の奥様はウクライナ出身で、ある時に手作りのピロシキを持ってきてくれたことがあった。それを食べながら「いつか現地に行ってみたい」と思った記憶がある。今もご夫婦は日本で暮らしているけれど、奥様の家族は今も母国にいるのだと思う。このような状況で、遠く離れた国から家族の身を案じている人が沢山いる。その気持ちを想うと、胸が締め付けられる。
かと言って自分に出来ることも何もない。今は、双方の国の民間人が無事でいることを願うばかり。そして、平穏な日常が戻ってくることを祈る。
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