才能には勝てない

【大人は完璧だ】と思っていた。

こどもの頃から。

知らないことを教えてくれる存在。

だから完璧だと思っていたし、大人には何が見えるんだろう…と興味津々だった。

だから早く大人になりたかった。

のに、大人になったら、大人は自分が想像していた《大人》ではなかった。

周りは誰も完璧ではないし、もちろん自分も完璧にはできない。

失望した。笑

得意不得意があり、向き不向きがあり、助け合って補い合って社会は成り立っている。

それが全てなのに、

出来ない自分に納得がいかなくて頑張ってみたり、、、

それを他人にも求めてしまったり。

努力なんて、するものであり、させるものではない。し、させられるものでもない。

そう気づいてからは、とても楽になった。

頑張っても、才能には勝てない。

…と、私は思うことにしている。

自分の才能を最大限に伸ばしたいから。

でもまだまだ私は五角形だし、その五角形もまあまあ小さい。笑（レーダーチャートのこと）

とがったレーダーチャート、憧れるけど。

私は満遍なく普通にいろんなことを効率良くこなすことが出来る才能を持って生まれてきたんだと思う。

こうして、いろんなことを良い意味で諦めると自分を大切にできるし、無駄に傷つかなくなる。

いつか母が教えてくれたな。

「そんなこともあるよ」と。

この言葉にとても救われたし、私の中のものさしが伸びた気がする。

明日も出来ることだけ頑張ろう。