見出し画像

ライカSL3の“アレ”を購入

発表されてから、というか私ことアラサー会社員が購入してからも数ヶ月が経った。なので大変に今更すぎる話だが、このnoteで綴っておきたいと思う。私は2024年3月末にライカSL3のアレ、というか“BC-SCL6”を購入した。つまりは、SL3やQ3などで採用されているバッテリー“BP-SCL6”のデュアルバッテリーチャージャーである。これはSL3の発売と同時に展開(販売開始)されたアクセサリーの1つだ。「貴様、SL3もQ3も持っておらぬだろう!」と思われるだろうが、私はBP-SCL6をQ2で使用している。以前までライカのストア上では頑なに“Q3用バッテリー”とのみ表記されていたが、現在は“SLシリーズ/Q2/Q3用バッテリー”に変わっている。

Made in China
こういう袋、好きよ(使わないけれど)


マイ救世主

この件は、昨年に綴ったことと変わらない。元々Q2に付属している“BP-SCL4”よりもバッテリー持ちは良い気がしている。しかし、Q2を持って訪れた広島で悩んだことがあった。何度も綴っているがQ2はUSB-Cによる給電が行えない。それゆえ、予備を含めたバッテリーとそのチャージャーも旅行カバンに詰める必要がある(私の場合は)。このカメラを使う限り、ここはどうにも出来ないポイントだ。その中で最も我慢ならないのが、購入時に付属してきたチャージャー(BC-SCL4)だった。これもUSB-Cなどには対応しておらず、専用ケーブルを持っていかないといけない。当然だが“これだけ”のために。辛さに枕を濡らした日もあった(ない)。

そんな日々に終止符が打たれた。それが、このデュアルバッテリーチャージャー“BC-SCL6”の登場である。BP-SCL6またはBP-SCL4を2本同時に充電出来る優れものだ。私はこれらバッテリーを1本ずつ持っているので少しイレギュラーなパターンかもしれないが、現状は同時にセットしても充電は出来ている。旅行では1日で2本のバッテリーを使うこともあるため、同時充電が可能なのはありがたい。次いで、専用ケーブルではなくUSB-Cケーブルに対応した(付属はしない)。持ち歩くスマホやイヤホン、PCなどはUSB-C端子での充電だ。そのため、余分にケーブルを入れる必要がない。「たかがケーブル1本ぐらい」でも、私の精神衛生向上には繋がっている。

永き旅へ

こうして、私のQ2使用環境は進化した。2019年に発売されたQ2を考えると、BP-SCL4は非対応になってもおかしくない気もする(現行品とは容量が違うだけであっても)。その辺りは意外とロングライフというか、案外サステナブルというか。ただし、いつもの如く価格は一般的に安いとは言えない。購入予約をする際には「ゴファッ」と声が出た。それでも購入したのは、Q2を長く使いたいという気持ちだ。すっかり抽選が外れたリコーのGRIIIx HDFをいつか購入出来たとしても手放さないだろう。M11モノクロームやa7IVを選ぶ日が多いのも事実ではあるが「Q2じゃないとムリ!」という場面がある。その持続に、本チャージャーは必要不可欠だった。

実物

“BC-SCL6”
不思議な位置にあるUSB-Cの挿し込み口
置きでも立てても良し

ライカQ2と最近のアラサー会社員

これまで

付録

2024年6月12日以降、ライカ製品の価格が改定される。ただ、このデュアルバッテリーチャージャーはお値段据え置きのようだ。まだ登場したばかりだし、この改定を見据えての販売価格設定なのだろう。ゆえに、価格改定前に急いで買う必要はない。もう1つ、まったく違う話題だがライカM11-Dに関する新たなリークがあった。製品のクイックスタートガイドようだが、日本語表記もあったりとかなり“それっぽい”内容に見える。事実ならば楽しみであるが、欲しくなる可能性もあるのでとても危険だ。やめてほしい(謎)。

この記事が参加している募集

#カメラのたのしみ方

55,104件

#この経験に学べ

54,450件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?