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Q2を使う会社員が妄想するライカQ3

ライカの情報を発信しているサイトでの、ある噂が盛り上がってきている。それはQ2の後継機となるのであろう“ライカQ3”の発売についてだ。私はその噂を知っている上でQ2を購入したのだが、実際に使い始めてからの印象などから後継機についての“妄想”を書いてみたい。

画素

Q2は4730万の有効画素を持っている。レンズは単焦点28mmとなるが、クロップで35mm、50mm、75mmを選択することができる。これは本体背面のボタンを押すことで簡単に切り替えられる仕様だ。当然クロップするごとに画質は下がり、データもDNG(RAW)ではなくJPEGになってしまう。自分は基本的に35mmにしたままなので、3000万画素程度になっていると思う。しかし個人的にはそれでも充分で現状に不満はない。

Q3にはライカM11と同じセンサーおよびプロセッサーが搭載される噂だ。つまり、6030万画素になるということだろう。これによって仮に35mmにクロップしても5000万画素程度になるかもしれない。これは魅力の1つと言えそうだ。また、以前の記事にも記載した通りM11は写真専用機なので動画撮影は出来ない。M11の解像度で動画を撮りたいという方にもQ3は魅力的なのではないか。ちなみに動画はQ2と同様に4Kまでとのこと。

液晶モニター

最近のデジタルカメラはだいたい液晶モニターを動かすことができる。チルトやバリアングルが多いが、ソニーのa7RVではマルチアングルが採用された。一方、Q2はモニターを動かすことができない。しっかりと背面に付いている。これが後継機で“Swivel Screen”に変更されるとのこと。Swivelは《回転台》という意味を含んでいるようなので、バリアングルが採用されるのかもしれない。なお、現状はQ2のモニターが動かないことに不満はない。

充電

正直、ここはQ2を買う時に迷った部分でもある。M11はUSB-Cでのバッテリー充電が可能だが、そのような機構がQ2には存在していないからだ。自宅にあるa7IVなどはもちろんUSB接続による充電に対応しているので、バッテリーを外して充電する“当たり前”な形式に抵抗があった。加えて、ライカは替えのバッテリーも高価だ。アラサー会社員としてはおいそれと買えない。今やこの形式に慣れてきているが、Q3で改善されるなら良いと思う。

バッテリー容量についても改善するという噂で、これもM11と同等のものになるのだろう。どのように使うかが大きいと思うが、自分のように数時間のウォーキング最中にスナップするぐらいだと3日に1度ぐらいの頻度での充電になっている。Q2でもそれなりに充電は保つ印象だ。ただ、容量が増えることに越したことはなく、写真も動画も撮影するという方にはかなり朗報だろう。加えてUSB充電が出来るならば最強と言ったところか。

金額

ライカオンラインストアでのQ2の価格は2023年3月現在で約82万円となっている。自分はマップカメラさんのアウトレット品(新品だけど箱ボロなどの理由)を購入し、なおかつ使わなくなったカメラやレンズを下取りに出した。そのため、実際の購入価格は意外と安く済んでいる。ちなみにアウトレットと言いつつ特に外箱の破損などはなかったし、あったとしても箱の綺麗さは気にならない人間なのでとても良い買い物だったと思う。

Q3はQ2よりも販売価格が上がるという噂なので、日本では90万円程度になるのかもしれない。ただ、前述のようにM11の仕様を踏襲したアップデートだと考えれば妥当と言えそうだ。一方、そのM11自体は同ストアで約130万円となっている。この(妄想の中での)金額の差をどう考えるか。写真だけならばM11という選択もあるのかもしれない。Qシリーズはレンズ一体型というポイントがあり、そのレンズが高性能であることは非常に強い。【つづく】

Updated Leica Q3 camera rumored specifications

Leica Rumors

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