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“bis”の2024年1月号 / 風を着替えて

本noteは、私ことアラサー会社員の写真やそれに関する駄文を更新している。開設から今日まで毎日更新を続けて265日ほどになるようだ。日頃から閲覧・リアクションをしてくださる方々に感謝しつつ、皆様の記事を読んで刺激を受けることが多い。それによって続けられているような気もする今日この頃。さて、私はここ10年ほど乃木坂46および坂道シリーズのオタクである(唐突すぎ)。


“bis”の2024年1月号

基本的には“箱推し(グループ全体を応援する状態)”気味ではあるが、どうしても推しは出来てしまう。そんな推しである与田祐希さんがカバーガールを務めている“bis”の2024年1月号を購入した。同じグループの筒井あやめさんとの表紙および巻頭特集(?)となっている。端的に言うと、この特集内の写真がどれも素敵なのだ。ファッション誌なのでこれをポートレートと表現して良いのか分からないが、2人の緩やかな雰囲気が溢れ出ていると思う。

特に9ページ目、2人が腕を組んで立つ全身カットは何度も見てしまう。上手く表現できないが、アイドルとしての儚さも存在している気さえする。この特集はフォトグラファーの野田若葉さんが担当しているそうだ。ポートフォリオを見させていただいたが、どれも素晴らしかった。私は人物を撮るということがあまりないが、被写体との距離(物理だけではない)は大事なのだろうと勝手に想像する。推し活だけではなく、素敵な写真家に出会えた瞬間だ。


風を着替えて

何気なく読む雑誌だが、こうして写真家と出会う場所でもある。そういう意味では、2016年に出版された西野七瀬さんの写真集『風を着替えて』で川島小鳥さんを知った。ロケ地であるマルタなどの古風な街並みと西野さんの雰囲気、その融合が1冊に余すことなく綴じられている。アイドルの写真集を買うのはこれが初めてだったと思う。それまで「ただのグッズでしょ」と失礼ながら思っていたが、これは今でも本棚から出してはパラパラと開いている。

以来、その写真集に封入されていたポストカードと川島さんの作品集『おはようもしもしあいしてる』は机のよく見える位置にある。例えばCDジャケットにしても、写真が使われていれば写真を撮った人がいる。昔は「ジャケ買い」なんて言ったが、サブスクの現代ではあまりないことかもしれない。とにかく、そうした目線で作品と対峙すると面白い出会いがあったりする。ネット上では幾らでも情報が流れていくが、最終的に掴むのは自分次第ではないか。


これまで


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