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猫と歩く人生

先程動物病院に受診してきた

急病ではなく
目やにと軽い外耳炎と爪切り

以前から時々同じ症状で受診していて
今日は仕事も落ち着いていたので
早めに上がらせてもらい
先生が曜日で変わるので金曜日医師を
見ておきたいという目的もあった

うちの猫はメスの7歳
ちょっと大きめの4.5kg
小型犬と同じ体重🤍🐈

キャリーを手に持って
軟弱な飼い主が病院まで歩くには
けっこう重たい

悩んだ末
ペット用のベビーカーみたいな
カートをAmazonで購入

本日初めて使用した次第で
結果的には買ってよかった!

飼い主の負担が軽減して
病院に行くのも重労働ではなくなった

うちのララは
とにかくビビりで病院大嫌い

キャリーに入れるのもいつも
すぐ敏感に察知して
すんなり入ってはくれないので
つかまえては逃げてを繰り返して
なんとか入ってもらっている

本日の先生は女医さんだった
感じも良くて今まで見てきた獣医の
中でも良い感じの方だった

今日の体重は4.75kg
200g増えてる🤍
ご飯いっぱい食べてるのかな?と言われた

デブだからダイエットしなさいと
言われないかヒヤヒヤしていたが
この程度でよかったよかった

診察台でまずはカラーをしっかりつけられ
耳をお掃除
目を診察
肛門腺絞りもして
最後に爪切り

右手の人差し指?が
太い巻き爪になっていて
肉球に刺さりそうになっていたので
先生にも確認してもらった

ララとにかく体にぐーっと力を入れて
体を抑える私のお腹にうずくまっていた

ララがえらいのは
怒って唸って鳴いても
噛んだり引っ掻いたりしてこないところ

ただただひたすら耐えている

そんな姿が健気で愛おしい

そりゃいやだよね
病院なんて
仕方ないけどごめんね

とにかく私は声をかける

目やにには点眼が処方された
耳はまだそれほどではないとのこと

全ての診察を終えて
看護師さんと先生にお礼を言って
退室した

すると男性の飼い主が座っていて
ピンクのキャリーの中には
長毛の白い猫ちゃんがいて
苦しそうに鳴いていた

先生が飼い主に経過を聞きにきた
血便が出ていて下痢もしていて
最近ご飯を全然食べない
食欲を促進する薬を飲ませるのも
困難になってきた

吐き気もあるが
食べていないから出すものがないようだ
下痢止めと少し点滴をしてもらいたい
とのことだった

優しそうな飼い主の方
聞いているだけで涙が出てきた

元々の持病が悪化しているのか
先生が手にしている紙カルテも分厚い

点滴は腎臓に負担になるが
少し入れましょうかとのこと

はあ…
つらい
かわいそうで本当につらい
回復するのは難しそうだなあ…

こういう時男性は気丈にできてすごいな
私ならその場でも涙が止まらないことが
容易に想像できる

生きとし生けるもの全て
いつかは病気になり死に向かう

うちのララのことを想像すると
本当に今からつらくて怖い

私1人で現実を受け止められるだろうか
飼い主として気丈でいられるだろうか

病気で苦しむことなど
考えたくもない

私の半分はララで出来ているといっても
過言ではない

その存在は家族と同じ

生後3ヶ月の680gだった頃から
一緒に生きている
(そういえば結婚してた期間より
ララといる方が長くなったわ)

自分のことは自分でわかるから
なんとかできる

でもララとは言葉が交わせないから
飼い主がケアして愛を沢山伝える

2人とも健康で幸せに過ごせている今に
心から感謝したい

そんなことを感じた診察だった

帰ってきてすぐにご褒美のちゅーるを
バクバク食べている

ララはたぶん
色んなことを案外わかっている気がする

病院には行かなくちゃいけない
でも行きたくない

飼い主は無理やり
嫌なところに私を連れていくわけじゃない
行かなきゃいけないから行くんだと

帰宅して
頑張ったねと沢山褒めると
病院の時とは全然違う優しい声で
私を見ながらニャーんと鳴いた
ありがとうと私には聞こえたのだ

これが人生というものなのか
悲しみが必ずある
でも感じられる愛情は沢山ある

人生を分かち合う大切なパートナー
ただの猫ではない

飼い主バカだが
世界一可愛い猫だと思っている

今を大切に生きようね
そしてこれからも

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