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【潜入レポート】APSPのソーシャルプロダクツ・アワード2024 授賞式と大丸東京店の展示販売会を取材しました!

やっほージャスミンです!
今回は、APSPが開催したソーシャルプロダクツ・アワード2024授賞式と大丸東京店にて展開されていた展示販売会の取材をしてまいりました!
ぜひご覧ください〜!


ソーシャルプロダクツ・アワードとは?

詳細はこちら

ソーシャルプロダクツ・アワード(SPA)とは、持続可能な社会の実現につながる優れた「ソーシャルプロダクツ※」に光をあて、社会性と商品性の両面を評価する日本ではじめての表彰制度。

※ソーシャルプロダクツとは、企業および他の全ての組織が、生活者のみならず社会のことを考えて作りだす有形・無形の対象物(商品・サービス)のことで、持続可能な社会の実現に貢献するものです。「企業および他のすべての組織」とありますが、個人がつくり出すものもその対象に含まれます。

今年で11年目を迎えたソーシャルプロダクツ・アワードは、実は、YRK&の社員が有志で立ち上げた事業をきっかけに設立された団体「一般社団法人ソーシャルプロダクツ普及推進協会(APSP)」が主催するアワード事業です。
詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください!

社会課題の解決や地球環境配慮、
サステナブルアクションにつながる
優れた「ソーシャルプロダクツ」が受賞。

今回のソーシャルプロダクツ・アワードも数多くの応募があった中で、大賞、優秀賞、生活者審査員賞、環境大臣特別賞はそれぞれ「年度テーマ」「自由テーマ」で1商品ずつ受賞、ソーシャルプロダクツ賞は、64商品が受賞をしました!おめでとうございます!

そして、今年の年度テーマは・・・

地域を元気にする観光ソーシャルプロダクツ
その地域ならではの資源や魅力を活かし、観光という視点で、社会課題解決につながる商品・サービス

でした!
気になる大賞はというと・・・・!

【年度テーマ】 大賞受賞

「日本のジーンズの都」
児島ジーンズストリート構想による商店街再生・産業の活性化

2009年11月、シャッター商店街となった味野商店街の活性化のため「児島ジーンズストリート構想」をスタートさせ、味野商店街の空き店舗にジーンズショップを中心に誘致。ジーンズを切り口に商店街の活性化、地場産業の活性化を目指し、活動を進めている。現在は48のショップが並び、年間25万人もの観光客が訪れるストリートに発展。児島の繊維産業が世界に注目され、地域全体で児島地区を盛り上げていこうという機運が高まっている。

シャッター商店街を活性化させ、ジーンズの街をつくりあげてしまう。
ジャスミンは、岡山県=ジーンズというイメージを勝手に抱いていたのですが、このプロジェクトのおかげだったのか!と実感できました。

そして、毎年恒例の自由テーマの大賞は・・・!?

【自由テーマ】 大賞受賞

Sustainable 防災 System

7年間長期保存ができ、調理不要でそのまま食べられるレトルトごはんや保存水、クッキー、パン、おかずなどを企画、それらを官公庁、自治体、数千に及ぶ企業、学校、病院、空港などに納めている。また、入れ替え時に、備蓄されていた保存製品を無駄にしないため、必要とされる地域や人々にリユースするシステムの構築に力を入れており、多くは、全国に多数存在するフードバンクや子ども食堂へリユースされ、食の問題の解決に取り組んでいる。

災害に対する意識がより高まる現代社会で問題視されている「フードロス」を防災システムと同時に解決してしまうなんてすごいですよね。
今まで捨てられてしまうこともあった防災フードが、子ども食堂やフードバンクにリユースされているというのは、食べ物に困る人々の命をつなぐシステムでもあるので、もっと多くの方に知られてほしいと思います。

今回も、昨年のソーシャルプロダクツ・アワード2023より設立された「環境大臣特別賞」に受賞した商品があり、授与式には環境大臣政務官の朝日健太郎氏にご登壇いただきました!

【年度テーマ】 環境大臣特別賞受賞

父母ヶ浜協力金を活用した持続可能な観光地づくり

香川県三豊市の父母ヶ浜(ちちぶがはま)は、2017年頃からウユニ塩湖のような写真が撮れるとSNSで人気となり、観光客が6年で約100倍、年間約50万人が訪れるようになった人気の観光地である。 2023年には、地域のボランティアが守り続けてきた美しい海岸の自然環境を守るとともに、来訪者が安全で安心に滞在できる環境を提供するためのオンラインによる協力金(寄付金)システムを設立。 地域と観光客が共に観光地を守り、共に創っていくことを目指している。

【自由テーマ】 環境大臣特別賞受賞

吉野の森から始まる誰もが嬉しい循環活動

電気・ガスを使わずヒノキのおがくずの自然発酵熱のみを利用した温浴サービス『発酵温浴nifu』を都内を中心に9店舗展開。発酵後のおがくずは農業・畜産業・家庭の堆肥でアップサイクル。当初より奈良県吉野産ヒノキのみを利用しており、現在は現地に自社製材所も構えている。地元林業家と連携し、地域の課題である施業放置林の枝打ち、間伐、林地残材を利活用。その他、現地の素材を使用した商品開発や販売等も行う。山林に新たな価値を見出し、誰もが嬉しい循環を生み出している。

受賞企業による事業プレゼンテーション

授与の後は、各受賞企業によるソーシャルプロダクツのプレゼンテーションが行われました!

授賞式への参加者にとっても、より深く商品の魅力が伝わる機会となったと思います。
ジャスミンも生活者審査員としてエントリーの段階から取材をしていたので内容は知っていたものの、やはりプレゼンテーションで直接お話を聞けると熱意やスタンス、パワーが伝わってくるので、どのブランドもさらに好きになりました。
受賞商品の詳細はこちらからご覧いただけます。

大丸東京9階でソーシャルプロダクツ・アワードの展示販売会を開催。

2024年5月1日(水)〜7日(火)の期間で、大丸東京店9階にて、ソーシャルプロダクツ・アワード2024の受賞商品に加え、過去のアワード受賞商品を取り扱う展示販売会が開催されました!

ジャスミンはちなみに、生活者審査員会の潜入の際に、試飲させてもらってファンになっていた合同会社 知己さんのWORLD CONNECT COLAを買わせていただきました✌️
ソーダ割りはシンプルにコーラなんですが、牛乳で割ると美味しいですよ!

展示販売会場を取材していると、展示されているソーシャルプロダクツをつくっている企業の方もブースに立ち、生活者の方に直接魅力を伝えるためにお話をしていました!

生活者の方々に直接ソーシャルプロダクツを手に取っていただける貴重な顧客体験機会となっているとともに、ソーシャルプロダクツを取り扱う企業同士の交流も行われており、商品の魅力を伝えるだけでなく新しいモノゴトが生まれるきっかけとなる展示販売会になったのではないでしょうか?

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