チョコってこんなに手間ひまが掛かっていたんだ
(2017/12/19)本日、Dari K代表の吉野さんの取材記事を公開しました!
「インドネシアって世界有数のカカオ生産国。なのに日本で見かけるチョコレートはガーナ産ばかり。どうしてだろう?」韓国旅行中、カフェでたまたま見かけたカカオベルトが描かれた世界地図を見て思った吉野さん。そこで仮説を立てて検証するためにインドネシアに訪問。現地のカカオ農家さんと話をして買い付けをして…。行動力がすごいです!
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今日、「Dari K」の連載記事を公開しました。
奇跡的なタイミングとチョコレート好きがこうじて生まれた2つのチャンス。今回は、この2回の訪問を通して、見て・聞いて・知った話をまとめてみようと思う。
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ちょうど去年の今頃、日本から30時間かけて、インドネシア・スラウェシ島まで弾丸で行って、現地のカカオ農家さんに話を聞き、実際にいくつかの工程(収穫〜発酵)をおこなってきました。
そして、今年10月。京都にあるDari K本店に行って、カカオ豆からチョコレートがつくられるまでの工程を見てきました。
はじめて触った、カカオポッドやカカオ豆。
カカオポッドはゴツゴツしていたし、カカオ豆は乾燥前のものはぬるぬるしてた(マンゴスチンの触感に似ていると、同行した清家さんが言っていた)。
「これが本や雑誌で見ていたあのカカオなのか…!」と思い、何度もシャッターを切りました。
カカオポッドを収穫して、カカオ豆を選別して、発酵のお手伝いをしたけど、まだその当時は、いわゆるあのチョコレートまでの道のりが遠くて、正直なところ、完全には理解できていませんでした。
(▲ カカオ豆をこじ開けるとこのような紫色のカカオニブが出てきます。発酵をおこなうことで、豆の色が茶色くなるのです)
そして、10月。「たねや」に続く次回の連載を何にしようかと考えていたときに、パッと思い浮かんだのが、「Dari K」でした。
その当時は「カカオ豆ができるまで」しか見てこなかったので、じゃあ次は、「カカオ豆からチョコレートまで見てみたい」と思いました。
さらに、インドネシアのカカオ豆に取り組み続けているDari Kについて、きちんと取材をおこない、きちんと記事をつくりたいと思いました。
そうして念願叶って、京都本店に訪問。ディレクターの大澤さんと、代表の吉野さんに話を聞きました。
(▲ 上の2枚の写真は、名和さんが撮ってくれました。上の写真の左手に写っているが大澤さん(ガラス越しなので透明のようですね)、下の写真の左手が吉野さんです)
明日公開予定のDari Kの創業話は、個人的に結構面白い物語になっていると思います。ぜひ読んで欲しいです。
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これまで「チョコレートって甘いもの」なんて思っていたけど、じつはそうじゃなくて、元々は苦いものだし、チョコレートができるまでに思っている以上に手間ひまが掛かっているということが、少しでも伝わればうれしいです。
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ちなみに、今回使用したカバー写真、実は2017年のバレンタインのリーフレットで使ってもらっているんです。自分の、ちょっとした自慢です。
(Photo by Taichi Hirano)
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