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英語に関するQ&A(110)TOEIC900点台を取られている方に質問です。

本を出版しました。 英会話のやり直しと土台作り


2000年から現在まで20年以上、英語を教えたり、留学カウンセリングをしたりしながら沢山の英語に関する質問に答えてきました。その経験をコツコツと書いていきますのでよろしくお願いします。


Q:TOEIC900点台を取られている方に質問です。


part3,4の意図問題で先読みのリズムがいつも崩れてしまいます。
迷ったり分からなければ諦め次の問題に集中するべきですよね?
やはり、分からなければ適当にマークして次の問題に集中してますか?
それまで先読み、回答のリズムが順調だったのに、意図問題でおおきく型崩れ、リスニングが大幅に下がってしまいました。



A. おそらく問題文の先読み等を駆使しながらスコアアップを目指していて、700〜800点台のスコアを取っているものの、”意図問題”の先読みが苦手なため、900点台に届かないのではないかと推測しました。
もし私の予想通りであれば、900点台まではあともう少しだと思います。私からは以下のアドバイスを送ります。



1.リスニングの説明時間に問題がどこにあるかチェックする。


基本的に意図問題は、以前にTOEICを受けたり問題集で勉強したりした方ならば問題を見ればすぐにわかるはずです。なのでまずは最初リスニングセクションディレクションの説明をしている時に、どこに意図問題があるのかを探しておきます。時間は約90秒程度あるはずなので自分なりにチェックしておくといいと思います。(TOEICは問題用紙にも解答用紙にもメモできないのでどのようにチェックするのかは工夫が必要です。

2.その意図問題の”次”の問題をその前に先読みする。


意図問題を先読みするより先に、その次の問題を先読みしてみましょう。意図問題の先読みでリズムが崩れるのであれば、その次の問題に目を向けて置くことで、意図問題の先読みでてこずったとしても次の問題の準備がある程度できているはずなので、先読みのリズムが崩れてしまっても今までよりカバーできる、立て直しできる可能性が高くなります。

最後に、意図問題はリスニング全100問の中の5問程度です。必要以上に固執すると他の問題に影響が出ますので、心苦しいかもしれませんがはまりそうになったら、心を鬼にして捨て問題にすることも必要かも知れません。


アドバイス vol.40、vol.41、vol.42,vol.182,でもTOEICのリスニングに関するトピックについて触れています。そちらのエピソードについても一度ご覧になってみてください。



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