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リスニング必勝法第二弾!聞きとれなくても良い単語


前回は、文法の知識があるとリスニング力が弱くてもある程度カバーできるとお伝えしました。


今回は別の点からリスニングについてアプローチします。


またまた、例文を使います。
“For cancellations, press 3 and an automated system will process your request. For other issues, hold the line to speak to one of our representatives ”
あるテストを参考に、適当に思いついた自動録音メッセージの1節です。


生徒さん達にこの部分を読んでもらい、次にネイティブの発音を聞いてもらいます。
生徒さん達とネイティブの発音の大きな違いの一つは何かというと、、、  

前置詞(on, in, at, ofなど)、冠詞(aやtheなど)の発音の強弱です。
For, an, the, to, of、ついでに前置詞、冠詞ではないですがour(所有格の代名詞)の強弱も日本人とネイティブかなり違います。
生徒さん(日本人)ははっきりとこれらの単語を発音します。
ネイティブは、、ほんの一瞬です。
して基本的に前置詞や冠詞を強調することは、例外を除き、殆どありません。
なぜなら、、

理由はシンプルで<前置詞や冠詞より大事な部分を強く発音する=重要度が高くない前置詞や冠詞に強いアクセントを置かない>からです。
先程の英文を大雑把に日本語で訳すと以下になります。
そして下線を付けた部分が主に前置詞、冠詞、所有格代名詞の部分に対応する和訳部分です。
(和訳部分に異論がある人もあると思いますが、あくまで大雑把な訳なのでご容赦下さい・・)

「取り消しの場合3番を押して下さい。
自動でお客様のご依頼を手続きいたします。
その他の事項については、当社の担当の一人がお客様とお話するので、この電話を切らずお待ち下さい。

仮に日本語で下線部分(英語の前置詞、冠詞、所有格代名詞に相当する部分)を抜きます。
そうすると以下のような感じになります。


「取り消しの3番を押して下さい。
自動でお客様のご依頼を手続きいたします。
その他の事項、担当一人がお客様とお話するので、電話を切らずお待ち下さい。

少し変な日本語かも知れませんが、話し手の意図は伝わると思います。
完璧さを求める必要はないので、要点だけでも聴き取るようにトライしてみるといいと思います。

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