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ひよっこSalesforce 2ーHands-on Challengeは英語でやろうと決めました。

A long time ago in a "Salesforce" far, far away....
ーこのシリーズは、Salesforceの可能性に魅せられた私が、会社アカウントの権限を飛び越え、真のSalesforceを知るためにTrailheadを旅する超大作(になる予定)である。

こんにちは、ゆれ(@yr_sales)です。
前回は走り出し1週目ということで内容もあまり難しいものは多くなく、スラスラと進んでいったのですが今回はそうもいきませんでした…。
何度もハマり、その度にGoogle先生に聞きながらちょっとづつ進めていく、その繰り返しです。でもやっぱり楽しい。複雑怪奇を解きほぐしていくのが、たまらない。こういうの合ってるかもしれません。それじゃあ今回も元気にいきましょう!

◆前回からの学習履歴

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Trailheadを初めてから2回目の週末。
ここまでの進捗です。前回あとがきでお話したシステム管理者初級トレイルを中心に進めています。
今日のnoteで触れている内容が含まれる箇所は(★)をつけます。

〜トレイル〜システム管理者初級
【モジュール】データモデリング
・カスタムオブジェクトと標準オブジェクトについて
・オブジェクトリレーションの作成(★1)
・スキーマビルダーの使用(★2)

【モジュール】データの管理
・データのインポート
・データのエクスポート

【モジュール】Lightning Experience のカスタマイズ
・組織の設定
・Lightning アプリケーションの作成およびカスタマイズ(★3)
・リストビューの作成およびカスタマイズ
・コンパクトレイアウトを使用したレコードの強調表示のカスタマイズ(★4)
・ページレイアウトを使用したレコードの詳細のカスタマイズ
・カスタムボタンとカスタムリンクの作成
・クイックアクションによるユーザ操作の強化

◆勉強した言葉や概念

新しく知ったことや、概念をまとめます。
今回はもうめちゃくちゃたくさんあったんですけど…個人的にその中でも押さえておこう的な部分について抜粋していきます!

・(進め方的)つまづいたら英語でやろう。
タイトル回収。
言葉・概念ではないのですが気づいたポイントです。後述しているので一旦ここではスキップ。

・参照関係と主従関係(★1)
A-Bの2つのオブジェクトの項目間に存在するRelation(関係)の種類です。個人的な今回のハマりポイント。参照関係っていうのがしっくりきませんでした。主従関係もあんまり…。とりあえずこう覚えました。ちょっと独特ですけど…笑
※参照は英語だとLookup=調べるという意味になる。

●参照関係
(ex. Aオブジェクト内にBオブジェクトを参照する項目「B」を作る)
Q.Lookup(調べる)して情報を得るのは誰?
 →A。だからA側から項目を追加する。
Q.スキーマビルダーの見方
 →開いている方(∈)が情報を吸い上げてる。(lookupしてる)

●主従関係

(ex. Aオブジェクトが主側、Bオブジェクトが従側)
Q.主人に仕えているのはどっち?
 →B。だからB側から項目を追加する。
Q.侍従は主人をきちんと捉え、忠誠を誓うものだよね?
 →Yes, my pleasure. だからBは誰が親か宣言する(必須項目入力)
Q.スキーマビルダーの見方
 →主人は侍従を3本爪(∈)のついた手綱できちんと繋いでいる。

・スキーマビルダー(Schema Builder)(★2)
前述のオブジェクト同士の関係、どの項目を参照しているか、どことどこが主従関係かが視覚化されたもの。困ったらここを見てました。

▼Trailheadユニット内の説明

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先ほどの参照・主従関係がきちんとユニットに書いてある通りに進んでいるかはここをみれば一目瞭然!

・アプリケーション(★3)
ノンプログラマーでアプリケーションと聞くと、どことなくソフトウェアそのもののことを指している様に錯覚してしまうんですよね…。
Salesforceにおけるアプリケーションとは、オブジェクトや項目を使用用途に合わせて組み合わせて提供するまとまりの様なもので、いわばじゃがいも、にんじん、玉ねぎが入ったカレー専用野菜セットみたいなものです。意味がわかりませんか、すみません。ロゴなどを入れてブランド設定もできるということで、つまり入った会社にSalesforceが導入されていて、開いたら左上には自社のロゴがついていた、なんて場合は、それ自体がもう従業員向けに項目、オブジェクトなどがアレンジされたアプリケーションだ、ということですね。

▼左上の点々〜なところからアプリケーションは開ける

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・強調表示パネルとか拡張ルックアップカードとか…(★4)
このユニットやたらと似た様な名前がたくさん出てくるもんでただただ困惑しました。ただ整理したら「あぁなるほど」といった感じで…

▼まずレコードを見た時の画面で一番上に表示されるのが、「レコード強調パネル」

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この中のAccount Name(取引先名)にマウスを重ねると…

▼でてくるこの子が「拡張ルックアップカード」

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そしてこの取引先の「拡張ルックアップカード」の中でピックアップされて出てきている青枠部分は…

▼取引先の「レコード強調表示パネル」からひっぱってきたものだった…!

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謎、解明。

◆ハマりポイント

つまづいてしまったポイントとその解決策です。

【事故現場】(★1)
モジュール:データモデリング
ユニット:オブジェクトリレーションの作成
Hands-on Challenge:主従関係の作成
※分かりやすくするために「親子関係」に言い換えます。

①親側から「項目とリレーション」新規作成してるのに親子関係作れない!

→Answer
親子関係はその親側になる項目が含まれるオブジェクトから「主従関係の作成」を行わなくてはいけない。

②いままで使っていたPlayground環境(前のモジュールで使っていた環境)を使うと、親子関係(ex. 親:Property、子:Offer)作成時にエラーが発生する!(既存のレコードがリレーションに違反する可能性があります。と表示される)

→Answer
これは、Offerオブジェクトにレコードがある状態のために発生していた様です。親子関係を作成すると子側においては、親側に関する必須項目が発生します。(どれが親のレコードかを必ず選択しなくてはいけないため)そのため、設定しようとしている子のオブジェクトに該当するデータが入っていない状態で親子関係をつくることはできない、ということみたいです。

これ現場のオペレーションでは、参照関係を作った上で主従関係を作っていく様です。Twitterで教えていただきました、ありがとうございます!
取引先責任者(子)と取引先(親)の関係。

ナレッジ記事もありました。

◆分からなくなったら一度英語にしちゃえばいい説

前述していたつまづいたら英語にしちゃえ!説。
要するに、plyground環境は英語でやったほうがいいかもしれない。ということ。(そもそもそれが推奨なのに守ってなかった)
実はTrailheadを日本語で進めている途中に、「Contact」オブジェクトをつくろう!というHands-on Challengeがあったんですが…

Trailhead(日)
「"Contact"オブジェクトと”Offer”オブジェクトを参照関係で繋げよう!」
ゆれ
「なんで取引先責任者があるのにContactをまた作れって言うの?」
ゆれ
「つくったけどやっぱりこれ、まるで取引先責任者と同じ内容じゃん」
Trailhead(Eng)
「Oh boy... "Contact" means "取引先責任者" in Japanese😭」
ゆれ
「Oh... Samurai, Harakiri, Fujiyama....」

作った後スキーマビルダーを見て、あれこれContactって取引先責任者のことだったんでは…あたらしくContactなんて名前のオブジェクト作らなくてよかったことを知りました…。(その後このいらなかったオブジェクトが削除できずまたハマりました。)

ちなみに今の所よく出てくるかなー、と思う英語は…
・取引先→Account
・取引先責任者→Contact
・商談→Opportunity
です。

ほかにも今回ハマった参照・主従関係は、Lookup-Relationship(参照関係) Master-detail Relationship(主従関係)、といったようにSalesforceでよく出る英語は多くあるのですが、こんな英和辞書サイトも見つけました。覚えてしまえば楽なのでさらっと読むのもおすすめです!

◆ランク

あと少しでADVENTURER!
Hands-on Challenge増えてくるとポイントが一気に増えていいですね!それに実践的なテストの方が血肉になっていく気もするのでBetter!

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◆あとがき

Admin(管理者)初級というトレイルなわけですが、第一にあるのはユーザー(この場合従業員)が必要としている、または業績指標などに応じて必要であろうものは気づかせて機能を実装していくのが基本なのだと感じます。せっかく実装したものも使わなければごみとして溜まっていっちゃいますし…。理論・理屈も大切だけどそれ以上に1人1人に寄り添った運用を、ですね。Customer(User) First。

ちなみに、Trailheadは一部Classic(以前のSalesforceのバージョン)のキャプチャで説明されているところがある様で、Lightning Experience(新しいバージョン。playgroundで触っている環境はこちら)だと項目などに一部細かい違いがあることもあるんですが、あまり気にせず進めて今は大丈夫そうでした。これからもがんばるぞー!

※お知らせ※
オフィス初の営業企画立ち上げに挑戦しているシリーズ(マガジン)もあります。ぜひご覧ください〜!

それでは、また次のnoteで!


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