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『七つの大罪』でお馴染みの鈴木先生の新作物語を刮目せよ!『黙示録の四騎士』 #今週の1冊

久々に本屋に行ったら、『七つの大罪』でお馴染みの鈴木央先生の新作が出ていたので、早速買ってみました!『七つの大罪』は読んでいましたが、読んでいない人でも楽しめる作品でした!

黙示録の四騎士 / 鈴木央

【あらすじ】「遠くない未来、世界を滅ぼす四人の聖騎士が現れる。――その名を〈黙示録の四騎士〉」。アーサー王に忠誠を誓いし聖騎士たちは、示された不吉な予言を現実のものとしないために活動を続ける。その余波は遠く”神の指”と呼ばれる辺境の地にまで及び……一人の少年の運命を揺るがす!隠された真実を知るための大冒険がはじまる。

作者は『七つの大罪』でお馴染みの鈴木先生。(『七つの大罪』については、こちらの記事でも書いてあるので、よろしければどうぞ!)。『七つの大罪』は濃すぎるキャラの面々をはじめ、数々の伏線回収は圧巻です。戦闘力のインフレが爆発しているので、ド派手なバトルが好きな方はオススメです!

そんな鈴木先生の新しい作品である『黙示録の四騎士』、第1話は世界設定の開設+主人公が旅に出るに至る"きっかけ"を描いたお話になります。ネタバレになりますが、主人公のパーシバルを育ててくれた祖父をある日殺しに来た男が実は自分の父親だった、という衝撃的な1話なのですが、祖父からみっちり鍛えられていたおかげか、割と戦力としてガンガン戦いに行ってます。頼もしすぎる。

ちなみにパーシバルが身に着けているマントと兜は祖父(じいじ)の形見。亡くなったキャラでも装備品を誰かが付けることで、引き続き登場しているような演出できるのはいいですよね。

タイトルに数字が出てきたり(『七つの大罪』=7、『黙示録の四騎士』=4など)、伏線がたくさん張れるような謎を散らばせておくスタイルは、日本人は大好きな設定かなと思うので、今後も展開も楽しみにしております!(今のところ某バトルマンガと展開が似ている気もしているので、影響を受けたであろう点を含めて楽しんでいます^^)


どこかのSNSか記事で読んだ「作品によっては設定や解釈を受け取り手にぶん投げすぎて、不親切な設計になっている」という話がなるほどなぁと思っています。解釈がどうとでもとれる”自由すぎる”形の作品や、ラストシーンの描き方は時代によっては受け入れ難いような……そんな感じでしょうか?深いですね……。では!




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