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拝啓 地方で本気のクリエイティブをして生きたい人へ

ある世界的な有名作家は、本物のものづくり人は地方にいると言ったそうな。(裏付けが取れなかったので名前を伏せる)

私は取材を生業にしているので、魅力度ランキング最下位を誇る茨城県にも「本物」がいっぱいいることを直接的・間接的に目の当たりにしている。

その人たちの気配は一様に穏やかだ。自分のなかの根拠を頼りに、ものづくりに対して真摯に力を注いでいる。その舞台が茨城であることは、本物を作ることの足を引っ張っているようには全く見えない。メリットがあるかどうかについては、一人ひとりに聞いてみたい興味深いところだ。

「差別化が事業成功の鍵」というビジネス論はよく聞くけど、真摯に本物を作る人たちは差別化に重きを置かずにお客様のために突き詰める。その結果、本物を作る力そのものが事業を成長させて、「将来性」というくくりで言えばかなり強くなる。

ここからが茨城という地域の課題だと感じている。せっかく将来性が強くなり雇用をしようと思っても、その本物のものづくりの現場を強化するための人材が見つからない。

私がこれまで取材をしたなかにも、まさにその段階にある会社がある。茨城県笠間市にあるデザイン会社「TRUNK」と、茨城県日立市にある設計デザイン事務所「暮らし図」だ。お客様のために考え抜くものづくりが事業を成長させ、でもその姿勢に呼応する人材がうまく見つからないのだそう。

この記事を書いたのは、「妥協のないクリエイティブで生きていきたい」かつ「地方で生きたい」に合致する人に、この2社をプレゼンするため。記事タイトルが気になってこのページに入り、ここまで読み進めてくれた方は、必ず上記のリンクからコーポレートサイトをのぞきにいきましょう。

次に、求人への言葉も下記リンクから読みにいきましょう。

↑こちらは私がインタビューをした記事で、これを機に毎月お話しをしている議事録が記事のようになり、TRUNKのリアルな手触りを感じられるものができました↓

「暮らし図」の求人への思いと、コンセプトムービーはこちらから見ることができます。


2社とも、まさに「今」だから人材を熱望しています。心に響くものがあったなら、ぜひコンタクトをお願いします。

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最後に、私が感じている茨城のリアルな部分を少しお伝えします。

「クリエイティブな人は、多様性・寛容性のある地域に集まる」という論を最近あちこちで見るなか、茨城はそうではないなと感じています。

私自身は東京でテレビディレクターをしたのち茨城にUターンしたのですが、義両親やママ友の保守的な価値観に触れたことで、いかに今まで多様で寛容な場で羽を伸ばしていたのかがわかりました。

でも、そのモヤモヤ期を抜け、今は茨城にいることがすごく好きです。モヤモヤしたままは嫌だったので、自分の好きなことを見つけては動き続けたところ、多様な人たちが私の日常にいるようになり、思考停止にならずに済んでいます。自分の行動次第で保守的な土地に飲み込まれずに済むし、茨城の本当の良さを感じながら生きていくことができます。

本気のものづくりの人たちの周りには、本気のものづくりの人たちが集まっていて、その人たちは茨城にいることは「諦め」だと感じておらず、羽をのばして生きています。多様な場が好きな人たちは、多様な場を自分で作ります。県南は詳しくないのですが、県央地域で言うと、TRUNKのある笠間はものづくりの人たちが森のなかにアトリエを構える面白い場所です。

都内にあって茨城に無いものは、もちろんたくさんあります。でも茨城から東京は日帰り圏内なので、意識の仕方次第で都内の物事さえ日常のものにできます。

わたし自身、つい最近まで都内との差に囚われていました。でも最近それを抜け、自分なりの本当のものづくりのスタンスに立てました。

地方で本気のクリエイティブをして生きていきたい人へ。茨城で本気のものづくりをしているこの2社について、ぜひ知ってください。

かしこ

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「茨城に住んだらいがっぺ」 「to live in japan, IBARAKI」

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