孫と家族と団体と。 #ランダムいらすとや
ボクもしたいからする。
イラストからnoteを書く。
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ランダムで出てきた画像がこれ。
めも、第一印象。
せっかくなので孫の立場にたって書いてみよう。半袖ピンクのお孫さん。推定年齢8歳くらいにしておこう。
はい。
れっつ、いらすと!
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1週間ほど前の晩、宿題をしているといきなりおばあちゃんから電話がかかってきた。うちは、固定電話に入っているが、最近はほとんどかかってこない。
仮に電話が鳴っても、ほとんどが訳のわからない営業電話だ。あるいは、おじいちゃんとおばあちゃんからの電話。
昨日は、おばあちゃんだった。ケータイを持っていないおばあちゃんは、家の電話からかけてくる。とったのは、お父さんだった。お父さんは、ほんの少しだけ表情を曇らせた後、すぐにお母さんにかわった。
お母さんとおばあちゃんの電話が始まった。
この二人の電話は長い。
私は、宿題をしてるので二人のギャハハと笑う会話がうるさくて仕方なかった。ここで私の部屋に移動しようと思ったが、それはできない話だ。私には部屋がない。
勉強もリビングだし、寝る場所はいまだにお母さんと一緒に寝ている。別に親と一緒に寝たくはないのだけど、お父さんのようにリビングのソファで寝るよりマシだ。
早くこの平屋から出て行きたい。ブロック塀を飛び越えて、もう少し大きな家に住みたい。せめて2LDKは欲しいところだ。
勉強に集中できず、二人のギャハハに耳を傾ける。どうやら、おばあちゃんとおじいちゃんが明日、ウチの近所に本拠地をかまえる"とある団体"の集会に出席するらしい。
集会までのちょっとした時間、少しだけ家に寄ってくとのことだった。少し迷惑な気もしたが、おばあちゃんとおじいちゃんが来るととりあえずお小遣いがもらえる。
だから、どちらかといえばラッキーだ。
”とある団体”のことは、正直あまり好きではない。だって、昔、一度だけ集会に参加した直後のおばあちゃんとおじいちゃんに会ったことがあるんだけど、いつものおばあちゃんとおじいちゃんとは、全くの別人みたいな顔してたんだもん。
誰かから笑い方を教えてもらったかのような満面の笑顔だった。生まれて初めて見る不自然な口角は、私の脳裏に気味の悪さをしっかりと刻んでくれた。
二人からは興奮という名の湯気がたっていた。けど、よくよく聞いていると薄っぺらい内容の儲け話だった。お母さんはうんうんと聞いていたけど、お父さんはずっと怪訝な顔をしていた。
このとき初めて「怪訝」という言葉を知った。辞書にイラストがなかったので、その時のお父さんの写真を載せればいいのにと思った。
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次の日、おじいちゃんとおばあちゃんが着く時間になるとお父さんとお母さんと一緒に外で来るのを待った。家の中で待ってもいいのに、なぜか外で待つ流れになった。
遠くからおじいちゃんとおばあちゃんが見えた。二人とも上下同系色で決めていた。横を見るとお父さんもお母さんも同系色。私も同系色。困った家族だなぁと思った。
おじいちゃんもおばあちゃんも満面の笑顔だった。私やお母さん、お父さんと久しぶりだったので、その笑顔は自然なものだった。この笑顔が、この後の集会で不自然に作り変えられると考えるだけで吐き気がした。
ぱっと見、二人は何も持ってないように思った。「手土産ないんだ」と心の中で思った。けど、すぐに気づいた。二人は、リュックサックを背負っていた。その中に入っているに違いない。
それにしても、二人とも仲良くリュックサックを背負っての登場。
「リュックサック老夫婦じゃん。。。。」
とボソッと言ってしまった。
ほんの一瞬だけど、人ではない何か冷たいものと目が合った気がした。
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今一度、イラストを見てみよう。
・こぼれ話
なんかほんとごめんなさい。途方もなくワケわからん文章になりましたw。全部、バムさんのせい。ぜーんぶ、バムさんのせいだよw😂
・最後に一曲
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