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「聞く習慣」を読んだから、誰かと喋りたい欲がすんごいの。

コロナでなんやかんやあって、新しい選択肢が増えた。悪くないことだと思う。

かといって、昔は昔でいいところあるよね?的なスタンスを取るところもある。

今と昔のいいとこ取りでハイブリッドな感覚を目指せばいいんだろうなぁ、とぼんやり考えたりする。

オンライン会議が一時期、激流行りした昨今。
そっちの良さももちろんある。

けど、直でサクッと会えるなら直で会って、喋ったほうがよくね?って思ったりもする。

なんなら、コロナ明けした今、リアルな対話がやっぱいいよね!的な風潮もあったりなかったり。

本を読んだ。


私にnoteを書くきっかけを与えてくれたいしかわゆきさんの本。


聞くことは観察することでもあります。

「聞く習慣」より引用

この一文、沁みました。

結局、会った方が早いって感覚があります。(これ、私がめんどくさがり屋さんなのでw)

距離的に近くて、時間的にも大丈夫なら、10,20分でも直接会って喋った方が情報をたくさん得られる時がある。会えば、顔をみて喋れるし、雰囲気や表情で相手のコンディションも伝わる。

テキストで伝わらない情報が得られるってのが、最大のメリット。その場で会話することで、広がりや深さ、新しいアイデアが出る場合もある。

・リアルの会話は情報に溢れてる。
・目の前にいる人の感情は文字で表れてくれない。
・表情、声、反応を観察する。
・見ると眺めるは大違いだ。

「聞く習慣」より引用


サクッと済ませて、効率よく情報を入手しようとするのも悪くはない。しかし、深掘りできたり、広がり見せたり、新しい何かが生まれたりするのは、対面のときが多い気がする。(当社比)


人と会うってのは、情報量が段違いに多い。
会って話すことで話題を深めることができる。
会って喋ったほうが結果的に捗る。
そのほうが、かえって効率的なのかもしれない。



人との会話するのが苦手な人もいるだろう。


ただ、苦手だと思っているだけで、自分から楽しもうとしていないだけなのかもしれない。


会話を一緒に楽しむ。
場を作り上げていくってスタンスで楽しんでみる。


会話がおもしろくないのを相手のせいにせず、相手のおもろさを引き出すための努力をしてみる。少し工夫するだけで、会話が楽しめるかもしれない。


・相手のフィールドにいき、教えてもらうくらいのスタンスで会話できてるかどうか。
・聞き役に徹して、相手を引き出す工夫をしているかどうか。
・相手のテンションやリズムを合わせているか。
・感情の乗ったリアクションをしているか。
・話の腰を折っていないか。

「聞く習慣」より引用


「人は自分のことを知りたい生き物、知って欲しい生き物」なのだから、どんどん相手の良さを引き出して会話してこ。で、相手から学んで、自分自身の血肉にしてこ。


読後は、誰かと喋りたい!
会って話しがしてぇ!

そんな欲がでてくる本でした。


・こぼれ話

個人的に会話するのは、得意とはいえないかもしれませんが、苦手ではないと思います。(当社比)

しかし、何気ない会話やインタビュー(著者はインタビューライターさん)がなぜできるのか?をわかりやすく言語化されていて、とても勉強になりました。

普段の会話を思い返して「ふむふむ、確かに。なるほど、そういうことね」とか「このテクニック、今度試してみよう」と思いました。


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