不思議なご縁もあるようでして。。。

初めて会ったのは、病院だった。
言葉も拙い頃、扁桃腺を腫らして入院した。
小児科の入院病棟、隣のベッドにいたのがKだった。

おかん曰く。

Kとプレイルームでよく遊んでいたらしい。親曰く二人とも人見知り同士のくせにキャッキャと一緒に遊ぶものだから、びっくりしたとか。

それが印象に残ってて、親同士も仲良くなったとかなんとか。もちろんKもボクもそのときの記憶は全くない。

そして、奇遇にも同じ幼稚園になった。同じ組にならなかったので一緒に遊んだ記憶はない。しかし、親同士は「奇遇ですね〜✨」で盛り上がったといった感じ。

小学校は別々。

で、中学でまたしても再会。
親同士がまたもや「あらまぁ〜✨奇遇〜✨」と挨拶をしあう。

息子同士はポケ〜っとしている。
そのときに、入院してた頃の話を聞かせてもらった。君たちよく遊んでいたのよと知らされた。息子同士は、ほえ〜っといった具合だった。

それで仲良くなることはなかった。

が、気づけば仲良くなってた。
というか、普通に気が合った。

ブルーハーツを教えてくれたのもKだし、初めてライブハウスに連れて行ってくれたのもKだった。釣りだけはどうにも性に合わなかったけど、漫才のおもろさを教えてもらったのもKだった。初めての告白のときもKに相談したし、初めてできた銭湯友達でもあった。

高校以降は全く別の道を歩んでいるが、今も関係は続いている。子供たちも同じくらいなので、最近また会う頻度か増えた。

てか。
2歳のときに、病院で出会って、今もなお続いてる関係ってスゴくね？w

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ご縁

なんて言葉は、恥ずかしくて少し照れるけど、なまじ間違っていないのかもしれない。

一期一会

なんて言葉もある。
いやはや。ほんと不思議なものである。

人の出会い、なめたらあかん。
一個一個どこでどう繋がるかわからん。

今まで出会った人、これから出会う人、一人一人大切にしながら瞬間瞬間を楽しんでいきたいものですなぁ。。。

なんてことをコロナ療養中の今、床に臥しながら思う35歳男子なのであった。。。

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・こぼれ話

とどのつまり、オカンが一番びっくりしています。「あんとき、小児科病棟のプレイルームでキャッキャしてたアンタらがいまだに繋がってて、その子供らがまた仲良く遊んでるなんてヤバいな」なんて言うてます。

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・最後に一曲