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【読書ノート】ユング心理学入門 -適性検査の原点-

人材開発に携わる中で、適性検査の原点となるユング心理学に興味を持ったので手に取った。

後世の人材感や人の捉え方にこれほどの影響を与えている理論や考えは
どのようなものなのかに興味があった。

特に新鮮だったのは、人の考え方、ものの捉え方もそうだが、人のタイプの一面が強くなりすぎると逆の方向に作用するというということ。

以下は読書メモ。

■この本を読むと良い人


 ①適性検査などの人の分類に関する何らかの業務に携わる人

 ②人のタイプ分けに興味がある※ストレングスファインダーや16パーソナリティー性格診断テストが好き

■この本で学べること


 ①適性検査の根源となる思想を触れることができる
 ②人のものの捉え方や考え方をどう分類したのかという叡智に触れることができる


■印象的だったポイント

①前提として、人間を捉える「基本的態度」と「外的行動」を分け捉える。

外に出るわかりやすい、その人の行動だけで捉えようとしないこと。
人間はそのタイプの持つ一面性を補償しようとする傾向が内在しているため、度々、基本的な態度と真逆の外的行動が現れることがある。
内気だと思った人が大勢の前で歌を披露したり、思慮深いと思った人が感情を爆発させたり。

ユングは、上記の2つの基本的な態度×4つの心理機能の8類型で人を捉えた。この外向的、内向的ということは今でもきく言葉でここから起源がきているのかもしれない。

②基本的な態度 「外向的態度と内向的態度」

外向的:関心や興味が外の世界の事物や人に向けられ、その関係や依存に特徴付けられる。

内向的:内なる世界の主観的要因に重きをおき、自分の世界を深めていく。


※神経症になるケースは、自分の持つ本来の態度と異なる態度を要求される時など。例えば、内向的な子供の親が外向的になることを強いられる。

③4つの心理基本機能

人は、各々が得意とする基本的な心理機能を持つ。

例えば1つのお皿を見たときに無意識にどう捉えるか。

●判断を下す機能
 思考:お皿の破れやすさを考える
 感情;お皿の感じがいい悪いを考える

●自分のうちに取り入れる機能
 感覚;お皿の形や色を的確に把握する
 直感:幾何の円に関する回答を思いつくような属性を超えた可能性を考える

上記の基本的な態度とどの機能を主機能として持つかで人を分類することができるとしている。
また、主機能と反対の機能については軽んじたりしてしまう傾向がある。
思考機能の人は、好きか嫌いかという判断する人を理解しづらいなど。


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上場会社で人材育成/組織開発に関わる業務をしています。 本が好きで年間100冊ほど読むので、たまに書籍のオススメも。
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