夏の雨上がりの匂い

匂いって、 記憶に結び付き易いと思う。 そしてそれは、 苦い記憶よりも、 何というか、 切ないような、 そんな記憶が多い気がする。 花火大会の河川敷。 沢山の人をかき分け、 汗だくになって、 やっと座れたと思ったら、 パラパラと降りだす雨。 通り雨だったみたいで、 すぐに止んだのだけど。 花火よりも、 その雨と、 雨のあとのジメジメした ちょっと冷やされた空気と匂い。 それらが濃く残っている。 そして、 それを思い出すと、 キラキラしたような、 でも、悲しくなるよう

2人でいたって、独りぼっちだ。

急にくる どうしようもない ネガティブな感情は、 毎回毎回、 どん底のようで。 昨日までは どうやって平常心でいたのか 思い出せなくなる。 不機嫌な時があっても 「何かあったの？」 と、聞いてくれたらいいのに。 「こっちまで不機嫌になるわ」 と、イライラをストレートにぶつけられ。 私は、 悲しくても 怒っていても ずっと平常心を装って 過ごさねばならないのか？ 職場ではもちろん、 家でもずっと、フリを続けるのか？ 泣くのもダメ。 怒るのもダメ。 喜びだって、 共感し

子なしを選択するのは私には辛くて。 定期的に滅入る。 経済的な事を考えて、余力がない事を思うと、そりゃ難しいよ。 けれど、勝手に答えを出されたのが一番、辛くて悲しい。 答えを出すのは、話し合ってからが良かったのだ。 これだけはずっと、残ってる。

2本目に突入。

定期的にやってくる波に、 久々にめっためたにやられている。 夫と一緒に寝る気になれなくて、 お風呂上がりのビールを飲んで 何となく、時間を潰している。 そうでないと、 嫌な態度取ってしまいそうだから。 …もう、十分嫌な態度取ってるか。 めっためたにやられたキッカケは、 しょーもない、どうしようもない事。 今日は月に1度の ベタベタデーの予定だったのに、 月のモノがやってきた。 これだけ。 (しょーもないでしょ？) それでも、どうしようもなくなって、 今、めっためたに

元気にしてるといいな。

過去、自分の付き合った人が とてつもなく、クズだと話す私。 めっちゃ自分を正当化してるけど、 もうお気付きだろう。 私も大概である。 寂しさを紛らわす為に、 他の人に走った事が何度もある。 「そんな事してたら自業自得だわ」 と、言われるよね。 うん、分かってる。 そして、こんな事をわざわざ言わなくなって いいって事も。 ただ、吐き出して、 あわよくば、共感してもらえたらいいなぁ と、どこかで救われたくなるのだ。 そして。 ふと思い出す事がある。 アノ人は、元気にし

仮面を。

妹に子どもが出来た。 羨ましいなぁと思いながら、 「おめでとう！会える日が楽しみだね～！」 と、言った。 そして、無事出産。 「おめでとう！母子共に健康でなにより！ ゆっくり体休めてね(*^^*)」 と、言った。 可愛いなぁと思いながら ズクズクして泣いた。 職場の人間関係が上手くいかない。 「あの人はああいう人だから、 割り切るしかないよね！」 と、言い聞かせた。 夫とのコミュニケーションが 上手くいってるようで、 肝心な所が伝えられない。 「仕方ない。人それぞれ。

気付いちゃったから、尚更、大事にされたい。

先日、挙式をしたのだ。 身内のみの、10人にも満たない 小さな挙式。 手作り出来るモノは手作りにしたくて、 睡眠不足で迎えた当日だったけど、 とっても良かった。 式場のスタッフさんの温かさと、 自分が主役な感じと(笑) ずっと笑顔で、 こんな時間が自分にやってくるなんて、 思ってもみなかったもんだから、 終わってから数日しても、 余韻に浸っていたほど(笑) そう。 数日しても余韻に浸っていたんだのだけど。 数日後の母からの電話で そんな気分も、ぶっ飛んだのだ。 電話

空っぽになりたい。

昨日はほぼ、一睡も出来ず。 どうしようもなく、ネガティブで、 どうしようもなく、ぐちゃぐちゃで。 過去の事なんてどうしようもなくて、 絶対に変えられないのに、 ただただ、後悔をしてしまう。 そして、後悔が過ぎると、次は妬み嫉み。 とことん、自分が嫌なヤツに 最低なヤツになる。 ボロボロ涙は出るし、 悲しくて、寂しくて、 ズクズクと心臓が痛むのだけど、 解決なんて、する訳がなく。 ふと、 空っぽになれたら と、思ったら、少し、心が楽になった。 空っぽ って、どういう

ずっとどこか、苦しい。 スッキリしない。 楽しいけど、満たされない。 苦しいなぁ。 悲しいなぁ。 寂しいなぁ。 口をついで出てくるのは愚痴ばかり。 ずっと、空いた穴が塞がらない。 抉られた傷が治らないまま、ずっとジュクジュクしてる。 いつになったら、この感覚から抜け出せる？

まだまだ。

妹から、２人目が出来たとのラインが、 仕事の休憩中に来た☆ ぉお！ それはめでたい！！！ と思いながら、仕事をしていて、 ふと、ざわつく心に気付いて ちょっと気付かぬふり。 そして、仕事帰りにふと、涙ポロリ。 あー、気が緩んだな。 って、思ったのと、 まだまだかー って、感じたのと。 以前、 「子ナシ」というこれからの生活を、 「諦め」じゃなく、「選択」だ と、思えるようになってきた と言ったけど、 全然だなぁと、思い知った瞬間。 それと同時に、過去を思い出して、

蚊取り線香

私は 匂いフェチ というモノなんだと思う。 とりあえず、何でも匂ってしまう。 好きな匂いは よく聞く、 雨で濡れたアスファルトの匂い とか。 広告紙のインクの匂い 牛乳石鹸(青箱)の香り ちょっとマニアック過ぎて 恥ずかしくて言えないモノもある。 (足の指の間の匂いとか、そういう系) 季節で言えば、 春先の沈丁花の香り 秋口のキンモクセイの香り 冬は、ストーブの匂い とかも、とても好き。 この時期なら、 蚊取り線香の匂いがとても好き。 最近は、森林の香りとか、ラ

ふとした瞬間の、救いと気付き。

私は漫画が好き。 本も好きなのだけど、漫画はもっと好きだ。 昔、母から 「漫画ばかり見ていたらバカになるよ！」 と言われたけれど、 そんな事はない。 寧ろ、気付きもあるし、救いもある。 だから、私は漫画が今でも好きなのだ。 最近は無料で漫画を見られるサービスとかあるので、 それを利用して、色々と見ている。 無料だから、途中で終わってしまうものばかりだけど、 (勿論、お金を出せば続きが読めるのだけど。) 面白い作品と出会えるのが 単純に楽しい。 そして今日も漫画を見ていた