気付いちゃったから、尚更、大事にされたい。

先日、挙式をしたのだ。
身内のみの、10人にも満たない
小さな挙式。

手作り出来るモノは手作りにしたくて、
睡眠不足で迎えた当日だったけど、
とっても良かった。

式場のスタッフさんの温かさと、
自分が主役な感じと(笑)
ずっと笑顔で、
こんな時間が自分にやってくるなんて、
思ってもみなかったもんだから、
終わってから数日しても、
余韻に浸っていたほど(笑)

そう。
数日しても余韻に浸っていたんだのだけど。

数日後の母からの電話で
そんな気分も、ぶっ飛んだのだ。

電話の内容は
渡した引き出物のカタログが
「安っぽい&選べるモノがない」
とな。

…はて。
これはケチを付けられているのか。
「それなりの値段にしたはずだけど…」
と、答えたけれど、
注文したのは、半年以上前の事だから、
少し悩む私。
それと同時に、その引き出物は
母に相談して、その金額に決めたのだという事が蘇ってきた。

それを話そうかと思った瞬間。

「A(わいの妹)にネットで調べてもらったら
5000円だったわよ」
と。

…この瞬間に、怒りも込み上げつつ、
私の中の何かが、
何かの電源を落とした。←ちょっとよく分からないw

…結局母には、
一緒に、その値段のカタログにする事を決めたのだという事は、話さず、
ごめんね
と謝って終わった。

しかしまあ、心は冷えきり、
妹に対しても、怒りは残っており。
嫌味含めたラインを送ったけれど。
(心の狭い姉ですまんね。)

さて。
その日から、とある事に気付いたのだ。

それは、挙式当日の違和感。
とっても素敵で、幸せの塊だったあの時間。
しかし、色々引っ掛かる事があった。
それを、敢えて見て見ぬふりしてたけど、
ずっと残ってた違和感。
その違和感の正体に気付いたのだ。

私、母に「おめでとう」も「キレイよ」も
言われてない。←

手紙を渡して、
「ありがとう」
は、聞けたけれど。

言われた事で、印象に残ってるのは、
挙式後の食事会でのこれら。
 
「この子は理解出来ない事が多い」
「あの時はとち狂ってたのよね」
「妹は上品さがあるけど、この子は違うでしょ?」

…今思い出すと
めっちゃくちゃ、切ない!
けなされてるやん!
何笑ってたんだろう、私!

…とまあ、茶化さずに言うと
悲しかったという事です。

「子どもみたい」
と言われても、やっぱり、
「キレイよ」
の一言は聞きたかったよな。
ちなみに、父にも言われてない(笑)

私は
親の望むような娘ではないから、
過去の過ちを許せないし、
「情けない娘」
だという思いが強いのかもしれないな。 

…しかし。
それでも私は、
ちゃんと大事にされたい。
気付いちゃったから、尚更。

一先ず、しばらく距離を取ろうと思う。

親であっても、
けなすような人は
繋がっていても辛いのだ。

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