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27/100 娘を愛さなかった母親の話

こんにちは、watageです。

今回は、娘を愛さなかった母親の話です。

娘を愛さなかった母親とは、
私の母親です。

なぜ母は私を愛さなかったのか、
ずっとずっと考えていました。

インターネットで調べまくった結果、
しっくりときた答えがあったので
紹介します。

母が私を愛さなかった理由は、
「母親」ではなく「1人の女性」で
生きていたから。

私がまだ小さな子供だったころは
とても優しかった母。

その理由は、小さな子供だから。

娘を子どもとして見ているうちは
「母」と「子」として接し、
一緒に過ごします。

しかし徐々に女として成長してくる
子供の私。

すると母は、私を「娘」ではなく、
1人の女として敵視します。

敵視する理由は、
おそらく母は自分以外の女性が
家にいることが許せないから。

1人の女とは、つまり自分のライバル。
自分の夫を盗られるかもしれない。

だから母は私にキツく当たったり
嫉妬したりしてきたのです。

ライバルの女に愛情が沸くことはなく、
私は母から愛情をもらえずに育ったのでした。

しかし母の敵対した態度は、
私が家から出るとなくなりました。

おそらく夫を盗られる心配が
なくなったからでしょう。

過去に何度か母と実家で会ったとき、
敵視されることはありませんでした。

理由は、たまに家に来るお客さん(ゲスト)として
母に認識されたから。

その証拠に、母は私がほしいものは
なんでも買い与えますし、
なんでも言うことを聞いてくれました。

ここで「私は愛されているんだ」と
勘違いしてしまうから苦しいのです。

娘である自分に敵視してくる母の対策は、
「物理的に距離をとること」
「精神的に距離をとること」だと思います。

物理的距離は、家を出ること。

精神的距離は、「母は1人の女として
生きている」と認めたり、
「血のつながった他人」と
少し親を見下したりすることです。

自分より偉いと思っている親を見下してみると、
怖くもないなんともない状態になれます。

親なんて所詮血のつながった他人です。

親だからって偉いわけじゃないですし、
正しいこともない。

母に愛されなかったのは悲しいです。

しかし私は、母を「娘を愛せなかった
可哀そうな人」と認識して
生きることを決めました。

もちろん完全に吹っ切れたわけではなく、
たまに「愛されたかった」と泣くことがありますが、
それでいいのです。

親の愛情を諦めることなんて
できないんですから。

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