夏、休まない。
夏休みですね。「大学生は人生の夏休みだ」なんてツッコミは置いといて(笑)
8月は実家に帰省をしたり、友人と旅行をしたりしながらゆっくりと過ごしていました。
さらに8月には、自分にとって最も難しい決断を下しました。8月いっぱいで、半年間勤めていたインターンを卒業することに決めたのです。
インターンを卒業するにあたって、いろいろ学んだことをまとめたいのですが、自分のここまでの学生生活を振り返った時に
「これからもきっとこれは大切だろうな」
と思ったことを、3つにまとめます。
①時間がないなんて、ウソだ!笑
人生の夏休み、大学生活。
部活、サークル、バイト、ゼミ、単位回収などなど。
夏休みとは名ばかりで、何かと忙しい毎日を過ごしている大学生…
とは裏腹に、部活もそこまでキツくなく、バイトも特にガツガツやっていたわけでもない自分。
そんな自分が
「なんか始めたいなー」
くらいのテンションで飛び込んだのが長期インターンでした。
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インターンでの業務は正直とても忙しかったです。
大学の空きコマを削ってミーティングをしたり、あさイチで他のインターン生との面談をしたり、帰ってからも勉強そっちのけでインターンをしていることもしばしば。
しかし、それでも読書の量は月15~20冊程度と10冊くらい増えたし、友達と自宅で飲み会をしたりゼミでも飲み会を開催したりと、自分の自由な時間もすごく充実していたな~と感じています。
そうして過ぎていった半年は、インターン前と比べても圧倒的に充実していました。
振り返ればインターン期間中にやりたいと思ったことで、できなかったことなんてほとんどありません。
やらなかったことは、単純に「その時やりたくなかったこと」だったんです。
今まではいったん考えたいことに対して「あとで考えよ」とか「時間がないからなぁ…」って言っていたけれど、それはつまり
自分にウソをついて、やりたくないことをやろうとしている
か
やることに優先順位をつけられていない
のどっちかなのかな、と今は考えてしまう。
だから、インターン中はなにか依頼されたら、スケジュール帳を一瞬だけ見て、どんどん「やります!」を増やしていきました。
やればやるだけ上達するような業務の性質もあって、「やります」が増えたことで業務の質も、スピードも、他にできることもどんどん増えていきました。
もちろんそれだけたくさんのことをやっていれば、できなくなってしまうこともありました。
でもそれは換言すれば、自分が本気で熱量を注ぐに値しなかったということ。優先順位をつけた結果とも言えそうです。
だから、どんどんやることは増やしていったらいい。キャパはやることを増やしたら自然に増えていくものだと思う。
②タイミングは、常に今。
ビジネスで大事なことは「何をやるか」、「だれとやるか」、そして「いつやるか」と、インターン先の代表から教えていただきました。
前半二つはハウツー本を見たらいい。
でも、「いつやるか」は書いていない。
以前、某予備校の講師が「今でしょ!」と言って一世を風靡しましたが、今となってはあれほど突き刺さる言葉はありません。
大体何か声をかけてもらったときがチャンスだし、何かしたいときがはじめ時だし、迷ったらやる。そのタイミングは、今。
その意味では、試験の2日前にベッドに寝転がりながらおもむろにネットを開いてインターンに申し込み、試験の前日に面接をしてもらい、特に迷うことなく飛び込んだ自分は、ちょっとほめてあげたい。笑
③成長は、後付けだ。
成長という言葉を聞くと、辟易とする自分がいました。
インターンを通して、それを言語化できたように思います。
それは、成長に唯一の定義などないのではないか、ということです。
自分にとっての成長と、他人にとっての成長の定義は違うと思いませんか?
あることを成し遂げた時、それまでの道を振り返って「あれができるようになった」、「こういうことが分かった」というのが成長だと思うんです。
でも、「成長したい学生は~」とか「自分を成長させる○○」みたいなうたい文句って世の中にたくさんありますよね。それが悪いとかではなく。
最近は、成長の定義が自分と企業でズレたらミスマッチになるのかなって思ったり思わなかったり。
だからこれからの学生生活では、自分の成長を具体化して、仮説を立てて行動に落とし込んでいけたらいいなぁ。
最後に
時間がある人は最強だと思っていました。
有り余る時間こそが自分を焦らせて、何かを考えさせて、新しいことに取り組めて、無限の可能性から選択肢を吟味して取捨選択できる。
時間があればなんだってできそうです。それはそうか。笑
でも、僕がインターンで学んだことはむしろ逆で、いろいろやって時間がない人ほど実は圧倒的になんでもできる可能性を秘めているんじゃないかな。
いろいろやってんなコイツって思う人ほど内省できて、キャパを拡大できて、物事に優先順位をつけられて、新しいチャンスに接する機会も増えて、結果として身につくものも多いと思う。
そうして自分を追い込みながらも本当に熱中できる何かこそ、「夏休み」明けの自分の人生を輝かせるのかもしれないなぁ。
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