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【私の音語り】そしてお返事にいただいたもの

先日、ダンナさんとの最初の接点というので「少年ナイフ」をご紹介しましたが、今日はその続きをば。

少年ナイフのカヴァー曲が収録されたソノシートを送った後、お礼にと自分がお勧めするアーティストのオムニバステープを作ってお返ししてくれた彼。
それがまたマイナーな楽曲から始まっていたという・・・。

というのも、昭和の終わり頃って、アーティストの新譜が出ると、レコード盤とCD盤が両方出ている状態でした。

レコードがCDに取って代わる前は、レコード店には新譜のアルバムやシングルをメインにラックに並べていて、ちょっと前に出たアルバムやシングルは一定期間過ぎると店頭から無くなるので、以降は中古レコード店で音源を探すこととなりました。

それがCDでリリースされるようになってから、場所を取らないのと劣化しない(レコードだと針でこすって音を出すので、聴き過ぎるとブチブチとノイズが入ってくるんですよね)ので、昔リリースされたアルバムの復刻版がどんどん出てきて、レンタルCDショップで昔のアルバムを借りてきて聴けるようになってきました。

いつが境目だったのかなーと調べたら、1987(昭和62)年だそうです。私が高校在学時代はまだCDプレイヤーもCDラジカセも店頭になかったもの(地方だったからもあるけど)。1984(昭和59)年くらいからミニコンポもラジカセもCDプレイヤー搭載になってきたと思います。

そんな時代に送ってきたテープの1曲目はMalcolm McLarenの「Soweto」でした。
1983年に発売されたサントリー「マリンクラブ」という、歯磨きチューブをドリンクにしたようなお味のジュースのCMソングでした。今思うとよく音源持ってたなと感心します。

思えば「パンクロックの父」との出会いはこのカセットテープからやったな。


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