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「HUMATRIX vol.10」(一回買い切り版)

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一回買い切りマガジンです。サピエンシズムと進化心理学(EP)の観点から「ヒト」を読み解くのに役立つ、楽しい記事をお届けします。長編5編、短編10編ほど収録予定。
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#進化心理学

退屈はなんのためにあるのか、に関する退屈な論考 #Bore Ⅰ | 進化心理マガジン「HU…

#01 退屈な存在 退屈を好む人はいない。 「退屈な作品だった」という批評は、映画を見た感想…

EvoPsy
2か月前
59

「好奇心はなぜあるのか?」と好奇心を持ってみる。〜情報食動物としてのサピエンス …

「好奇心はなぜあるのか?」と好奇心をもってみる。 その他全ての感情についても同様に「なぜ…

EvoPsy
2か月前
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二足歩行という、ヒト流のロコモーション。 #Hutr Ⅲ 進化心理マガジン「HUMATRIX」

歩くことの不思議 サピエンスたちよ、 自分がどう歩いているのかを観察してみよう。 一本の…

EvoPsy
2か月前
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快楽に近づくな!〜脳内のゴー反応を抑制する〜 patior #01 (連載『ガマンの進化』)

#01 脳内のゴー反応を抑制する

EvoPsy
2か月前
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ヒトの脳は「人間関係」を処理するためのデバイスである 〜 ロビン=ダンバーの社会脳…

#02 霊長類も脳がデカい ヒトは脳がデカい生き物だが、ヒトの脳はなぜデカいのか?を考える際…

EvoPsy
2か月前
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「夢」に殺される未来を回避せよ──鬱が伝えるメッセージ|Depth #07 (連載『鬱の進…

#08 夢を諦めるな! あなたには人生の時限爆弾の音が聞こえるか? 前回の記事でも紹介した、…

EvoPsy
3か月前
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ヒトの脳に搭載されている3つの世界認識モードとは?──物理スタンス、設計スタンス、そして志向スタンス。 #ToM Ⅱ | 進化心理マガジン「HUMATRIX」

• ToMシリーズ 前回の記事 ToM #05ヒトの脳に搭載されている3つの認識スタンスわれわれホモ‪·‬サピエンスは「他者(others) の振る舞いを理解して予測する」ことの進化的な必要性から、脳に3つの認知スタンス───いわば世界認識モード───を搭載している。 進化論的哲学の第一人者ダニエル=デネット(悲しいことに先日訃報が報じられた)は、この、ヒトに搭載されている3つの世界認識モードを「物理スタンス」「設計スタンス」「志向スタンス」とそれぞれ名付けた。*Den

ヒトは〝評判選択〟によって進化した 〜人間レビュー社会で⭐︎5を獲得するために〜 R…

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EvoPsy
3か月前
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ヒトという評判を気にする種。 -動物を脱し人間へ-  Reputo #01(連載『評判の進化…

#01評判を気にしないサル 、 評判を気にするヒト ヒトは〝評判/レピュテーション〟というもの…

EvoPsy
3か月前
62

マンザハンターVS. マンザハンテッド〜人類は狩りをするサルか、狩られるサルか? #H…

EvoPsy
4か月前
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サルの世界にもSNSがある:個人認識能力とソーシャルネットワーク監視ニーズ。 Sonet …

#01 「人間関係」に取り憑かれた脳 サピエンスの脳は人間関係のやり繰りのために発達した。僕…

EvoPsy
4か月前
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ヒトの脳が大きいのは、他人が大きな脳を持っているからだ─── 一見、無意味な説明…

#01 「社会脳」という言葉の誤解 ヒトの巨大な脳の進化の定説、社会脳仮説/The Social Brain…

EvoPsy
4か月前
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鬱のオリジナルトリガーとカレントトリガー|Depth #06 (連載『鬱の進化』第六回)

#07 鬱のオリジナルトリガーとカレントトリガー 以前出した「#misma」シリーズの記事では、…

EvoPsy
4か月前
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「僕なんか…」「私なんて…」と自己蔑視してしまう理由 |Depth #05 (連載『鬱の進化』第五回)

#05 自分の価値を否定する意義鬱病になった人は「じぶんには価値がない」と認識していることが多い。鬱病患者は典型的には自信がなく、自己評価も低い。「わたしは何もできない、ダメな人間なんです」と自虐的な態度をとる。 こういう鬱病患者の精神性はこれまで、たんなるメンタルヘルスの悪化であり、一概に〝不適応〟として片付けられてきた。