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「教える」ってめちゃくちゃ面白い!

こんにちは、今日は久しぶりに個別指導をしまくったので、「教えたい欲求」が満たされまくっているやうたです。楽しかったなあ。でも、今日はあえて「教えるってめちゃくちゃ面白いからこそ、気をつけないといけないな」ということを書こうと思います。

今は分散登校中なので、クラスの生徒数は半分です。さらに、僕の学校は習熟度別のクラス分けも行なっているので、10人ほどしかいない授業もあります。普段は『学び合い』を行なっている僕の授業ですが、あまりに少人数だと難しいので、今日は塾の少人数制の個別対応みたいな感じで授業したところ、めちゃくちゃ楽しかったんですよね〜。

改めて思ったのは、僕は教えることが大好きだと言うことです。同じ内容のことを説明するにしても、生徒の理解度によって説明の仕方を変えたり、わかったときの生徒の嬉しそうな顔が好きだったり、いろいろと理由はありますが、すべてにやりがいを感じられます。僕にとって、いわゆる教師という職業はめちゃくちゃ向いているんだと毎回実感します。

だから、普段行なっている『学び合い』は少し寂しさを感じたりもします。欲を言えば、毎回、個別対応の講義型の授業をしたいなと思います。

でもね。それじゃダメなんですよ。

毎時間、全員の個別対応授業なんて、無理なんです。50分授業で40人を教える場合、1人1分ちょっとしか時間がないでしょう。手厚い指導なんてできないんです。

じゃあ、一斉授業すればいいんじゃんと思うでしょう?でも、僕が前でしゃべってることを理解できる子は何人いると思います。たぶん疑問も持っていない状態で授業をして、内容をすべてわかってくれるのは2、3人でしょうね。

じゃあ、レベルを落として喋ったすると、学力の高い子や学力の低い子にとっては、その時間は無駄であり、結果的にその子たちを見捨てることになります。

教師が主役の授業は無理があるんです。しかも、僕は1人も見捨てたくない。1人も見捨てない社会の実現を目指しています。だから、どんなに教えることが楽しくても、こう思うようにしています。

「今日の授業は一人も見捨てないことができていたのか?」

『学び合い』は、一度知るとそれを無視することができなくなります。

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