眠れない夜に
ここ数日、変な時間に目が覚めちゃいます。
私自身、寝付きは良い方だと思っていて、一度寝たら朝の覚醒まで起きないのが通常です。
睡眠中はトイレにも滅多に起きません。
歯ぎしり、いびき、といった問題を別にするなら睡眠で困った経験ってほとんどないままこの年齢まで来ました。(歯軋りは年季が入っていて、しっかりと歯が削れているようです笑)
日々のパターンとして21時~22時の間には眠りにつき、5時~6時の間に目が覚めるのが日常化しています。
その間、目が覚めないのが私の習慣だったのです。
それがここ数日、1時とか2時とか中途半端な時間に目が覚めてしまいます。
トイレに行って布団に戻れば、再び眠れる場合がほとんどだったのですけど、ここ数日はすぐには眠れない感じです。
「なぜ眠れない?」
「なぜこんなことが起きている?」
と原因を考えて対処したいところですけど、そんなことしたら余計に眠れません。
とりあえず「眠れない現状」を受け容れ、目を閉じてじっとしているのを選択しています。
「なぜ?」とか
「~~だから●●だ」みたいに
考えるのをひたすらにやめる。
行動もしない。
そんな風にして時間の経過と再び睡眠が訪れるのを待ちます。
そういえば、記憶の中では一度だけ全く眠れない日がありました。
起きていようとして全く眠らないのではなく、眠ろうとしているのに全く眠れない日があったのです。
耳の手術当日の夜です。。
夕方過ぎくらいまでは全身麻酔の名残なのか、疲労なのか、うつらうつらとしていました。半睡眠、半覚醒みたいな感じ。
麻酔が切れるあたりから、ハッキリと痛みが強くなり、眠ろうとしても寝られません。
それは朝まで続きました。眠れない、とはっきり自覚しているのはあれくらいでしょうかね。
そんなこともあったなあ、とぼーっと思い出していました。
いよいよ眠れないのでリビングに行き、一口水を飲みました。
ソファーに座り、目を閉じながら体をマッサージすることにしました。
別に意味や理由はなく、なんとなくやりたくなったからです。
ああ、ここ痛いな、ここ硬いな、ここ気持ちいいな、とかただただ感じ取りながら手の届く範囲を押したりさすったりしてみます。
お腹が減っている感じもありました。けれど食べてしまうと覚醒につながりそうだし、酷い空腹じゃなかったので、「お腹すいてるのか」と観察のみで終わりにしておきました。
そうこうしていたら、なんだか眠くなってきたので布団に帰り毛布をかぶります。
寝ながらも首の周りを押したりさすったり。。
いつの間にか寝ていたようです。次に目が覚めたら6時くらいでした。
寝起きはいまいちです。
さてさて、何が原因なのか。そもそも原因を探ることに意味があるのか。
しいて言えば、昨日は走っていない。休息も必要じゃない?と思って走らないでいました。
運動量が足りなかった?
いや、考えるのはやめます。頭を使って考えるのから離れてみようと思います。
走りたければ走るし、そうじゃなければお休み。走ろうと思えばいつでも走れる。そういう体にしていきたいので。
眠くなれば寝るし、そうじゃないのなら起きてる。いや、これは変ですね。夜なら眠るものだから。起きていちゃまずい。
でもまあ、押したりさすったりするような、自分を観察する時間は、なんとなく良い時間に感じました。
わかっているようでわからない自分の体。もしかしたらこの眠れなさは心理的な何かを表していたのでしょうか?
生きてりゃ色々ありますね。
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