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美容サロン・美容業界。今できること!未来のためにできること!(新型コロナウイルス関連情報を随時更新します)最新更新日4/15

こんにちは。美容業界オンリー20年目の営業マン『田中優勝』です。

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【コロナウイルス感染拡大で感じていること】

コロナウイルス感染拡大が激しさを増す中、好転への兆しがなかなか見えてきません。これだけ都市部での状況が報道され始めると、まだ感染者数が少ない地域でも、いよいよ身近に迫っていると感じる頃ではないでしょうか?特効薬や、確実な感染防止策、ウイルス死滅の方法など、確実な情報が発表されない中、様々な行動が自粛となっています。しかし、考えることを止めてはいけません!ただ立ち止まっているわけにはいきません!

この現状に対して、今できること、未来のためにできることを考えて、着実に、少しでも、前に進むために行動するべきです。美容サロン(美容室・エステ・ネイル・マツエク・リラク等)等の、美容業界の皆様にお世話になっている企業に身を置く者として、少しでも役立つ情報をお届けする。

私が今、できることであり、やるべきことと考えております。これからお伝えすることが、何か1つでもお役に立てれば幸いです。

①融資・助成金・納税猶予等、お金の事

これについては、美容業界に詳しい税理士さんの知り合いが多くて、本当に良かったです!「融資・助成金・納税猶予」等について、色々と教えていただきました。

新型コロナウイルス感染症特別貸付
コロナウイルスの影響による売上減、その後の中長期的な回復が見込まれる場合、無担保・実質無利子(詳細は要確認)で融資が受けられる場合がある。ただし、根拠なく高額な融資額を申請することは、中小企業の審査に混乱を招き、融資されにくくなるので注意が必要。➩関連ツイート

雇用助成金、休業手当助成率最大9割!
経営が悪化した企業が従業員を解雇するのを防ぐため、雇用調整助成金の拡充を盛り込む方針を固めた。休業手当に対する助成率を中小企業で5分の4、大企業は3分の2に引き上げた上、従業員を1人も解雇しない場合は最大で9割とする。大まかに言うと、予約キャンセルが多くてアシスタントを出勤させるほどでもない場合、休ませて休業手当を出せばその9割が後で助成される。ということ。➩関連ツイート

コロナウイルス影響に対して納税猶予
新型コロナウイルス感染症の影響により、国税を一時に納付することができない場合、税務署に申請すれば、法令の要件を満たすことで、原則として1年以内の期間に限り、換価の猶予が認められる。

個人事業主・中小企業持続化給付金(4/8更新)
新型コロナの影響で、事業収入(売上)が前年同月比50%以上減少した事業者(幅広い業種)を対象として、個人事業主は上限 100万円、中小企業は上限200万円、の現金給付を検討。(現在はまだ申請できません。)給付金なので、返済の必要はありません。早くても給付は5月開始となる見込みだそうです。

他にも、新しい情報が随時検討・発表されています。。4/11時点での弊社営業スタッフがまとめている資料が以下になります。ダウンロードしてご確認できます。
新型コロナウイルス感染症に関連する融資等一覧(PDFファイル)ダウンロードページへ。

お金のことですので、手間のかかる申請はもちろん必要です。あと、諸条件ありますので、詳しくはそれぞれのサイトをご確認ください。どうしても自分では不安と言う場合、地域によっては税理士さんや社労士さんをご紹介できます。ちなみに、ポスレジなどを導入している場合は、年間売上などの資料はそのポスレジから印刷して提出されることをオススメします。これは、融資も納税猶予もそうですが、中小規模店でも『ちゃんと経営している。』という見方をしてくれるので、評価としてはプラスになるそうです。新規出店の時の銀行融資でも聞いたことがある話ですね。

②感染防止策の告知等、お客様に向けて

『コロナ対策案内の例文ある?』
そんなご質問がいくつかありました。各サロン様にて、様々な感染予防策を実施されていると思いますが、それをお客様に知っていただくことで、少しでも『不安』を減らすことができます。私は美容サロン専門のポスレジ屋として、日々多くのサロン様に訪問しています。ですので、数軒のサロン様から最初に書いたような『例文ある?』という連絡がありました。こういう店舗として世の中に発信するオフィシャルな文章って、なかなか作る機会が無いので困りますよね。正しい文章なのか?どこまで書くべきなのか?悩んでしまいなかなか進まない。そんなこともあると思います。私も完璧な文章なんてわかりません。そんな時は、既に公開されている大手企業様の後悔されている内容を参考にしちゃいましょう!Googleで「コロナウイルス 対応 美容室」とか検索してみてください。(あってほしくは無いですが、休業される場合は「美容室 コロナ 休業」とかになります。)

コロナ検索

既に公開されている文章がいくつか見つかります。そのまんまの文章で、実施していないことまで丸パクリはNGですが、大手企業ほど文章の始まり方や終わり方などは、専門の正しい書き方をしているはず。なので、参考にさせていただくのはアリでしょう。お困りの際は、上記の検索で例文を探して、貴店に合った告知文を考えてみてください。そして、店内告知・ホームページ・ブログ・SNS等、すべてのお客様の目に留まるモノに告知していきましょう!

あと、色々と見ていて「マスク着用のままでの施術も可能です。」というご案内は、まだ少ないように思います。(できるところとできないところがあるんですかね?)なので、これも実施している場合は明記しておきたいですね。

③今、ご予約いただいているお客様へ

既に今、ご予約いただいているお客様に対して、上記で作成した告知は個別に行うべき!お客様とつながっているツールはありますか?メール・SNS・LINE・電話・ショートメール・アプリ・ホトペなど、色々と「サロンの外にいるお客様」に関わることができるツールがあります。今の時代、むしろ電話以外の何らかのツールを使っているお客様の割合の方が多いはず。今回、私自身も営業マンとして、ほとんどのお客様に電話ではなく、メッセージで現在の状況による❝出張・訪問の制限❞等について説明させていただきました。これは、数年前から色々なスマホによるツナガリを作っていたことが非常に役立ちました。これは『未来への投資』活動が、今役に立ってきているということでしょう。

ちなみに、上記の様にサロンに予約されているお客様には、大まかに言うと『感染予防の対策は万全です。しかし、お互いの健康が第一です。体調不良や外出は不安と思われるなら、予約日時を変更される方がよい場合もございます。そんな時は遠慮なくお知らせください。』というような内容を送ることになります。そうすると「来るつもりだったお客様まで、キャンセルされちゃうんじゃないの?」というご意見もいただきますが、キャンセルされる方はほぼいないそうです!逆に『そちらにも迷惑がかかるから、行ってよいのか?迷っていた。連絡してくれて安心しました。』という声が返ってくるそうです。(SNSの投稿やリアルなお話等で確認しました。)こんな時だからこそ、お客様との関係性がより深くなり信頼が高まるように、誠実な対応を心がけるべき!ということでしょう。これは、今できることでありつつも、未来のためでもあります!コロナ問題が落ち着いた後で、改めて常連さんに安心してご来店いただけることにもつながりますので。

④将来、ご予約いただけそうなお客様へ

これはをしっかりとしておくことで、多くのお客様の目に届けばよいですが、やはり漏れはあると思います。そんな時、サロンポスレジは非常に役立ちます!数年ご利用でしたら、お客様の来店サイクルを自動計算して『そろそろご来店されそうな方』をリストアップしてくれます!又は、ネット予約システム等のリマインダーでメールやプッシュ通知等があるはずです。それらのシステムの、通常は普通にご来店案内等に送る文章にもに書いた内容を追記する。又は一言『当店のコロナウイルス感染防止策について』と書いて、それについて書いたブログのリンクを貼る。他、実施している対策を箇条書きにした1枚の用紙のようなイメージにして、画像として添付する。(状況が落ち着いたら、また文章の編集はしなければいけないですが…)


これ、実はTwitter・インスタの、BotやAIを見ていて気づいたのですが、自動化された案内が非常時でも『通常通りの平常運転』で届くことって、かなり違和感あります!例えば『世の中もう終わりだ!』(極端ですが…)みたいなWebニュースやSNS投稿が続いている中で、自動広告で『今イチバン人気のお笑いコンテンツはコチラへ!』とか来たら…。何だコレ?って思っちゃいますよね。それか無視ですね。なので、未来の来店見込みのお客様に対しても、適したタイミングで適したご案内を送る。そういうことが、いつもご来店のお客様への安心感と信頼をより深めることにつながるはずです。世間の状況は回復したけど『最悪な状況の時には、何も気遣いが無かったのよね~。』なんて思う方もいらっしゃるかも?ちょっとしたことで、不満を防ぐ努力もしておきましょう!


⑤スタッフへの対応について

売上減・休業でもスタッフの皆様を守りたい!給与は通常通り出してあげたい!そんなご意見をよく目にします。そんな中でのお話はとでも重要です!でも、どうしてもオーナーとスタッフの温度差はあります。➩参考tweet(ロックダウンした時でもスタッフに給料を払い続けられるように必死に資金調達する社長と…)

まあ、私も20代の頃に『日本が大混乱してるから、今日から1週間会社は休みだ!』と言われて、まだまだ重要な仕事を任されていない立場だったら『ラッキー!遊ぼ!』とか思うでしょうね。で、ただ遊んでいるだけ(ホントはそういう時に努力すべきですが…)ならまだマシですが、SNSという現代のツールは、良くも悪くも、片手でボタン1つで、いつでもどこでも❝拡散❞されちゃいます!

他、休みだからという訳ではないですが、こんなツイートも…➩「カラーは剤はコロナをコロすのだ!」というストーリーでお別れしといた…

オーナーとして、感染防止策を実施・告知して、何とか金策して、営業時間が減ったり、休業になっても大丈夫なようにする。でも、そんな中でスタッフさんが、時間があるからと浅はかなSNS投稿をしたり、休み中にできる仕事・やるべき努力をしないで『遊ぶぜ!』とSNS投稿したり、挙句の果てには❝感染❞したりするともう最悪!なので、スタッフの皆様にもしっかりと現状を伝えるべき!

自分だけの問題ではなく、多くの人に迷惑をかけてしまうということ。これは、感染拡大の様子を色々と見ていると、リアルに感じてもらえるように説明できる事例は(残念ながら)多くあります。

例えば私の地元❝岡山❞の例です。
感染拡大時期のスペイン旅行で感染
(岡山と青森の1人目がコレでした…)
京都産業大生が卒業旅行で感染
(クラスター感染で岡山4人目も…)
こういう時にTwitterはリアルなコメントもあり、叩かれる恐ろしさもよくわかります。それぞれ、スタッフさんの出身地で調べてみてもよいかもしれませんね。『コロナ 感染 〇〇県』とかで。(3/31にこちらの記事を投稿後、4/8現在は岡山県で14人目の感染者が出ています。)


そして、今もまだ美容室での感染が報告されていないのは、本当に本当に非常に価値のある事なんです!(4/8現在、京都と大阪で美容室での感染が確認されました。もう、すぐ近くまで感染の危機は迫っています!)ここで、できるかぎり美容室での感染が少ない状態で乗り切れば、大きなチャンスにもなります!(一部、美容院に行くのは不要不急とかの報道がありましたが、それはそっとスルーしましょう。その後、4/7に政府が“美容院に通うことは制限することではない”と言ってくれましたね。)今後、他にインフルエンザなどが流行ることがあっても、美容室は衛生管理がしっかりとしていて比較的安全!と業界全体が評価されるかも?

多くの人、周りの人、身近な人、さらに業界への影響もある。そういうことをしっかりと伝えて、他人事と考えずに『当事者意識』を持って、お店一丸となってコロナウイルス感染拡大と戦っていきましょう! 

⑥お取引業者への対応について

これは、私自身が3月にリモートワークにトライして感じたことです。何だかんだで外回りの仕事って、不要不急の外出もしちゃってることが多いんです。まあ、営業としては❝顔を合わせて話す❞のが大事!と教わっていますし、私のような40代中頃の世代は、お客様の方もそういう方が多いと勝手に思っています。ところが、実際にビビりながら『早めにコロナ対策したいので、打合せをWeb会議で』とお伝えしたところ、全てのサロン様が快く応じてくださいました!なので、業者の立場としては『訪問』を重視している人も多いと思いますので、不要なら本当に『このご時世だから、無理に来ないでいいですよ!』とハッキリ言ってくださいね!

実は私、ふとしたお客様の雑談の『コロナ運び屋になっちゃいますね笑』という言葉が非常に響いたんです!冗談でもあり本気でもあるなと。

おそらく私くらいの世代の営業マンって『現地に顔を出すが正義』って思っています。なので、来ないでと言われても『またまた~。オーナー優しいんだから!いやいや!私は、オーナーのためなら顔出しますよ!』なんて思っている人もいるかもしれません。(あくまで個人的な意見です。)でも、これは今は本当に『来なくてイイ!』事案です。そこまで熱心&鈍感な人はいないでしょうか?いや、ここまでコロナ騒動が大きくならなかったら、私も普通にそう思っていたかも?

とにかく、本当に不要ならハッキリと『来なくてイイ!』と、ご遠慮なく言ってくださいね!

⑦家・店舗で仕事。移動しない環境づくり

これは、別の記事“➩無料Webテレビ通話オススメ3選”でも書いています。

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外出自粛も増えてくる中でも、コミュニケーションって大事です!しかし、意外にテレビ通話をパソコンで使ったことない方が多いです。スマホでLINEでテレビ通話やったことはある人が多いと思いますが、パソコンだと画面も大きいし、お互いの画面も共有できたりするし、本当にリアルに会って話している感じになります。在宅での、仕事・遊び・コミュニケーション等、色々と活用できます。1人で悩んで暗くなるより、人と話すことで好転することも多いと思います。ぜひ3選お試しください。
参考になる記事を貼っておきます。
Facebookグループビデオチャット
LINEグループビデオ通話
Googleハングアウト
個人的に、パソコンで使う時には③Googleハングアウトはカンタンで使いやすかったです。最大10人でオンライン飲み会とかもできますよ~。

⑧キャッシュレス決済も対策の1つ

コロナウイルスは『紙で1日、金属・ガラス・プラスチックの上で最長9日』生き残るという説もあります。なので、自分の身もお客様身も守るためにも、非接触キャッシュレス決済が多い方が、感染リスクも減らせます。

キャッシュレス決済

海外では、紙幣を消毒して、新しく紙幣も発行したり、スーパー等でのコイン利用を極力減らすために、キャッシュレス端末を増やしたという例もあるそうですね。中国でも注目されているそうです。➩関連記事
しかし、今はキャッシュを手元に置いておくことも非常に重要!お客様が支払い方法を選ばれることが多いと思いますので、難しい部分もありますが、できるかぎり決済後の入金日が早い決済を推進するべきですね。(これは②のコロナ対策にも書いておきたいところですが、キャッシュを増やすという面とのバランスを考えると、なかなか判断が難しいところかもしれませんね。)

⑨確かな情報源をいくつか持っておくべき

現在、出張制限により社内ワークがほとんどの私ですが、社内一?の情報収集屋状態です。Google・Twitter・Facebook等、とにかく何らかの良い情報を見つけようと、検索しまくっています。そんな中で、4月3日にヘアライター佐藤友美さんとお話させていただく機会で、美容師さんが情報を得るための発信の場があるべき!というような業界談義がありました。そして、何と4日後には以下のサイトで連載スタートと、とんでもないスピードで動かれる“さとゆみさん”!さすがです!

➩美容師が知っておきたい最新コロナ情報

最新コロナ情報

これは、今後の更新も注目です!テレビ・スマホ・SNS・人の噂・口コミ等、様々な情報がありますが、今の自分に最優先で必要な情報をしっかり収集して、この危機を乗り越えるヒントにしてください。 

⑩集客サイト掲載費の見直しも必要では?

集客サイトについては、経費削減を考えるべきタイミングでしょう。(主にホトペの)契約更新が近いのであれば、当面は新規をどんどん獲得しよう!という状況にはならない可能性が高いです。ホトペでしたら、最初の契約当初には聞いたことが無い方もいるかもしれませんが、どの地域でも以下2つのプランがあるはずです。
*EPRPプラン:月額2万前後。
*BSRPプラン:月額0円!

詳しくは、営業担当者さんにご相談ください。
掲載プランを上記の2プランにダウンすると、皆様がホトペ内でこれまで書いてきたブログは表示されなくなります。そうなると、お客様はせっかくのサロンからの情報発信を見ることができなくなってしまいます。なので、過去のホトペブログを、これを機に自社コンテンツとして移行して、自社のWeb資産にしておくべき!詳しくは、こちらの記事➩『集客サイトのプランダウン前にやっておきたいこと』に詳しく書いています。ご興味ある方はご覧ください。(4/11更新)

⑪自身のプロフィールを見直し更新する。

先が見えない状況ではありますが「これがずっと続くわけではない!」と前向きに捉えて、日常が戻ってきた時の準備として『プロフィール見直し』はいかがでしょうか?美容師の皆様が、Web上で自己紹介をすることは、今や必須と言ってもよい状況です。でも、きっと一度作成したらなかなか更新しませんよね?なので、この機会に自己紹介づくりにもガッツリ取り組んでみて、今でもお客様に見てもらって『共感』を得られるようにして、将来の来店見込みにつなげましょう!(4/15更新)
詳しくは以下の記事でどうぞ。
『自己紹介、見直してみませんか?』

おまけ。個人的なアイデア

ここは本当に個人的に、好き勝手に思いついたことを書いておこうかと思います。実際に現場に行かなくても、美容業界だけではなく、少しでも経済活性化につながること。長くなりそうなので箇条書きにします。

*自宅スタイリング動画と店販セット売り
*練習の様子はすべて動画で売れるように
*外部講習も後で売れるように動画撮影
*数サロンで集まり動画チャンネルで稼ぐ
*店販は欲しい時に送ってPayPay
*営業マンは空き時間公開でWeb相談室
*Web飲み会で特産物お取り寄せ
*飲み屋のマスターがWeb飲み会開催
*夜の女性もWeb飲み会で有料で時間提供
*男性ホストも上記と同じ仕組みを実施

最後、お酒に関することばかりになっちゃいました。(酒好きなもので…宅飲みも増えますしね…)思いついたことが、何らかのカタチで実現したら面白いな~と思って、記憶と記録で残すために書いただけです。(オンラインキャバクラは既に実現していましたね。こういう業界の柔軟性は本当に見習いたいですね!)

最後が非常にまとまりが無いですが・・・

前向きに、ポジティブに、乗り切っていきたいですね!

田中優勝(たなかまさかつ)

以下、個人ブログよりリライトしています。

https://youshowtanaka.com/blog/2020/03/31/for-salon/

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