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男性に着て頂きたい!日本の夏のファッション

前回は「着物を着るということ:着付けの先生に学んだこと」で、着物について書いたので、引き続き着物について書いていきます。


夏至も過ぎ、夏本番な空気が漂っていますが、着るものの色も明るくカラフルになるので、街が華やいでいく雰囲気がとても好きです。

そして、日本の夏の衣類といえば浴衣ですよね。花火大会や盆踊りの季節になると、浴衣を来た女性を多く見かけるようになり、下駄に素足で歩幅狭く歩いている姿は、やっぱり綺麗だなって思います。
(今年はコロナ禍で、様々なイベントが中止になってしまい残念ですが)

そんな女性を見て、嬉しい気持ちになる男性は多いかと思いますが、私は声を大にして言いたい!男性の着物、浴衣もとっても素敵です。艶っぽさ、色っぽさ、男性らしさが強調されて、男っぷりが格段にあがります!そして着ていて楽チンだと思います。浴衣なんかは洋服よりも涼しいと思いますし。

男性が着物や浴衣を着た女性に対して思うそれと同じように、女性も思っていると思います。着物はハードルが高いかもしれないので、浴衣から着初めてはいかがでしょうか?そんなあなたに私のおすすめファッションは、浴衣にカンカン帽

カンカン帽
日本では明治の末から男性の間で流行りはじめ、大正に入ると洋装・和装問わずカンカン帽をかぶるスタイルが大流行し、昭和初期まで流行は続いた。叩くと「カンカン」と音がするほど固い帽子であることからカンカン帽という俗称が定着した。当時は「紳士たるもの外出時には帽子を着用するものだ」というのが常識であったため成人男性の帽子着用率は非常に高く、特にカンカン帽の人気は高かった。職場においても、夏場の正装として受け入れられていたようである。
ウィキペディアより)

戦前のカンカン帽

「紳士たるもの外出時には帽子を着用するものだ」というのが常識であったため成人男性の帽子着用率は非常に高く、特にカンカン帽の人気は高かった。職場においても、夏場の正装として受け入れられていたようである。

んー、いい時代!

浴衣だけだとちょっと恥ずかしいかもしれないから、カンカン帽をかぶってもらって、恥ずかしさ軽減と、和洋ミックスのかっこよさと、暑さ対策と紳士度アップも兼ねて一石四鳥。どうでしょうか。

着物を着るということ:着付けの先生に学んだこと」にも記したんですけれど、お着物は見る人を楽しませてくれるっていう役割もあるんですよ!どうかそんな粋な心意気を持った殿方が街に増えて、目を楽しませてくれるといいなぁ。

素敵な着物姿の殿方コレクションをどうぞ。

大正時代の殿方(カンカン帽がよくお似合い)

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浴衣+カンカン帽ではないけれど、素敵な着物姿

三船敏郎さま

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ノーベル賞授賞式の時の、紋つき袴姿の川端康成先生

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古典もいいけれど、現代のお着物も素敵です

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今日のメイン画像は、Traditional Kyoto websiteより

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