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人事担当必見!効果的な1on1面談とは

皆さん、こんにちは!
株式会社アット・アップのユウセイです。

本記事を選んで読んでいただき、ありがとうございます✨
普段は人材の能力開発や組織開発など
人事コンサルティングを行っている会社で代表取締役をやっております!
お客様や社員からは「ユウセイ社長」と呼ばれています!

このnoteでは”人事制度”をより良くしていく”をテーマに
皆様にとって有益な情報をお届けしてまいります。

気になる方は引き続き購読していただけると嬉しい限りです。



1.1on1面談とは

1on1面談とは、上司と部下が1対1で行う、定期的な面談のことです。

1on1面談の目的は、部下の成長を促すことです。

部下が能動的に動いてもらえる様に前向きな発言を引き出し、
部下の良いところは称賛・承認し、
悩んでいる事を共有し弱いところは理解させる事ができると、
良い時間となります。

では、なぜ部下の成長のために、
わざわざ1対1で話をする時間を作る必要があると思いますか?

目的は、”部下の成長”ではあるものの、
成長する為の手段は、勉強や、現場で実践等沢山ありますよね。

答えは簡単です。
上司と、部下の信頼関係を強化するためです。

会社目標やお互いの共通目標、個人目標を理解していれば、
達成に向けた知識の更新も、達成するための方法も考え続けることができます。
結果、お互いの目標が達成できると「信頼」「感謝」し合える関係になることができます。
それって、凄く素敵な取り組みだと思いませんか?

店舗ビジネスにおいて、繁盛店を目指すには、
信頼関係を強化して相互間の個人の強み、個を活かす体制が必要なのです。


信頼関係構築の2つのポイント

そんな部下の成長・信頼関係の強化を図ることのできる1on1面談ですが、
信頼関係を構築するためのポイントをお伝えします。

*-----

①雑談も大事!
まず、上司と部下で話すこと自体が
緊張やストレスという場合も考えられますよね。
なので、手法は一律ではありません。

その場合、1on1面談が「雑談」になっても問題はないと考えています。
ここでポイントなのが、雑談だけをして終わった‥‥
ということにならないように気をつけましょう。

相手への質問ばかりにならないように、
自分の身の回りで起きたことを自己開示して、
相手の緊張をほぐしてあげましょう。

*-----

②効果的なフィードバックを実施しよう!
1on1面談では部下の業務に関して、
上手くできたこと失敗したこと仕事上の悩みに関する情報を共有し、
上司が対話を通じて部下をサポートしてあげることが重要です。

ここでポイントなのが、
【上手くできたこと】からフィードバックしてあげる事です。
中には、失敗してしまったことだけを伝えてしまう方もいますが、
指摘があまりにも多いと、社員のモチベーションも下がってしまいます。
良い点 ⇒ 悪い点 この順番でフィードバックすることを意識しましょう。

まずは、「有意識」で行動を始めよう!と、
意識してもらいたい行動を心掛けさせるなど、
何か一つでも次回の1on1面談までに変化が訪れるようにしましょう。

また、毎月定期で行うことから、
取り組むべき「課題」が明確になり、サイクルが回るようになることで、
部下の成長が促され、社内全体のパフォーマンス向上にも繋がります。


2.@UP流!効果的な1on1面談運用

では、@UPでは実際にどのように1on1を運用しているか、
公開いたします。

流れとしては、以下のとおりです。

《計画・行動確認》
・週に1~2度、部署毎に進捗確認
《部下成長の為のフィードバック》
・月に1度、上司と部下の1on1面談

このように、進捗のすり合わせや計画・行動と 
フィードバックの時間は分けた方が良いです。

店舗ビジネスでいうと、
”朝礼”が計画・行動の確認に繋がるのではないでしょうか?

中には、朝礼を実施していない店舗もありますが、
朝礼は社員全員が顔を合わせるタイミングでもあるので、
この時間は必ず確保して、行動計画を確認することが大切です。

このように、定期的な計画・行動を確認することにより、
月に1度の1on1面談では、フィードバックに注力することができ、
より、部下の成長にも繋がります。


1on1面談の2つのポイント

①傾聴
最も重要なポイントとして挙げられるのは、
上司側が意見を先に言ってしまわないことです。

1on1面談の場では上司は「傾聴する姿勢」に徹し、
発言をむやみに否定せず、部下が自分の意見を話せる流れをつくることが大切です。
急に、上司と話す時間を作ったとしても、突然素直に話すことは心理的にも難しいです。

まずは素直に話せる、伝えられる関係性の構築から始めましょう。

理想としては、半分以上の時間を部下が話すことだといわれています。
そのためにも、話を途中で遮ってしまうことがないよう気をつけましょう。

*------

②目的を忘れない
1on1面談の目的は、「部下の成長」です。
決して、「管理のため」ではありません。

目標達成に向けた能力や、行動を引き出し成長させてあげましょう。

実は、部下の育成だけでなく上司自身の成長にも繋がります。
部下が振り返ると同時に上司自身も振り返りをしますよね。

「今日、何か他のやり方をとっていれば結果は変わっただろうか」と過去を確認する。
過去を超えるには、より良いやり方で改善につながる
「良い反省」の今日を変えていくサポートを行いましょう。

1on1面談を締めくくる前には、以下チェック項目を用意しましょう!
☑ 次回の1on1面談までの課題
☑ やるべきことについての行動確認

そうすることによって次月1on1面談の機会には、
より深い話ができるようになります。

部下が「話してよかった」と思えることが、まず第一のゴールになります。
「質」の高いコミュニケーションを実現していきましょう。


3.面談の時間が取れない…!

日々、仕事を一生懸命していると、面談の時間が取れない…!
なんてケースはあると思います。
関わりのあるお客様からもこのように声が上がることがあります。

・今月、1on1面談を行うことができませんでした。
 なので、遅れ分は来月2回行う計画です。
・今月はかなり繁忙期で…。
 店舗から2名不在(上司と部下)になると運営も回らないので
 来月行いたいです。

もちろん、何かしらの要因はあると思いますが、
ここでは、目的に立ち戻って考えることが大事です。

前述したとおり、1on1面談の目的は、部下の成長を促すことです。

個人の成長は、会社の成長にも繋がります。
つまり、面談での個人の成長がないと、会社の成長もありません。

人を成長させるには大変なエネルギーを使いますので、
評価者や管理者の「熱量」によって、与える影響も大きく変わります。

会社方針、店舗運営力目標の上司の考え、戦術方法等を
部下と共通理解(腹落ち)しながら取り組む事で、結果は近づいてきます。


アドバイス

定めた目標は必ず達成することはできない可能性はありますよね。
ですが、毎月、上司と部下が1on1面談を行うことは
「必ず(100%)」できます。

できない場合、、
①管理者や部下の体調不良
②日程計画や時間確保に 課題があると思われます。
 
上司(管理者)は①②を織り込み、
第3週位迄に時間を確保する工夫をすることで、必ず面談を実施できます。

例えば、
面談実施日程を、毎月第三水曜日の11:00~12:00は面談の時間に充てる、等
上司と部下で、認識をすり合わせて、
【時間の固定化】が大変おすすめです。


4.まとめ

以上、今回は@UPの1on1面談についてお伝えいたしました。

改めて、1on1面談は部下が成長するための時間です。
現在、面談の時間をうまく取ることが出来なかったり、
日々の業務に追われてしまっている‥‥
そのように感じたときは、是非参考にしていただけますと幸いです。



「人事で価値を上げる、人事の@UP」

会社名の由来
@=価値
UP=上げる


結果はいつも「人」から生まれる。
「人」の成長無くして組織の成長はありません。
@UPは企業理念である「現場力向上」の実現に向け、
「人」が望む未来を作り続けていきます。

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