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映画は答えを知っている

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友人の言葉や本からでは腹落ちしないけど、なぜか映画からなら学べることってありますよね。そんな映画(ときどき海外ドラマ)のエッセイをネタバレなしでお届けしていきますので、ぜひ映画を…
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#映画

『ちょっと思い出しただけ』過去の恋愛を否定せず、肯定しすぎることもないロマンス映…

思い出す。それは自分が確かに生きてきた証。何度思い出しても笑えること、泣けること、どうに…

地方出身の僕、上京したいともがく女子高生に共感 ー 映画『溶ける』

田舎の生活が嫌すぎて、このまま大人になっていいのか、ここじゃないどこに行きたいともがく女…

誰かの人生に巻き込まれる感覚 映画『オーファンズ・ブルース』

知らない人の人生に途中から絡んでしまった、巻き込まれてしまった、そんな体験ができる映画を…

15歳の女の子の思春期が終わる瞬間を見る映画『胸にTATTOOなんかいれて』

今回は思春期にまつわる短編映画の紹介です。恥ずかしながら、僕にもきっちり思春期はありまし…

42歳の僕は、いまも小学生の夏休みに憧れる――映画『子どものおもちゃ』

小学生に戻って夏休みをもう一度だけ満喫したい。42歳になってもセミが鳴くたびに願っています…

映画の胸糞展開から自分のなりたい姿を考えた

胸糞な展開の映画を見ました。大家に追い出された男女を善意で自宅に住まわせたところ、家事し…

病気になりたくてなる人はいない… 映画『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』

病気になりたくてなる人はいない。これは幼いころから母に聞かされてきた言葉です。僕自身が国指定の難病に罹り、状態は安定していながらも通院を続けている身であることもあって、母の言葉は本当に沁みます。 今回紹介する映画『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』は、アルコール依存症となった男の物語。彼もアルコール依存症になりたくてなったわけではありません。作中でも医師が語りますが、「この病気の怖いところは他の病気と違って同情を得にくいこと」なのです。 アルコール依存症と聞くと、 なるべ

ジャッキー・チェンと比べてごめんなさい『燃えよドラゴン』

僕にとって永遠のアクションスターと言えば「ジャッキー・チェン」です。小学生のころからテレ…

年に一度は強制的にでも見せてほしい『耳をすませば』

僕は中学生、高校生のころは何も考えずに生きていた「うつけ者」だったので、『耳をすませば』…

そりゃねぇべよ…と思ってしまった映画が『ラ・ラ・ランド』です

アカデミー賞にて史上最多14ノミネート(13部門)、6部門で受賞した『ラ・ラ・ランド』は素晴…

人生初の「お前が犯人か〜!」をくれた映画『ユージュアル・サスペクツ』

大げさな触れ込みの映画ってあるじゃないですか。全米No.1大ヒットを筆頭に、ラスト10分、あな…

本当の話だと思ってしまうほど手ざわりのあるSF映画『インセプション』

個人的な好みの話になりますが、僕はとにかく「手ざわり」のある作品が好きです。別の言葉で言…

オープニングで絶対に傑作だと確信した映画『ドラゴン・タトゥーの女』

出張で地方に行き、早めに仕事が終わったので映画でも見るかと、なにひとつ事前情報を仕入れず…

バック・トゥ・ザ・フューチャーを2作目から見てしまった僕

『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズって誰に聞いても大好きって言いますし、嫌いな人に会ったことないですよね。 そんな名作であり傑作シリーズを、事もあろうに僕は2作目(PART2)から見てしまいました。父がゴールデン洋画劇場(テレビ放送)を録画したものが最初になります。 正確に言えば、ゴールデン洋画劇場で放送されたのが1990年の4月7日ですから、僕が11歳と10ヶ月の小学6年生のときです。6年生ともなれば、それがシリーズの2作目であることに気がついてもおかしくないの