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年末の東京スカイツリー


 昨日(2023年12月29日)は、東京スカイツリーに行ってみました。しばらく来なかったので観光のつもりで…

 東京スカイツリーの最寄り駅は東京メトロと都営地下鉄、京成線の押上駅です。改札フロアが東京スカイツリー下層階のショッピングビル、ソラマチの地下3階に直結しています。ここにはもう「賀正」の凧が飾ってあって、正月の準備が進んでいました。エスカレーターを乗り継いで、1階まで上ります。

 ソラマチのさらに上の階で建物の中を通ってスカイツリーまで行くルートもあるのですが、天気がよければ1階でいったん外にでるのも良いと思います。

 外にエスカレーターがあって、この写真のようにスカイツリーを見ながら上ることができるのです。

 エスカレーターを乗り継ぎ4階へ行きます。

 東京スカイツリーの入り口は4階にあり、エスカレーターを上った先にありました。右側の青の入り口は当日券販売の列に続いています。私は左側の赤の入り口、オンラインで予約した人の入り口から入りました。予約時間になるとチケット発行機に案内されます。そこで発行したチケットのQRコードでゲートを通りますが、その直前に手荷物検査がありますので、カバンを開けて準備しておくといいかもしれません。

 4階からはエレベーターで地上350メートルの 天望デッキ へ直行します。4台のエレベーターがありそれぞれに四季の飾り付けがあります。この時は冬のエレベーターでした。

 白っぽく見えますが銀色の装飾で、「都鳥の空」を表現したということです。


天望デッキ(高さ350メートル)

 天望デッキは3階構造で、エレベーターはその3階部分に到着します。エレベーターホールは南側に面しています。錦糸町の駅周辺まで直線の道路が整然と並び、さらに先の東京湾には太陽の光が反射していました。

 向かって右方向(南西側)に進むと、人混みの間から富士山が見えました。かすんではいますが、形ははっきりとみえます。


 地上450メートルにある 天望回廊 には、このフロアで別のエレベーターに乗り換えます。すでに行列が長くなっていて、最後尾は上ってきたエレベーターのすぐ近くでした。この段階で全方向を見るのはあきらめて列に並びました。感覚的には10分くらい並んで待っていたような気がします。

 天望回廊へのエレベーターは扉から外が見えます。


天望回廊(高さ450メートル)

 天望回廊は2階構造になっていて、エレベーターは1階部分に到着します。降りたところから左方向へ上り坂になっています。少し上ったところからは、隅田川の駒形橋に続く浅草通りが見え、その延長線上に富士山がありました。

 さらに反時計周りに上った南西方向には東京タワーが小さく見えます。右横に見える東京タワーよりも高く見えるビルが、麻布台ヒルズの森JPタワーのようです。


 左方向へ目を移すと隅田川が蛇行している様子が見えました。手前少し右側には白い特徴的な屋根型の建物があります。現在は大規模改修工事で休館中の江戸東京博物館です。

 南東方向には川幅の広い荒川とその先の東京湾も見えます。

 反時計回りに進む坂の終点近くで、ほぼ真下をみると浅草駅から地上を走ってきた東武線が見えました。右方向に伸びる川は、ソラマチの建物と並行して流れている北十間川になります。


 坂は左側に回りこみ、そこからは時計周りの上り坂になります。そして、南西方向まで行くと、柱に展望台の最高到達点の案内がありました。東京スカイツリーの高さは634メートルで、この地点の床の高さが451.2メートルということです。スカイツリーではここを「ソラカラポイント」と呼んでいるようです。


 最高到達点を少しすぎたあたり(ですので少し低い位置)で、また富士山が見えました。富士山が見えると何度でもカメラを向けてしまいます。手前を流れているのが隅田川です。

 隅田川の少し上流には対岸のスポーツ公園との間をつないでいる X字型の 桜橋 があります。この時間は東京スカイツリーの影がそのあたりまで伸びていました。

 下りエレベーター乗り場が近くにありました。ここでも行列ができていましたが、2回待ちで乗ることができました。


天望デッキに戻ります


 天望デッキ3階構造の2階部分、高さ345メートルのフロアがエレベーターの出口になります。スカイツリーのショップがエレベーター出口の目の前でしたが、ここも行列でした。右方向に進み、階段を上って天望デッキの3階部分へ行きます。最初にエレベーターで地上から上ってきた時に到着した階です。さきほどは天望回廊エレベーターの行列にすぐ並んでしまいましたので、今度はゆっくりと周回してみます。


 年賀はがきになるようなデザインの撮影ポイントがありました。この方向だと後ろに富士山が写るはずです。面白い絵柄の年賀はがきになりそうです。


 その先には新年の飾り付けもありました。

 天望デッキの3階部分には、カフェがあります。

 その下、天望デッキ2階部分にはスカイレストラン634(ムサシ)もありました。


(次は高いところから下を見た写真です。気をつけて見てください)





 天望デッキ1階部分にもカフェがあり、さらに進んだ先に下りエレベーターがあります。そしてその手前には ガラス床 もあって撮影ポイントになっていました。この写真はスマホを真下に向けて撮ったもので、鉄骨の様子がよく見えます。

 このガラスの上に乗るのは一種の肝試しになるのですが、私の感想としては、二重ガラスのようになっていて、それが絵画のようにも見えるのでまだよいかと思いました。
 東京タワーにもメインデッキの床にガラス窓があります。ガラスが一枚しかないように見え、その外側を鉄の棒で囲ってあるだけで身震いした記憶があります。人や車が動いている様子もよく見えるので、余計に怖く感じたのだと思います。東京スカイツリーのこのガラス床では、この時は人や自動車が動いている様子は見えなかったと思います。
 ちなみに、東京タワーのメインデッキは150メートルの高さに対して、東京スカイツリーのこの場所は340メートルと2倍以上の高さになっています。


 帰りのエレベーターは装飾が四季のうちの夏で「隅田川の空」をイメージしていました。

 隅田川の花火が江戸切子細工で施されているようでした。


 最後に、建物を出てからスカイツリーを見上げてみました。


(2023年12月30日。昨日12月29日に行ってみました)

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