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もう一度 六本木ヒルズのインスタレーションとスーパーマリオブラザーズ

 六本木ヒルズのひろばに新しく設置されたインスタレーション「100色の記憶」をもう一度見てきました(前回の様子は4月27日に更新しました)。巨大なクモ「ママン」の隣に設置されたアート作品です。

 フランス生まれの建築家でアーティスト、デザイナーのエマニュエル・ムホー(Emmanuelle Moureaux)さんの作品です。今回は、アクリル板の枚数を数えてみました。51枚ありました。アクリル板の両面を使うとだいたい100になります。でも1枚多い。
 

 説明に「一番手前の暦は 2023 年現在の新たな記憶を『白』で表現し…」とあるので、先頭の1枚を除いた 2003 年から 2022 年までを 100 色で表現したと想像できます。
 この時、偶然に関係者らしき人たちがメンテナンスに来ていましたので、アクリル板両面で色が違うかを尋ねたところ、そうだ と答えてくれました。私の疑問が一つ解消しました。

 横から撮ってみると、映画「マトリクス」の文字が流れてくるような感じになります。



ところで、この日は…

 六本木ヒルズの TOHOシネマズ に「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」を観にきたのです。

 会場は2階の スクリーン9でした。エスカレーターで上るとマリオカートの模型が飾ってあり、その先の通路はカートのコースのように虹のような色取りがされていました。いつもはクリーム色の床です。壁側はハテナブロックの模様も…。

 スクリーン9はこの時期、マリオ専用のようです。専用シアターは全国5か所で、東京ではここ六本木だけということ。入り口にはマリオとルイージの着ぐるみの2人が他のお客さんの写真撮影に応じていました。中に入るとシートに専用のカバーがかけられ、入った時から雰囲気が盛り上がります。


映画が終わってから思い立って六本木ヒルズの反対側に行ってみました。

 先日、冒頭のインスタレーション「100色の記憶」を見た時に、やはり数字をアート作品にしている宮島達男さんを思い出しました。その宮島さんの六本木ヒルズにある作品《カウンター・ヴォイド》が現在、どうなっているか確認したかったのです。場所はテレビ朝日の壁側で、道路の向かい側に蔦屋書店があるところです。
 うっすらと、発光ダイオードのデジタルカウンターを大きくしたような模様があります。この時は、数字の表示はありませんでした。六本木ヒルズの公式ウェブサイトには、パブリックアート&デザインのリストに含まれていましたので、夜になるとスイッチが入るのかもしれません。




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