施設管理のDXを進め、業界の新しい未来を創るパイオニアになる【働く仲間ボイス Vol.16】
今回のインタビューでは、法人営業部の部長として法人事業の戦略立案から実行を担う池畑さんにお話しをお伺いしました。法人事業の魅力や、取り組んでいる社会課題についてお伺いいました。
世の中を変える事業を当事者として作っていきたい
ーー池畑さんのこれまでのご経歴を教えてください。
私は大学を卒業後、新卒でメガバンクに就職をしました。
私の祖父が経営者で、経営者がいかに大変で孤独な仕事であるか、一方でいかにやりがいのある仕事かということを幼心に感じていたため、経営者・起業家を支援したいと思ったことが私のキャリアの軸になっています。
その中でも、祖父から事業作りは資金繰りが重要だと聞き、企業の生き死にを左右する仕事である銀行を選びました。
銀行業務を経験した後、融資だけではない、より幅広いサポートが出来る人になりたいと思い、公認会計士の資格を取得し、監査法人に転職。会計監査の他、企業再生/事業再生業務、M&A実行時の財務デュー・デリジェンス/企業価値算定などを行っていました。
その後、自分の強みである会計・財務中心のコンサルティング業務を行う中で、より実行にも踏みこむ形で経営者・起業家支援をしたいと思い、実行に強みを持つ経営コンサルティングファームに転職しました。
そこでは、上場企業の事業再生からその後のバリューアップまで一気通貫で行うプロジェクトを多く経験しました。
様々なプロジェクトを実行し貴重な経験をしたと感じる一方で、どんなに大きなプロジェクトを成し遂げて会社の業績が回復しても、熱狂の渦に当事者として関わることができず、はがゆい思いを感じていました。
当事者としてもっと手触り感のある仕事がしたいと思い、事業会社への転職か起業を考え始めました。
ーーユアマイスターに入社された決め手はなんですか?
「法人事業立ち上げ」というワクワクするオファーをいただいたことが一番の理由です。
起業について投資家と話をしている時に、面白そうな会社があると複数社ご紹介いただきました。他の会社は、今までの経歴に沿ってCFO等の財務・会計人材としてのオファーが多かったのですが、ユアマイスターは、経歴だけにとらわれずに私の事業への思いや経験を聞いた上で、事業立ち上げを任せてくれました。
そして、最後の決め手は、社長の星野と会話をする中で、既存事業にとらわれず、世の中を変える事業を作りたいという野心を感じたことです。
伴走したいと思う経営者に出会えたことは、本当に幸せだと思っています。
パイオニアとして業界を変革していく‐データの蓄積と案件管理プロダクト
ーー現在の法人事業で行っていることを教えてください。
ユアマイスターでは、ハウスクリーニングやメンテナンス、修理などの職人さんとモノを大切にしたいユーザーさんとをつなぐサービスECプラットフォーム「ユアマイスター」を運営しています。
法人事業ではこのプラットフォーム事業をベースに、新規事業として施設や設備を保有する法人企業に対して清掃や施設メンテナンスサービスを展開しています。
施設メンテナンス業界は、4兆円の市場規模があるものの、オールドエコノミーで昔ながらの商習慣で成り立っているため、非効率な部分が多く存在し、生産性をあげることが難しい状況です。
さらに、人手不足の波もこの業界に押し寄せており、テクノロジーを活用した生産性の向上が急務です。
ーー課題解消に向けてどのようなことに取り組んでいますか。
特に注力して取り組んでいることは、施設を所有している法人企業の施設管理のDX化です。
施設管理のDX推進のためには、清掃やメンテナンス施工業者のスキルデータを蓄積し、最適な案件組成を行うことが必要だと考えています。
具体的に蓄積しているデータは、施工可能カテゴリ・エリア・人材獲得能力などのスキルと対応案件の実績です。
蓄積したデータをもとに案件を分配することにより、施工依頼主から見ると価格と品質の最適化が図られ、施工業者から見るとスキルに応じた最適な案件が分配されます。さらに、スキルの高い施工業者はスキルに見合った価格で案件を受けることができます。
また、データの蓄積に加え、ユアマイスターのプラットフォーム上にご出店いただいている施工業者を束ねて施工を実施しすることでコストを最適化するために、案件管理を見える化するプロダクトを作り始めています。
プロダクトを用いて案件を適切に管理し、蓄積データを基に、施工組成まで我々で請け負う。効率的かつ一気通貫で行う事により、我々の強みも一層出すことが出来ます。
案件管理の効率化や案件の難易度に応じてどの人材を配置していくか、などの工夫もできるので、人材不足解消にもにつながります。
ーー面白いですね。池畑さんはこの事業のどのようなところに魅力を感じていますか?
前例のない業界の課題に対して、ユアマイスターがIT企業として価値を提供することで、私たちがパイオニアとなって業界を良くできる可能性があることです。
また、施設管理は日本の治安にも関わってくる重要なインフラであり、特に地方などは、このままだと人手不足のために施設を維持できなくなる未来があります。
日本や子供たちの未来のために、基礎を作っていく価値のある仕事だと思っています。
ひとりひとりの強みを融合させるチームづくり
ーー課題を解決するパイオニアとして、法人営業部をどのようなチームにしていきたいと考えていますか?
1人1人の強みが融合するチームにしたいと思っています。ただ個々人に役割を当てはめるのではなく、前に向かって攻めていくことが得意な人、それをサポートすることが得意な人などの適正をみて役割をお願いしています。
例えば、今チームにいる法人営業マネージャーは、お客さんに伴走し、前例にとらわれずにどんな案件でも深く掘り下げていくことができる強みを持っています。
その様な人には自分の強みを存分に生かし、先頭を自由に走り切ってもらっています。
一方で、走り切ってもらうにはしっかりとした守備や支えも必要。そのために、法的な知識や調整能力のある営業事務がしっかりとサポートしていく、そんな融合していくチームを作っていきたいです。
ーー 今の法人営業部ではどのような力のある方が必要ですか?
自分の強みを生かし、今までの型にとらわれずにお客様への価値提供に貢献したい方を求めています。
なぜなら、法人営業部では新規事業開発の立ち位置も担っているので、売る商品や売る相手を制限せず、幅広い業界のクライアントに提供できる価値を考えているからです。
例えば、今新たに省人型多店舗ビジネス展開企業の新規事業に伴走しており、店舗運営から出店加速の支援まで携わるサービスを0から構築しています。
自分がパイオニアとして、業界課題の解決に向けて全力で貢献したい方、ユアマイスターはそんな方が活躍する環境であり、私もそのような人を応援していきたいと思っています。
profileーー
池畑 龍哉
慶應義塾大学を卒業後、公認会計士として主にデロイトトーマツグループや株式会社経営共創基盤で戦略・会計周りのコンサルティング業務等を経験した後、2021年9月に入社。法人営業事業をユアマイスターの新たな中核事業とすべく、法人営業部にて事業戦略の企画立案・実行を担う。仕事に熱中し前例にとらわれずに挑戦していく姿から、ついたあだ名は「クレイジー公認会計士」。
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