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自己評価が低いあなたへ:思い込みを捨てて本来の力を発揮しよう

たまに、自分自身への自己評価がとても低い人に出会うことがあります。
自分の会社のメンバー、経営支援先のクライアント、時には私のコーチングのクライアントだったりします。(たまにではないか・・・笑)

ケースによっては、自分のことを本当に『無能』だと認識している方もいて、本当に驚かされることがあります。

そのような方と実際に仕事をしてみると、
論理的な思考も◎、期限通りにやる◎、誠実な人柄◎といった具合で、全く問題ありません。
だから、「なぜ、あなたはそのような自己評価をするのか?」と聴いてみたくなるときがあります。

あまり多くはありませんが、
私が直接そのような相談を受けるケースでは、
「〇〇さん、何を言っているのですか?私には全く理解できないよーーー!!」と、
相手に気づきを与えるために、笑顔を交えつつも多少強めの語気で伝えることもあります。

いろいろなパターンがありますが、そのようなケースに共通しているのは、
自分を悪い方向で思い込んでしまっていることが多い点です。

物事が上手くいっていない、例えばビジネスの領域でいうと、
・メンバーの〇〇さんと関係が修繕できない
・新しいチームの方針が作れない
・上司やお客様から厳しい言葉を受けた
ような状況に直面すると、
”自分は頭が悪い”・”リーダーとして全く相応しくない”と自己評価を下げ、最悪の場合、自分自身を無能と認識してしまうことがあります。

特に、転職をしたり、新しくリーダー職に就くような方は、仕事の役割が大きく変わります。期待されるパフォーマンスが出せず、各所からのフィードバックや陰の評価などでマインドが崩され、自己評価を大きく下げてしまうのです。
自己評価が下がることでさらにパフォーマンスが下がり、悪循環に陥るケースもあります。

でも、それは
あなたの勝手な思い込みや誤った拡大解釈に起因しているのです!!
あなたの思考や心の持ち方の習慣を変えることで、避けることができるのです!!



思い返してみると、過去の私も同様でした。
30歳を過ぎてのコンサルタントへの転職、40歳を過ぎてからのスタートアップ経営へのチャレンジでは、上司や外部ステークホルダー(株主)から定期的厳しい言葉を受け、メンタルを崩しました。
さすがに「無能」とまでは感じませんでしたが(笑)、自分の経営リーダーとしての能力に対して過度にネガティブな評価をしてしまい、自信を失いました。

今になって思い返してみると、与えられていたタスクが時間的にもリソース的にもかなり難易度が高く、難しいものだったと思います。

だからといって、できないことが当たり前だと言っているわけではありません。できるようになるための努力や対策は必要です。それがなければ、物事は好転しません。
しかしながら、自分に対して「自分はダメだ」という評価を下している状況では、適切な対策もできず、対策をしても想定の効果が享受できないのです。これは避けたいですよね!

誰にどのような指摘を受けようと、
目の前の事象に対して上手くできないないことへの反省はしつつも、
過度に自分を蔑んだり、直接関係のない領域にまで低い評価をしないように心がけてみませんか!!

日常のトレーニングで、
物事の見方を変えることでマインドを強化することは可能です。
特に、リーダーになりたての方や重責を担っている方は、質・量の両面でこれまでに経験したことのない状況に直面して、メンタルを崩してしまうケースが散見されます。

繰り返しますが、
あなたは無能ではありません。目の前の事象に対してしっかりとした対策を講じれば、物事は好転するはずです。外部からの圧力で自分自身に対して勝手な思い込みや限られた見方をして苦しむことはやめましょう

新しいチャレンジには失敗はつきものです!
前向きに生きましょう! Be positive!!

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