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大学生の気になる1ヶ月の収入とその内訳とは!?

こんにちは!リチカでインターンとして働いている山本です。
今回はさとちゃんに代わりまして私がお送りいたします!
ところで皆さんは大学生ってどんな生活を送っていると思いますか?
「時間はあるけど、お金はない」なんてよく言われてますよね。
私は現在大学4年生なのですが、確かにその通りだと思います。。。笑
ただ他の大学生がどんな生活をしているのか、実はほとんど知らないんですよね。
それもそのはず、大学生といっても色々な方がいるので、全員が私のような生活を送っているわけではないはずです。
そこで本記事では、大学生の気になる収入とその内訳を調査し、まとめてみました!

アンケート

調査のために私の友人やリチカのインターン生の方に協力していただき、全国津々浦々35名の大学生の方にアンケートに回答していただきました!私が現在大学4年生ということもあり、3、4年生がほとんどのアンケート結果になっております!

気になる大学生の収入は以下の通りになりました。

皆さんはこの結果を見てどう思いましたか?
私は率直に「16万円以上稼いでいる人が10%近くもいるの!?」と驚きました笑
そこに関しての深堀りは後ほどしていきますね。

まずは半数以上が占めている「6〜12万円」の方についてそれぞれ見ていきます。
収入が「6〜12万円」の方の収入源について以下のような結果になりました。

「6〜8万円」「8〜10万円」「10〜12万円」どの層においても、基本的に皆さんアルバイトが主な収入源のようです。
協力していただいた方に3、4年生が多いということもあり、インターンをされている方もかなりの数いますね。
収入源において「6〜8万円」「8〜10万円」「10〜12万円」に差はありませんでしたが、居住状況や収入の使い道、満足度はどうでしょうか。
もう少し具体的に見ていきましょう。
最初は居住状況についてです。

「6〜8万円」の方は実家暮らしや一人暮らしなど様々な居住状況の方がいますね。
ただそこから「8〜10万円」「10〜12万円」と収入が上がるにつれ、居住状況も変化していくようです。
「8〜10万円」を見てみると、75%の方が実家暮らしなのに対し、「10〜12万円」で実家暮らしの方は20%しかいません。
一方、「8〜10万円」では25%だった一人暮らしの割合も、「10〜12万円」になると一気に80%まで上昇します。
やはり一人暮らしの方が固定費や食費などそういったところでの出費がかさむ分、収入が多くなる傾向にあるようです。
35人というサンプル数で、ここまで顕著に結果が分かると正直思っていなかったので、面白いなあ、とエクセルのフィルターをかけたときに思わず呟いてしまいました。。。笑

次にそれぞれの収入の使い道についてみていきます。

「6〜8万円」の方の収入の使い道1位で圧倒的に多いのが食費でした。
「8〜10万円」「10万円〜12万円」の方の収入の使い道1位で食費を選択している方は1人しかいなかったため、かなり印象的な結果です。
おそらく食費は大学生であれば、どの収入の方でも値段が大幅に変わることはないため、収入に対しての割合が大きくなる「6〜8万円」の方の選択割合が多くなったのでしょうか。
(たしかこういう指標のことをエンゲル係数というんですよね。まさか大学の授業で習ったことがここまで実感をもって出てくることになるとは。。。笑)

そして「8〜10万円」になってくると交際費や趣味の占める割合が高くなっています。
「趣味にお金を使いたいからもっと稼ごう!」と趣味がモチベーションになって、収入が上がっているのかもしれません。
さきほど1位が圧倒的に多かった食費は2位となっています。

「10〜12万円」になってくると学費や固定費など、支出が大きい使い道が圧倒的に増えてきます。
月に「10〜12万円」稼ぐとなると、普通のアルバイトであれば大体90〜100時間程は働かないといけません。
学費や固定費などを自分で支払っており、それ以外に使えるお金を増やすために収入が増える傾向にあるようです。

使い道のまとめ
「6〜8万円」の方は食費
「8〜10万円」の方は趣味や交際費
「10〜12万円」の方は学費や固定費、
が多くなる傾向にあることが分かりました!

同じ大学生であっても、収入が異なればそれだけ支出に占める割合も異なってくるのですね!

使い道をみたところで最後に「現状の収入に対する満足度」についてみていきたいと思います。

どの収入帯の方も「普通」か「まあまあ満足している」という選択肢が多いです。
特徴的なのは「6〜8万円」だと「普通」が多いのに対し、「8〜10万円」だと「まあまあ満足している」が多くなっている、ということです。
ある程度収入が上がると、それに比例し満足度も上がるようですが、基本的に「6〜12万円」ほどの収入であるボリュームゾーンの大学生は、現状の収入にそこまで不満を抱いていないようですね。

これまで「6〜12万円」の方について深くみていきましたが、さらに価格帯が上がった「16万円〜」の方たちについても、深掘りしていきましょう。大学生で16万円以上の方たちの結果がどのようになっているのか楽しみです笑

今回調査した中では4名の方が16万円以上と回答していました。
その方たちの収入源について、「6〜12万円」では見られなかった選択肢が多く見られることがかなり特徴的です。
「6〜12万円」のほとんどの方がアルバイトかインターンのみだったのに対し、「16万円〜」になると、アルバイトやインターンという選択肢はあるものの、業務委託や起業、といった選択肢も見られます。
16万円以上稼ぐとなると、普通のアルバイトだと月に150〜160時間以上働かないといけない計算です。
1週間に40時間程度ということは、7日毎日働いても1日5時間以上は働かないといけないことになります。
勉強やサークルなどで時間のとれない大学生にそれはかなり難しいですよね。。。
学生の間に起業や業務委託でここまで収入を得ることは、やはりそれ相応の努力が必要なことが分かります。

また現状の収入の満足度に関して、「6~12万円」を選択した人の多くが「普通」か「まあまあ満足している」を選択しているのに対し、「16万円~」になるとほとんどの方が、現状の収入に対して満足していない結果となりました。
起業や業務委託となると、社会人と一緒に働く機会も増えるため、そのように収入に対しての視点も自然と上がるのかもしれません。

まとめ

以上が大学生の収入とその内訳の実態となります!
まとめると、
・「6万円~8万円」「8万円~10万円」が多く、その次に「10~12万円」が多い
・「6万円~8万円」の出費1位は食費
・「8万円~10万円」の出費1位は交際費、趣味費
・「10万円~12万円」の出費1位は固定費、学費
・「6万円~12万円」のほとんどの人は、アルバイトかインターンで収入を得ている
・一部ではあるが「16万円~」の人もおり、その多くは業務委託や起業などで収入を得ている
ということが分かりました。
「6万円〜12万円」の中で、2万円上がっていくとその分使い道も変わっていきますが、収入を得る手段としてはほとんど変わらない印象でした。
ただ12万円以上となってくると、普通のアルバイトやインターンだけでは難しく、業務委託や起業という選択肢が増えてくるようです。

どれだけ仲の良い友達でも、お金のことになると少し話しづらかったので、アンケートを集計してみて、「同じ大学生でもここまで収入や使い道に差があるのか」と衝撃を受けました。
「大学生」と一括りにされることが多いですが、しっかり見ていくと、収入やお金の使い道など人によって様々です。
「大学生ってこんなにも色々な人がいるんだ」と改めて考えていただけるようなきっかけになれば幸いです!

また10〜20代の最近の若者たちだからこその視点・リチカの持つクリエイティブの知見も混じえた、ここでしか手に入らない情報が知りたい方はぜひわかけんのTikTokアカウントをしてお待ちください!
それでは次回もお楽しみに!


ライター:山本将伍


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