【郷愁】♬黒木真由美「銀のめがね」。♬銀縁のめ〜がね〜 あなた 似合わない〜♬

小学校から中学校へあがるとき、今は亡き父が、わたしに「銀縁のめがね」を
買ってくれた。

それまでは、黒のセル眼鏡だったので野暮ったく、いかにも「ガリ勉くん」というイメージだったので、すこしおしゃれな感じがした。

しかし、そのめがねをしていったら、クラスのいじめっ子が私を冷やかしまくった。

「なんや、そのめがね!イキんなや!」
「おまえ、イキりか!死ねや!」
「イキリ、ぽ〜りぽ〜り!」

そして最後には、この黒木真由美の「銀のめがね」を合唱して私のことを追い詰めるのである。

わたしは死さえ考えた。

大人になり、商店街の有線放送で、黒木真由美のこの歌が流れてくると、なんともいえない気持ちになり涙が出てくる。

なつかしい一曲、大切な一曲だ。

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