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1960~1990年代の「サブカルチャー」について。

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1960~1980年代の「サブカルチャー」についてご紹介いたします。音楽なら、テクノポップから筒美京平、大滝詠一など。シティポップからGS、アイドル歌謡曲まで。アート、文学。ゲー…
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2024年6月の記事一覧

「でくの十蔵感想+自己紹介的な」

「夢です! 夢を見たのです。  おふじは、男に頼らねば生きられぬ女なのです。  それがしでなくても、よかったのでございましょうが。    ただ、それがしは、初めて夫婦(めおと)の  情という物を、知ったような気がしたのです。  助次郎の屍を埋めたそれがしにとっては、  もう、その夢の中でしか生きられないのです。」 ご挨拶と自己紹介的な いきなり何事かと、驚かせてしまってすみません。 冒頭の言葉は、 先日、時代劇専門チャンネルで放送された 鬼平犯科帳 「でくの十蔵」で

【連続小説】『2025クライシスの向こう側』4話

連続小説 on note 『2025クライシスの向こう側』 第1部 愛尊と楓麗亜の七日間 第4話 最後の晩餐と夢のつづきさよならリチャード リチャードは何も食べないし飲まない。 だから最後の晩餐とはいうものの普段の自炊と変わらない。 近所のスーパーで魚を買った。 赤ワイン2本と第3のビールを買った。 そしてパン。それから野菜。 一応ダヴィンチの 『最後の晩餐』によせたメニューにしてみる。 魚は鱈にしたので、洋風の煮込みを作った。 トマトと玉ねぎと鱈の切り身を煮込んでいく。

近藤房之助と坪倉唯子/無茶苦茶カッコいいおふたり。

1990年代、アニメ『ちびまる子ちゃん』のエンディングテーマ『おどるポンポコリン』を大ヒットさせたB.B クイーンズのツインボーカルのおふたり。 怪しげな姿で当初はキワモノ扱いでしたが、実はおふたりともとんでもない実力派シンガー。 近藤房之助さん 坪倉唯子さん そんなおふたかたの無茶苦茶カッコイイアルバム(私的にお気に入り)がこの2枚。 『HEART OF STONE/近藤房之助』 ローリングストーンズ、ビートルズ、プロコルハルム、BBキング などなどのカバーをブルージ

【連続小説】『2025クライシスの向こう側』6話

連続小説 on note 『2025クライシスの向こう側』 第1部 愛尊と楓麗亜の七日間 第6話 覚醒する少女『Ironic』と『太陽がしずむ街』 ワタシの世界を広げたふたつのもの。 ひとつは音楽。 ある夜、怖い夢を見て目を覚ましたワタシが リビングに行くと、パパがCDを聴いていた。 アラニス・モリセットの 『Jagged Little Pill』というアルバム。 すぐに、「あ、声が好き」そう思った。 もの心つくとママから英語を教わっていたので、 歌詞の意味は分かった。

束の間のつぶやき 連載中

何週間か前から本当になんの脈略もなく、 小説を連載してみようと思い立ち このところ日常の隙間をこの連載に 捧げております。 1部完結まで全10話〜11話になる予定です。 その後少し時間をおいて、2部を連載して 全編を完結していこうと思っております。 昨日は、というか一昨日晩から ほぼ今朝方までどっぷりと4話〜6話までの 構成をしつつ、4話を書いてました。 普段仕事だと、 プロデューサーからの意見やらを 反映して直したり、その意見から インスパイアされて思いついた 展開に

『あなたの恋人、強奪します。』#9:「優しい恋人、強奪します。ターゲットは相棒」ネタバレ感想

 『あなたの恋人、強奪します。』第9話が関西で6/9(日)に放送されました。関東では6/8(土)に放送されました。  TVerで第1~3話が無料視聴でき、そして第9話は6月17日(月)0:25まで無料視聴できますので未見の方は是非ご覧ください。  以降最後までネタバレありますので未視聴の方はご注意を! あらすじ#9感想#9相棒を強奪!  陽介の彼女、楓からの依頼で、なんと陽介を強奪することに。  優しい陽介が自分を見放さないのを苦にして強奪を依頼。  すごい自己肯

ディスコmusic編 【アラベスクとメタルテープの思い出】 Buggy Boy/アラベスク

アラベスク70年代後半〜80年代中頃にかけて 第二次ディスコブームの勢いに乗り 特に日本で爆発的に人気となった 西ドイツの 女性3人ボーカルトリオです デビュー1977年 メタルテープ 初回発売年度は 1979年 70年代の後半頃の話です 今【アラベスク】の曲がとてもイイよ! という情報を友達から聞いたのは 高校生頃のこと 私は相変わらずいつもの如く 曲集めの為にあれやこれやと 情報収集に力を注いでいました 幸いにも 友達の彼氏が 『アラベスク・ファースト』 1978年リ

0 はじめての note! Goeの自己紹介!!

🍓🌸🌼🍊🍎🥝🍋🍒🌿🚲👪 *初めまして【Goe】と申します。 note を知って(2024/6/12まで知らなかったΣ('◉⌓◉’)ノ"オイ)気がつけば投稿する方向に進んでました。 (実は、スマホでゲームしてて、[副業でナンタラ]というウザい広告にムカついて、ポチッと押したら、いつのまにやらnoteにいたって訳ww (その間の記憶が断片的にしかない‥、殆どない‥、思い出せない‥、病気の症状の1つなのだろう‥) キッカケはスマホのゲーム。ロイヤルマッチをすべきだった

スティーブ・ハケット〜虹色のギターレジェンド

筆者がプログレッシブ・ロックの大手のなかでほとんど聴いてこなかったのがジェネシスである。 初期のジェネシスを聴かずに、耳にしたのは大ヒットアルバムインジブル・タッチだった。 だけどプログレとはなんだか違うなと思ったところ、中古レコード屋でたまたま手にしたのが、スティーブ・ハケットのスペクトラル・モーニングスだった。 ‥凄いギターを弾くギタリストじゃないか。‥ そこからハケットが在籍したジェネシス時代へとたどり着くことになる。 ○エブリデイ アルバム、「スペクトラル・モーニ

【食傷気味】おじさん三人衆、お腹いっぱい(テレビの話)

昭和生まれの私はいまだにテレビっ子で、お家にいる時は電気の代わりの如くテレビをつけている。 見たり見なかったり、音もミュートにしたり。 ついていることの安心感。 最近、若手の芸人さんとか番宣の俳優さんとかそんな方たちを差し置いて本当によくバラエティ番組にキャスティングされているのがヒロミ(さん)、長嶋一茂(さん)、石原良純(さん)のおじさん三人衆。 このお三方、トリオで出てることもあればそれぞれが同じ時間帯に違う局で出てたりする。 ねぇごめん、キャスティングしてるのだ

帰ってきたウルトラマンより前にあった、サクセス物語とは?

第二期ウルトラシリーズの『帰ってきたウルトラマン』の主人公・郷秀樹はウルトラシリーズでは初めての成長する主人公として設定されました。 郷秀樹は『ウルトラマン』のハヤタや『ウルトラセブン』のモロボシダンと違い、元は純粋な民間人です。 MATの新人隊員として入隊し、色々な苦難を経験しながら成長していき、番組後半からは立派なMAT隊員として、ハヤタやダンにも引けを取らない主人公として大成しました。 以後のウルトラシリーズでは未熟な主人公が成長を重ねていくサクセスストーリーを交え

【息抜き記】『百年の孤独』と諸々

本日は息抜き、デザインは横に置き、完全に文化系の雑記です。 中身は本とラジオ・動画と音楽です。 〇『百年の孤独』 ということで、2024年6月26日、とうとうガブリエル・ガルシア=マルケス (著)『百年の孤独』の文庫本が発売されましたね! あの憧れのハードカバーの表紙をあらゆる雑誌で眺めながらも「ちょっと贅沢すぎるよなぁ」と手を出すのをやめていた、正に憧れの本です。 新しく発売されて、ケチを付けるのもなんですが、やはりハードカバーの表紙の絵は最高ですよね。今回の文庫の

勝手に10選〜タイトルに数字が入るイカした曲〜(邦楽編 後編)

(前記) 張り切って後編に移る。 ・1000のバイオリン 1993年にザ・ブルーハーツのシングルとして発表された曲だ。 作詞作曲は真島昌利さんによる。 実に清々しい疾走感に溢れるロックンロールである。 タイトな演奏と、実に美しいメロディライン、素敵な歌詞がストレートに心に刺さる素晴らしいロックンロールだ。 1000のバイオリン、ヒマラヤほどの消しゴム1つ、ミサイルほどのペン、なんと壮大な気持ちの良いメタファーだろうか。 生きて行く上で、どうにも避ける事の出来ない、

スピリチュアルって本当はもっと身近に普通にあるもんなのよ~

こんにちは 文章の書き方をどっかに置いてきたユハコです。 スピリチュアルってなんか怪しいとか オカルト的な感じで言われることが 多く感じますが、みなさまはどうでしょう? 目に見えない物=非科学的なものに対して 人は警戒心を抱きがち。 自分が知らないものに対しては 怖いから近寄らないし否定しがち。 なのに、 目に見えない風や温度は感じたりするし 年末年始には神社にいってお願いしたりするし お墓がある人は手を合わせたりするし 毎日の星占いを何となく見たり 聞いたりしちゃう。